はじめまして

8月29日、心のモヤモヤと共に登録したこのnoteは私を変えるきっかけになってくれると信じて、つらつらと字を書いていこうと思います。

私は春子と申します。
ハンドメイド歴はちょうど10年。
ブラック企業に勤めていた私が、「このままだと人間腐るぞ!?」と危機感を抱いて名古屋駅の東急ハンズにショッピングに行って、ふと目に入ったモデナに興味を持ったのです。が、何も知らない私は家に帰ってからエゴサをしまくって次の週に再度訪れて粘土とアクリルガッシュを買って思うがままにキノコを作ったのが、忘れもしない、人権を得た瞬間でした。

紆余曲折はいずれ暇なときに書こうと思うのですが、実は私のホームページにブログはありまして、月一とかで投稿をしています。
ではなんでわざわざnoteへ?
それは今回参加したイベントにあります。

私はセンスはないけれど、什器とかディスプレイを考えるのが好きです。
これはもしかしたら、元家具職人の父の遺伝があるのかもしれないし関係ないかもしれんのですけれども。
この10年、試行錯誤して沢山作ってごみにしてきました。沢山ごみにしながらも、時間も労力も考えてディスプレイを組んできたのです。
ここ1年ぐらいは板をあれこれして壁にしていたのですが、なにせ重くて。
板専用リュックまで作って運んでいたんですけど、もっと軽量化、見やすくできないかと考え、エゴサし、ネサフもショッピングも行って下調べしていっぱい考えて、試し買いして組んでみて調整いれて…
多大な時間と労力を費やし、今日、新しい什器になりました。
軽くて、見栄えもよくて、調整もききやすくて、かなり満足度の高い仕上がりになりました。
それで出展すれば、お客様からも作家様からもお褒めの言葉を頂くことが多く、頑張った甲斐があった、と嬉しく思ったの同時に、
「これどこで買ってるんですか?」「これ何を使ってるんですか?」と聞いてくる方が数人見えました。そう、数人。
出展者なら、ディスプレイを考える大変さはわかると思います。私も分かるし、別に隠している訳でも無いのでお答えしたんですけれど、ふと思いました。
私の労力もろもろの頑張りとか、これでパクられるのかぁ、って。
別にその場で作品を買ってくださったわけでもなく、それがなんだかしんどく感じてしまい、どっと疲れてしまったのです。
そこで、「労力分をお金も貰おう」という魂胆でのnoteを開設した次第であります。その代わり、ちゃんと解説とか商品紹介とかもしっかりさせていただきます。

今年に入って、友人だと思っていた人に作り方を丸々ぱくられて縁切りをしています。ぱくられた事がショック、というより、私の努力をやすやすと踏みにじって自分の努力にしているのが許せないのかもしれないです。
その話も近々吐き出そうと思います。

ということで、気弱だった作家がたくましく成長していく様を見守っていただけますと幸いです。


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