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2023年度ホテル暮らし総括

2022年度から単身赴任によるホテル暮らしを始めた。
2023年度で2年目となるため,この1年のホテル暮らしを総括する。
昨年度の記事はこちら

数字で見るホテル暮らし

宿泊日数

宿泊日数は185日となった。
昨年度が205日だったので20日ほど少なくなった。
土曜日に勤務でも帰宅して,月曜日や火曜日に出勤することが多かったためかと思われる。

宿泊ホテル数

宿泊したホテルののべ数は76実数は40となった。
日数が減ったため宿泊ホテルのべ数は当然減ったが(昨年度85),以外にユニークな宿泊ホテル数はそこまで変わらなかった(昨年度45)。
今年度も,特に後半,泊まったことがないホテルに積極的に泊まろうとしたためかと思う。

支払額

支払額の総計は約850,000円
宿泊日数が増えたのに,支払い総額も増えた(前年度約800,000円)のは,明らかに宿泊単価が上がったからである。
1泊に換算すると約4,600円となる。
明らかに予算オーバーである。

県民割・全国旅行支援等の割引額

昨年度は県民割や全国旅行支援での割引が中心であったが,今年度はいわゆるホテル予約サイトのポイントでの割引が多くなった。
ただし,昨年度は約300,000円ほど割引を得られたが,今年度は約160,000円と半減した。
これがなかったら支払い総額は1,000,000円を超えていたと考えると,ありがたい。予約サイトは複数を適宜使っていたため,1つに固定するなどすれば,もっと効率的に運用できていたかもしれない。

クーポン

県民割や全国旅行支援についてくるクーポンも6月でほぼ終了したため,昨年度は約250,000円分も得られていたクーポンは,約50,000円分と激減した。

実質宿泊コスト

支払金額から獲得したクーポンの金額を引くと約800,000円となる。
昨年度が約550,000円だったのを考えると,月20,000円ほど増えてしまったことがわかる。
1泊に換算すると約4,300円であり,がんばって抑えたとは思う。
とにかく,宿泊単価が右肩上がりに上がっていった2023年度であったと思う。
日にちを選べばまだ安い日はあったが,全体として高くなり続け,今ではコロナ禍前の水準より少し上がったくらいのところで落ち着いた印象である(私の生活するところは地方なので都市部はもっと上がっているそうだが)。

今年のホテル暮らし

ホテル暮らしも2年目になるため,昨年とは違うことも考えたりしたため,ここに書いておこう。

ゲストハウス

ゲストハウスとトライパック45

先にも書いたように,宿泊単価が上がったため,今年は結構ゲストハウスにも宿泊した。
その結果感じたことは,私は「根無し草」ではあるが,どこにでも生えられる植物ではない,ということである。
長く滞在すると,かなりストレスを感じてしまい,若干仕事にも影響した。
そのため,後半はあまり泊まらなくなり,宿泊代も嵩んでしまった。

スーツケース

昨年度までは,モンベルのトライパック45が活躍してくれたが,もう少し機能的にできないかと考え,奮発してRimowaのスーツケースを購入した。
Essential Check-in Mというやつで,2週間分の衣服が入りつつ,2泊程度の家族旅行でも使えるというサイズ感である。
これまで持っていたスーツケースは,しばらく使わない時期が続いたためか,タイヤが加水分解してしまい,全て廃棄したタイミングでもあった。
ファスナー式のスーツケースは毛嫌いしていたところがあったが,使ってみるとすこぶる便利だった。ぎゅうぎゅうに詰めてもあまり苦労せずに閉めることができる。
今年買って良かったものの上位に入る買い物だったと自負している。

高級ホテル

これまで書いてきた通り,安宿を渡り歩いてきたが,昨年度末と今年度の秋ごろに家族旅行でそれなりに高級なホテルに宿泊する機会を得た。
私としては普段の安宿暮らしの中で高級ホテルに泊まることで,体験的な比較ができると考え,旅行とは別に楽しみにしていた。

その結果,当然,部屋の広さや調度品,食事の質などは明らかな違いであるが,心理的な違いとしてあるのは「プライベート感」であるように思う。
安宿はどうしても「間借り感」が強い。ゲストハウスはその最たるものであるが,古めのビジネスホテルについても,壁の薄さや廊下との間にドア一枚しかない感じが,一時的にお邪魔している体験をもたらす。

一方,高級ホテルでは,部屋の広さのおかげで,室内で過ごす場所と「外」が物理的・心理的に離れている感じがするためか「私の空間」を得られるように感じた。
ホテルの外に出かけて,ホテルの部屋に戻ってきた時に「帰ってきた」と感じるのは,圧倒的に高級ホテルの方であった。

これらは私のパーソナルスペースが相対的に広いことや注意集中の問題があることが多少影響しているかもしれない。

まとめ

来年度から職場が変わり,単身赴任は継続するが,賃貸物件を借りないといけなくなったため,2年間のホテル暮らしはここで終了となる。
自分の性向とホテル暮らしの相性は思いのほか良かった。ホテル暮らしが終わることはかなり残念なことではあるが,BlueSkyにこれまで泊まったホテルの部屋番号サインを淡々とアップしたりしながら,新しい生活に切り替えていこうと思う。


ホテル暮らし最後の部屋番号サイン

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