【イベント】「好き」から「出来る」人になる

『レジェンド・オブ・ミュージカル inクリエ Vol.2』

東京・有楽町のシアタークリエで演劇界のレジェンドをお迎えして貴重なお話、歌が聴ける超絶ウルトラ大出血なこの企画!

ホスト・井上芳雄さん発信の企画で出来立てほやほやの第2回なのですが、今回U25の招待券が運良く当選して行ってみて、流石ミュージカルオタクを自称するだけのことあるな井上さん!と言いたくなるくらいミュージカル好きにはたまりませんでした。

レジェンドなゲストは宝田明さん。
1954年に映画『ゴジラ』でデビューされて以来アニー、マイフェアレディ、キスミーケイトなど多くのミュージカルにも出演されてきた男優さんです。

厳格な方なのかなぁ、なんて思っていたらトーク中にジョークを交えたり茶目っ気ある一面が沢山あって笑顔が素敵なお方でした。そして長身!ダンディ!井上さんと並んでデュエットをされたときに、同じく長身でスタイル抜群な井上さんと肩を並べている…凄い!って思ってしまいました。
宝田さんも足が長くて、御年84歳であの姿勢の良さに驚き、歌の深い表現力にも感動するばかりでした。

ミュージカルソングって特に歌に気持ちが込められて尚且つ伝えていけるものだと思っていて、劇中では歌でストーリーが進んでいくように舞台で歌を聴いて心動かされることはよくあるんですが、今回宝田さんがご自身が出演されたミュージカルの中から2曲、井上さんとのデュエットで1曲歌ってくださったのを聴いたら、そのミュージカルで歌を聴いたときくらいに見境なく泣いてしまいました。長く人生を経験されている人の歌ってこんなに濃密な表現が出来るんですね。私は役者ではないけれど、あんな風に豊かな表現力が身につくような人生の送り方をしたいと思いました。

お話の中で特に印象的だったのは「好きから出来る人にならなければいけない」ということ。プロとして求められていくためには、好きという気持ちから出来るようにしていく必要があると。ミュージカルで必要な要素「歌・ダンス・芝居」で全てが長けている人はそうそういない。スターは2つ出来ているとお話しされていました。

レジェンドから同期や交友関係として出る俳優さんや演出家の方はやはりレジェンドばかりで浅学な私には話についていくのがやっとでしたが、そういった意味でも日本のミュージカルの歴史に触れることが出来て参加して良かったなぁと思いました。今回の会場であるシアタークリエも昨年10周年を迎えたばかりで、帝国劇場は2011年で100周年なので、宝田さんは日本のミュージカルの半世紀近くを知ることになるのでしょうか。まさに歩くレジェンド・・・。

井上さんのことを好青年と話し歌声も絶賛されたり、宝田さんご自身が今まで演じてきたミュージカル作品での役をいずれ井上さんも演じると思いますよ、とおっしゃっていたり、宝田ワールドに包まれながらも終始和やかな雰囲気のトークイベントでした。

デュエットで歌った『The Fantasticks/ファンタスティックス』からの楽曲 ♪Try To Rememberも宝田さんが最後に歌ってくださった『ラ・マンチャの男』の♪見果てぬ夢もたった一回しか聞いてないけど、この先この曲を聞くたびに今日のことを思い出して泣いてしまいそうです。そのくらい心にくるものがありました。

80分余すことなく堪能できたレジェンド・オブ・ミュージカル。U25の特別招待は「ミュージカル界の素晴らしい歴史を若い世代に伝えたい」という井上さんの思いであり、おそらく後の世代にも伝え続けていきたいというお気持ちもあったんだと思います。私も若者世代として、大好きなミュージカル、演劇を伝えていきたいなんておこがましいけど、もっと見続けていきたいと思いました。


レジェンド・オブ・ミュージカル inクリエ V ol2
2018年2月15日(火)
19:30 開演 シアタークリエ
出演: ホスト 井上芳雄
レジェンド 宝田明 (敬称略)

#舞台 #ミュージカル #観劇 #感想 #レポート #シアタークリエ

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カナコ

観劇ポスト(ネタバレあり)

観劇した舞台の感想マガジン。 毎年の観劇内訳はミュージカル:ストリートプレイ:朗読劇=6:3:1 気になった作品を片っ端から観ていますが、東宝ミュージカル、劇団☆新感線、藤沢朗読劇、劇団四季、歌舞伎(松本幸四郎さん)は好んで毎年観ています!
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