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2021年秋 神奈川リーグ総括


こんにちわ。Yです(@kngw_baseball)です

ドラフト会議も終わり、もう10月も終わりに近づいてきましたね。ドラフト会議では神奈川リーグから2名の選手が指名されました。神奈川大学の梶原 昂希外野手(大分雄城台)は自分が応援している横浜DeNAベイスターズに6位で、桐蔭横浜大学の菊地 大稀投手(佐渡)巨人から育成ドラフトで6位指名をされました。まずは2選手ともおめでとうございます!2球団とも首都圏のチームで同じセリーグ、イースタンという事で対戦する機会があると思います。タイミングを見計らっていきたいと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、今回は2021年秋のリーグ戦総括をしていきたいと思います。本来でしたら1週目と2週目の横浜スタジアム開催分で全チームを1試合づつ観戦できる予定でしたが、諸事情により関東学院大学と神奈川工科大学の2チームを観ることが出来ませんでした。関東学院大学に関しては春に観戦出来ているので春の写真を使いながら書いて行きたいと思います。神奈川工科大学だけは2021年に1試合も現地観戦できていないので、写真掲載なしとなりますがご了承ください。

※ここから先は全て敬称略になります


神奈川大学

秋には安定感のある戦いで毎年のように上位進出している印象のある神奈川大学。この秋は例年とは違い、優勝決定戦までもつれた中で最後は桐蔭を振り切ってこの秋を制した。

投手陣では神野 竜速(3年/西武台千葉)が1戦目を、川合 勇気(3年/掛川西)が2戦目を任されるなど下級生の頃からリリーフなどで登板経験のある投手たちが軸として投げて最後は前田 秀紀(4年/聖光学院)が締める戦い方でリーグ戦を戦っていた。神野はこの秋は春までと比べるとイニング数も防御率も落としてしまった(春43回で防御率0.84→秋29回で防御率2.17)ものの、開幕戦の雨の中の登板だったりと難しいコンディションでの登板もあり、リーグ戦中盤では連敗を喫するなど少し状態が良くない時期もありましたが、リーグ戦終盤の対神奈川工科大学戦では5回6奪三振と状態は上向きになってきたのではないでしょうか。むしろこの秋は2戦目を任された川合の方が状態がよく最速148キロの真っ直ぐとフォークの精度が良く、三振を奪えるようになっており安定感が増したように思います。横浜市長杯進出を既に決めている(10/22時点)ので、この2人がどれだけ粘って前田に繋げられるのかがポイントになるのではないでしょうか。

画像2                   神野竜速

画像2                 川合勇気

画像3                      前田秀紀

野手では庄子 雄大(1年/横浜)三浦 大(2年/秋田商業)の2名が打線を牽引。庄子はこの秋から1番打者に定着すると積極的なバッティングと俊足を生かして春.256→秋.356と打率も大幅に向上。足があるだけに相手バッテリーも出塁させないように気を使わなければならない状態に。三浦は打順が固定されなかったもののどの打順でもお構いなしの状態で打ち、打率3割を超えるなどこちらも春の打率(.207)から大幅に向上。2選手とも打席数を大幅に落としているわけではないのでこの夏で力を蓄えたといえるでしょう。また、渡邊 温人(1年/大分商業)は右打者ながらも俊足が武器の選手でリーグ戦中盤から2番に入ると庄子、渡邊が上手く機能していたのも大きいのではないでしょうか。好調な選手がいる一方で梶原 昂希(4年/大分雄城大)土井 克哉(3年/唐津商業)の2人は物足りない結果に。特に梶原に関しては開幕戦こそ4安打と好調なスタートを切ったのにも関わらず、その後は三振の山を築いてしまい、100安打に到達せずに終えてしまう結果に。彼のポテンシャルはNPB選手の中でもトップクラスの身体能力を持っているだけに、NPBでの活躍に期待したい。土井も春よりかは確実性は増えたものの4番としての長打力は守備面を考えるともっともっと出来る選手だと感じる。その中でも最後の優勝決定戦でホームランを放った打球は土井のポテンシャルの片鱗を見せてくれたような、そんな打球だったように感じました。同学年で同じく4番、キャッチャーとして出ている吉田 賢吾(桐蔭横浜大学)にポテンシャルでは劣っている訳ではないだけに、横浜市長杯やその後に控えている明治神宮大会できっかけを掴み、ひと冬超え来年の春に今よりも数段スケールの上がった姿に期待したい。

