自分の考えを言語化するようになってから、
誰かの“言葉”に目を向けるようになった。

ふと溢した言葉に、
その人の軸である言葉に、
心から、惹かれるようになった。

私は、空っぽな人間。
すぐに忘れてしまうから、忘れないように
ふとしたときに、ふとしたことを言葉にする。

そうすることで、ふわふわしている私を
パシッと捕まえられるような気がする。
そんな瞬間が心地いいな〜って

言葉にするときに、
どうしても自分の物足りなさに気づく。
そんな時に、誰かの言葉を覗いてみる。

足りなかった自分のピースをしっかり埋めてくれる“何か”にきっと出会えるから。

だから誰かの言葉が好きなんだろうなって思う。

空っぽな私を、満たしてくれる。
足りない私に、そっと寄り添ってくれる。

言葉は、目に見えなくてすぐに消えてしまうけれど、ふと心にポッと宿っていつまでも心に残る不思議な力がある。

儚くも力強い。
言葉のもつチカラはいつまでも信じていたいな。