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すべては文章からはじまる


文章にするのが苦手だ。発信するのはもっと苦手。
だからNサロンに入ったし、WORDS文章教室に一番期待を抱いていた。

わたしの知ってた「文章」と「発信」は一体どこへ行くのか。
こんなに大事だって学校で習った記憶がない。
文が読めて、そこそこ理解ができて、なんとなく文になっていればいいのだと思っていた。
習った記憶がないと教育のせいにはしてみたものの
「将来キミたちは『文章力、発信力』が重要になるのできちんと学んでおくように」
とか言われててもきっときちんと学んでなかっただろうけど。

Nサロンのゼミの一つ「WORDS文章教室」に行ってきました。
「うっすらわかってはいたけど、できていなかったこと」がここぞとばかりにきちんと文章にまとめられていた。

竹村さんのお話はこうだ 
人は文章にすることで、


①考えが整理できる=悩みがなくなる
文章にしてみる、まず書き出してみる
文章にできるだけで、自分の考えが整理できる。


確かに発信する、しない、にかかわらず考えの整理ができる。
その効用、効能が「悩みがなくなる」ってすばらしいな。
まだわたし疑心暗鬼。

②自分を知ってもらえる=人生の可能性が広がる
ノウハウとか、自分がどういう人なのかを公開することで
周知され、人生の可能性が広がる。書くことで自分のテリトリーから半歩出ることができて、知らない人からコメント来たり、教室になったり仕事になったりする。



知ってもらうには「発信」するしかない。発信するために文章にするしかない。両方とも苦手。あ、苦手だからブラッシュアップしに来たんだった。

広げたい人ばかりじゃないというものもOKという空間を作ってくれているものの、わたしまだ苦手意識。

③広く伝えられる=世界を1ミリでも良く
文章にしてみると自分の居場所がわかる。「反響ないのがわかるっていうのがいい」
反響がない、「いいね」がひとつもつかないっていうのがいい。文章を書いて発信することで自分の座標軸がわかる、決まる。

自分の立ち位置がわかる。

「反響ないのがわかる、ってことがいい。」そうか、これまで人の高評価ばかり期待していた。
これの一つ前で「自分を知ってもらえる=自分の人生が変わる」と聞いてもちょっと苦手意識があったのは、自分を知ってもらえた後のことを想像してしまうからだ。知ってもらったはいいけれど、そこで好かれるとは限らない。その後の反応が怖い。だからわたしは「文章」にして「発信」をしたくなかったと思い至った。

でも、それでいいんだ。反響がない、興味を持ってもらえない、バズらないのだということを客観的に捕らえることができればそれがひとまず通過点だ。

あらかじめ与えられたお題で提出した参加者の課題に添削がされていて、みんなでシェアしていく。どんどん人の課題が流れていく。やっぱり人の書く文章はいいな。着眼点がいいな。わたしそんな発想できなかったな。
うらやましさにおぼれそうになってきたところでワークに入る。

①自分メモを作り、たくさん自分についてのキーワードを書き出す。
②ペアになり雑談の中から、読んでみたいと思うキーワード(切り口)を聞き出す。
③ペアを変えて②をもう一度繰り返す。


人によって書き出すキーワードの量もずいぶん違う。
書き出して可視化することで効率よく他人と自分の強みや考えを共有してもらえる。
書き出したキーワードについて話していくと
自分の「書きたい」と相手の「読みたい」が違っているのに気がつく流れが面白い。さらに「書いたらいいかも」、というヒントが得られる。このワークで自分が「書きたい」と思っている自分自身のキーワードと、他人が「知りたい」と思うキーワードがずいぶん違うことがわかる。

さらに、書くことを探すときに「ネット環境を遮断して、考えたことをメモなり手帳なりに書き出す」という秘技を得て、ついさっきまでおぼれそうだったわたしは、水を得た魚にはなれないが、浮き輪を得た人間くらいになる。

大事なことが多すぎた。一人一人の文章にフィードバックがあったり、自分の中でひらめきがあったり、WORDS文章教室はてんこ盛りでここまで文章にするのにとても時間がかかった。「文章にする意味」や「文章能力」がそれぞれ違う参加者、すべての提出課題を添削し、それを全体の中で各ニーズに応える役目はとても大変だと思う。わたしは受講から時間がかかったけど、文章にしたぞ、これも思考の整理。まずは「文章にする」ことから。一歩前進。

先日お会いした女性が「性格は後天的なもので、周りの環境に応じて決まる」と言っていた。どこかの大学の研究論文の内容らしい。

わたしは決してバズるとか、読了してもらうことを目指した言葉遣いができるほどの文章能力はないし、発信した後びびりあがる性格だ。
周りみんなが「文章を書く」「発信する」ことにチャレンジしているNサロンに身を置くことで環境が変わるなら少し性格も変えられるかも知れない。


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