画像4                     梶原昂希

画像5                土井克也

画像6                庄子雄大



桐蔭横浜大学

昨年秋、今年春と連覇をしている桐蔭横浜大学。この秋も優勝候補筆頭との呼び声があったが8月に部内クラスターが発生。リーグ戦開幕前に1試合しかOP戦が組めなかったり、春の主力野手が欠場したりと前途多難な始まりでした。開幕週を含めて秋のリーグ戦では1番打者を務めた金井 涼汰(3年/樹徳)が全試合欠場。サードのレギュラーだった吉田 晃誠(3年/前橋商業)も開幕週はベンチ入りをしないスタートとなりました。この逆境の中でもリーグ戦経験の浅い選手たちや4年生の意地を観ることが出来ました。

投手では春に大車輪の活躍をした古謝 樹(2年/湘南学院)は2試合のみの登板に終わったものの、巨人から育成ドラフト6位指名を受けた菊地 大稀(4年/佐渡)が全10試合のうち8試合に登板しそのうち6試合が先発登板するなどのタフネスぶりを発揮。リーグ最多の54回1/3を投げて自責点がわずか7と安定感を見せた。春に右足首の怪我を負ってしまうものの、夏に投げ込みを実施し開幕戦では148キロを記録するなど万全な状態に。木田 将太朗(4年/埼玉平成)も14回2/3を投げて自責点がわずか1と安定感を見せた。下級生では左腕の伊禮 海斗(2年/桐蔭学園)は10回を投げて無失点と力を発揮。リリーフでの登板のみだったがロングリリーフも出来ることを見せており、来年以降の先発としての期待がかかる。

画像7                木田将太朗

画像8                伊禮海斗

画像9                菊地大稀

野手では1番として打線を牽引した青木 優吾(1年/中央学院)の存在は非常に大きく、全10試合全てで「1番・センター」でスタメン出場を果たすと、開幕戦となった対横浜商科大学戦ではエース・飯田から3安打の固め打ちでスタートを切ると、その後も安打を積み重ねていき最終的にはリーグ2位タイとなる16安打を記録するなどスタメンを経験して飛躍した選手の1人になったのではないでしょうか。守備でも安定感が非常に高く来年以降の中心選手の1人になると思います。またこの2シーズンで扇の要と4番という2つを自らのものとした吉田賢吾(3年/横浜商科大学)が春までとはまた違った数字を叩き出した。春のリーグ戦までは公式戦0本塁打だった男が、全日本で公式戦初本塁打を放つと秋はなんと5本ものアーチを描くなど長打力を遺憾無く発揮した。5本塁打21打点の数字は昨年のドラフト1位で指名された先輩・渡部 健人の8本塁打23打点に引けを取らない数字に。三振も非常に少なく秋はわずか1つのみ。それで打率が4割近い数字(.390)というのをみると、コンタクト能力に長けていることがわかる。他にも選手権で2盗塁を決めていた岸本 大希(2年/長崎商業)はリーグトップの7盗塁を記録したり山田 翔斗(4年/東海大相模)山根 一輝(4年/岡山理科大付属)は打率3割を超えるアベレージを残すなど、この秋も「強い桐蔭」を存分に出していたのではないでしょうか。

画像12                 青木優吾

画像11                 吉田賢吾

画像13                 山根一輝



横浜商科大学

惜しくも3位で秋のリーグ戦を終えた横浜商科大。あと一歩の所で横浜市長杯進出を逃したものの、復調した選手や来年に繋がる選手が出てきたのは好材料なのではないでしょうか。

