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監視資本主義から需要主導のパトロンモデルへ

こんにちは、アメリカで統計を勉強しており、パッションエコノミーファンのけんたです。

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今回はパトロンベースのクリエイターの'新たな'収益モデルとパッションエコノミーのリソースが詰まったPassion Economy Stackを紹介します。

The Creator Economy

今までのクリエイターのための広告ベースの収益モデルからパトロネージ(パトロン)のモデルへの再シフトと、その新たなビジネスモデルについて(The Pencircle Blogより)

- 収益やエンゲージメントのために、クリックベイトや議論を呼ぶコンテンツ、フェイクニュースがプラットフォーム上で問題視されるようになり、サーベイランス・キャピタリズム(監視資本主義)などとも言われるようになってきました。

- それに対抗するモデルとして、最近注目されているパトロンというモデルは実はとても古いコンセプトです。ダ・ヴィンチやモーツァルト、シェイクスピアなどもパトロンの支援によって彼らの作品を作り上げました。

- 今では、インターネットの台頭で世界中の人に発信することや送金なども簡単になりました。

- サブスクモデルなどがパトロンのモデルとして注目されていますが、パトロンに元々付随したコンセプトは「排他性」。全員がクリエイターに一番近いパトロンになれるわけではなく、クリエイターが人気であればあるほど、その内輪に入ることは難しい、というコンセプト。クリエイターが成功すると、内輪にいるパトロンほど「助けた人」としての評判がつきます。

- 現在の階層型サブスクモデルよりもさらに柔軟なモデル、すなわち、その排他性のために大きなサポートをしたいという、ごくわずかなパトロンがサブスクの額に縛られずにサポートできる需要主導のモデルがあると、クリエイターにっとって収益化はより簡単になり、そのサポートのおかげで最終的にファン全員が何らかの利益を得ることができます。

このようなシステムはうまくやらないと一部のファンが極端に差別化され、独占感が強くでてしまいそうです。

しかし、クリエイターの収益を最大化し、クリエイターの成長→ファンコミュニティーの成長という流ればできれば、それぞれのファンが自分の立ち位置のあるエコーシステムとしてのパトロンのモデルができる気がします。

パッションエコノミーのリソースが詰まったサイト - Passion Economy Stack

  Product Huntでも2位となっている、パッションエコノミーに関するリソースが集められたサイトです。

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パッションエコノミーに関わる記事やトピックなどがわかりやすく掲載されています。

有名な、「The Passion Economy and Future of Work」や、本noteでも紹介した「1000 True Fans」など、どれも一読の価値があるものばかりになっています。

⭐️マークのついているアイテムは始めに読むといいものとなっており、そのアイテムだけ目を通しておくのもいいかもしれません。

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