大したことない訳ない。

でも、僕は別に告白もしてないし今思えば好意を持たれていたのかどうかもわからない。ただ想いの共有を願ってた。それだけだった。
そんな願うことしかできない僕の弱さに嫌気がさして投げ出した。
この感情の名前を知ったのは、残暑の中の木漏れ日を浴びたあの日だった。

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