投手では飯田 琉斗(4年/向上)が昨年の秋を乗り越えて「エース」という内容を見せてくれたのはチームの3位躍進に繋がったと思います。今までの飯田であれば調子の良い時は真っ直ぐでガンガン押していくスタイルで相手打者をねじ伏せるような投球を見せる一方で、四死球絡みで一気に崩れてしまう脆さがあった。しかしこの秋に関しては四死球の数こそ変わらないものの、ランナーを出しても粘りが出て凌ぐ場面を数多く観ることが出来た。惜しくもNPB入りとはならず、本人も悔しさはあると思うが、投手は社会人を経験していても指名される選手は多いだけに是非とも上のステージで続けて欲しい選手。下級生では遠藤 和樹(2年/霧が丘)がリーグ戦初登板を経験。この夏のOP戦を映像で観る機会があったがその時から力のあるストレートを投げており、近いうちにリーグ戦登板があるかな?と思っていたらすぐにデビューを飾る形に。まだまだ荒削り感のある投手ですが、投手育成に定評のある横浜商科大学でどこまで伸びるかに期待したいと思います。他にも中島 航(3年/平塚学園)は指にかかったボールに勢いがあり、先発でどこまで投げられるのか観てみたい。

画像13                 飯田琉斗

画像14                 遠藤和樹

画像15                 中島航


野手では鷲田 亮太(3年/八王子実践)須田 敬人(3年/藤嶺藤沢)の両選手が目立つ形に。鷲田に関しては何度か名前を挙げている選手だが、相変わらずといって良いほどの安定感を出してくれ12安打、6盗塁はチーム最多の数字を記録するなど1番打者としての仕事を十分に果たしたのではないでしょうか。須田はこの秋主に4番を任される場面が多かった印象がある。打席数こそ春から半分くらいに減ったものの1割台(.195)だった打率が4割近く(.393)まで上昇するなど打撃面に関しては何かを掴んだのではないでしょうか。サードのポジションでは1学年下に野道 大誠(2年/敦賀気比)大田 駿佑(2年/富山第一)などライバルが多いだけに、もう少し長打を増やせればライバルに差をつけられるのではないでしょうか。この秋、リーグ戦デビューした竹島 楓斗(1年/八幡商業)はリーグ戦こそ結果がついてこなかったが、非常に良いスピードを持っており、三塁打の到達タイムが11.84を記録するなど俊足の部類に入ってくるのではないでしょうか。この冬で打撃に力強さをつけて貰えれば来春化ける可能性を秘めていると思います。

画像16                 鷲田亮太

画像17                 竹島楓斗

画像18                 須田敬人



関東学院大学

春は桐蔭横浜大と優勝決定戦までもつれ、あと一歩の所で優勝を逃した関東学院大。春の戦い方をみると十分に優勝を狙えるチームであり、かなり注目していたチームだった。しかし、2週目(関東学院大の開幕週)の前に新型コロナウイルスの影響で2週目の出場を辞退するなど波乱の幕開けになった。

その中でも投手陣ではエースの長島 光希(4年/健大高崎)が調整の難しい中、奮闘を見せた。数字としては春の成績よりも落ちてしまった部分はあったものの、140キロ中盤のストレートと緩急のあるチェンジアップは今季も健在。元々持っている球種がこの2つしかないがそれでも打ち取れる事ができる投球術は大学生離れしているように感じた。社会人野球でも継続して欲しい選手の1人。今回の関東学院大の投手陣の中で、1番の衝撃を受けたのが岡野 竜也(4年/名古屋経済大学高蔵)だ。高校時代から145キロ右腕として注目されており、1年生の春からリーグ戦デビューを果たしていたが、4年生になり150キロ近いボール(一説では151キロを計測?)を投げる投手に成長。リーグ戦最終戦では早いイニングからリリーフで登板すると力のあるストレートと切れ味のあるスライダーでロングリリーフをするなど、実力の片鱗を見せた。プロ志望届を出してはいたものの指名がなかったがこの投手が大学で辞めるのは勿体ない、そう思わせる投球を最後に見せてくれた。下級生では上ノ山 倫太朗(3年/啓新)佐取 達也(3年/作新学院)などのリーグ戦経験のある左腕が戻ってきたのも大きい。特に上ノ山は140キロ中盤の真っ直ぐを投げる事ができるだけに来年は先発を任されるような投手になれると思う。

画像20                 長島光希

画像19                 岡野竜也

画像21               上ノ山倫太朗

野手では春の主力メンバーが間に合わなかったりと苦しいスタートになったのは間違いない。その中でも一筋の光をみせたのが濱田 蓮(1年/立花学園)だ。この秋がリーグ戦デビューとなった濱田は打率4割超え(.414)を記録。打点数は5ながらも先制の場面で打ったりと良い場面で打っている印象が残っています。守備も失策は4つ記録していますが、難しい打球に追いついて送球が乱れてしまうというシーンがあったりと数字と比べるとそこまで悪いと言う感じはしなかったです。この冬で送球の正確性が出てくると一皮むけてくるのではないでしょうか。4年生では仁藤 圭悟(4年/島田商業)中野 雅人(4年/龍谷大平安)が良かったのではないでしょうか。仁藤は主に2番で出場する事が多かったが、打率3割を超えており、得点に大きく貢献したのではないでしょうか。中野は破れてしまったものの、桐蔭横浜大学との2戦目で9回2アウトからホームランを放つなど、ここぞという所で一振りで決められる勝負強さは流石といった所でしょう。来春以降は今秋、状態の上がらなかった大河内 陸斗(2年/作新学院)や安定感のある守備を誇る谷 直哉(3年/花巻東)、春から不動の4番を任されている黒田 直人(2年/冨島)など実力のある選手が多く残るだけに、この冬次第でどこまで化けるかに注目したい。

画像22                 仁藤圭悟

画像23                 中野雅人

画像24                 松井惇





神奈川工科大学

開幕週が不戦勝という形で2勝した状態でスタートするなど、優勝を狙う中ではアドバンテージを得る形でスタートも、元々の予定から1週空いたことにより調整が難しくなってしまったのではないでしょうか。

元々下級生が多くベンチ入りをしているチームの神奈川工科大学。その中でも古堀 廉大(3年/多良木)工藤 佑太(3年/鶴岡東)の両右腕が今秋も軸となっていた。しかし、この2人の負担がかなり大きく、主に1戦目が工藤で2戦目が古堀が登板するというほぼ2人で回しているような形に。特に工藤に関しては先発し次の日にリリーフをするなどかなり負担がかかったように見えてしまった。右サイドの変則フォームで相手打者から曲がりの大きいスライダーを投げられるだけに、スピードがつけばかなり面白くなるのではないでしょうか。この2投手以外で面白いなと思わせるボールを投げていたのが東田 翔(②日大三島)笹木 柊之介(①瀬谷)の両右腕。東田も笹木も結果こそなかなかついてこなかったという側面はあるものの、2投手ともにストレートに勢いがあり、笹木は身長が181cmあり角度をつけることもできるのではないでしょうか。まだまだこれからの投手なだけにどれだけ伸びていくのかに注目したい。

画像25                 古堀廉大

画像26                 工藤佑太

野手では今春の首位打者でもある一藤木 啓太(3年/東海大菅生)を中心に熱田 光俊(4年/帝京第三)草薙 海杜(3年/東海大甲府)など高打率を誇っている選手が多く残っており、どれだけ点を取れるかが鍵だった。しかしフタを開けてみると熱田こそ3割近い打率(.296)を記録した一方で一藤木や草薙がかなり苦しんだ印象が残った。草薙は2塁へのスローイングが1.9を切る強肩を持っているだけに、打撃を向上していければもっと良くなると思う。ただ、悪いことばかりではなくこの秋は主力が苦しんだ一方で光も見えた部分がある、特に印象に強く残ったのは1年春からベンチ入りをしている長嶋 峻佑(2年/関東第一)だ。長嶋はリーグ戦終盤にスタメンを任されるようになると、固め打ちを見せるなど最終的に打率を高い数字(.353)でリーグ戦を終えることに。神奈川工科大学OBでもありリーグ戦通算100安打を達成させた兄・亮磨(現七十七銀行)に劣ることのないバットコントロールで来春以降は1番定着を狙いたい所。4年生が多くベンチ入りしていたチームだったのでこの冬を経て、一新されるチームがどうなるのかに注目したい。

画像27                 熱田光俊




松蔭大学

春は7校中6位で終了し、入れ替え戦に回った松蔭大学。入れ替え戦も決して簡単に勝てたわけではないものの粘りを見せて残留を決めた。多くの選手が1部の舞台を経験し、真価が問われる秋のリーグ戦だったが、コロナの影響でメンバーを大きく変更せざる得ない状況になるなど、苦しい戦いを強いられる場面もあった。

春に神奈川大学戦で完封勝利を挙げた小林 駿介(3年/白山)と変則フォームからキレのあるボールを投げる安部 翔(3年/アレセイア湘南)の2人が中心となる投手陣。開幕戦で小林は神奈川大学相手に先発をし、敗れてしまったものの粘りの投球で終盤まで僅差の試合展開に持ち込むなど、春で見せたポテンシャルを十分に見せてくれた。2戦目には岡村 悠生(2年/瀬谷西)が起用されるなど、春とは違った戦い方で1部への定着と来年以降の戦い方をしているように感じた。しかし、2週目をコロナの影響で辞退すると大きく歯車が狂ってくる。上記で挙げた小林を含めて3週目の試合では投手陣が総入れ替えになる事態に。この時に登録されたメンバーで1部の経験があったのはわずか4投手のみで残りはリーグ戦経験のない1年生投手がほとんどという状況で戦うことに。結果としてはこの先の試合で打ち込まれる試合が多く出てしまったものの、1、2年生の多くがリーグ戦のベンチ入りを経験したのは今後に生きてくるのではないでしょうか。

画像28                 小林駿介

画像29                 安部翔

野手では木村 栄介(3年/横浜隼人)が秋から主将を任されるように。打率こそ高くはないものの、チャンスで結果を出している印象がある選手。木村が主に3番を任されているだけに、1番に入る大坪 利明(3年/川崎北)がどれだけ出塁しかき回す事が出来るのかが鍵だった。また春にリーグ戦デビューをしてこの秋の開幕戦にスタメン出場していた三園 寛人(1年/白山)は168cmと小柄ながらも、フルスイングからアーチストのような高弾道の打球を放ち横浜スタジアムではもう少しでホームランというような打球を放つなど、ポテンシャルは十分に感じられる選手もいた。しかし、投手陣同様にコロナの影響で3週目のメンバーをほぼ全員入れ替えをするなど、難しい戦いになったことは間違いない。特に野手に関しては投手登録の小豆畑 優也(3年/川崎北)を野手起用するなど、選手起用面では監督もかなり頭を悩ませたのではないでしょうか。そんな中でも内山 拓夢(2年/中越)が横浜スタジアムでの神奈川大学との試合で、相手投手の前田から逆方向へホームランを放つなど意外性を見せてくれた。下級生が多いチームなので経験値を積んでいければかなり飛躍するのではないでしょうか。

画像30                 木村栄介

画像31                 大坪利明

画像32                 三園寛人


以上が2021年秋のリーグ戦総評になります。

神奈川大学と桐蔭横浜大学は11月1日〜横浜スタジアムで開催される第17回関東地区大学野球選手権大会に出場する事が決まっており、上位2校に入ると明治神宮野球大会への出場が決まる重要な大会となっています。桐蔭横浜大学は初日の第1試合で関甲新学生野球連盟の白鴎大学と、神奈川大学は2日目の第1試合で東京新大学野球連盟の創価大学とそれぞれ対戦することに。昨年の横浜市長杯では桐蔭横浜大学が優勝しており、桐蔭横浜大学の4年生はいい印象があるのではないでしょうか。神奈川大学野球連盟としては2013年に桐蔭横浜大学が出て以来、秋の神宮に出れていないだけに、是非とも寒さと戦わなければならないあの神宮で観れるのを楽しみにしています。また残念ながら最下位に沈んでしまった松蔭大学は10月30日〜2部1位の横浜国立大学と入れ替え戦を戦う事になっています。こちらの入れ替え戦は残念ながら観戦することは出来ないものの、Youtubeで配信があるのではないかと思うので、こちらの試合にも是非注目していただきたいと思います。このように、リーグ戦自体は終了しましたが神奈川大学野球連盟としてはまだまだ2021年は続きます。既に試合を終えた4年生は本当にお疲れ様でした。まだ試合が残っている選手は最後の最後まで応援していきたいと思いますので、悔いのないように頑張ってください。




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