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「COCOA」は本当に“役立たず”だったのか? コメント

ダウンロード数4050万件の『COCOA』の最大の失策は、陽性者の登録がすべて『任意』だったことである。

そして、陽性で疾患のある人に『登録』を委ねられてしまったことだ。

日常的にCOCOAを使ってお知らせすることもないので、検索しないと登場しない死蔵アプリとなってしまった。PCR検査で登録を義務づけてもうよかったはずだ。

さらに、濃厚接触者同士の端末でも反応に技術的な『差』がありすぎたことだ。海外では近距離での通信機能を活かせているので、これは完全に『技術力』の『差』でもある。

このコロナ関連だけでも、『マイナンバーカード』『ワクチン証明』『マイナンバー保険証』『My HERSYS』『保健所』と関連性のない登録が多すぎた。

個人としてではなく、マイナンバー紐付けのワクチンの接種、検査の陰性、陽性、経過観察など、次のパンデミックに備えて、法律面でも強制力を持たせないと無意味なお願いでしかなかった。


COCOAが機能停止する理由は「支持されなかったから」ではない。政府が感染者の全数届け出ルールを改めるため、陽性者情報を管理するシステム「HER-SYS」の運用を見直す。HER-SYSから陽性者の情報を得ているCOCOAも続けられなくなるというのが正解だ。河野大臣は「COCOAを活用する前提が変わりますので、機能停止ということになると思います」と説明した。

COCOAに関する主なトピックとトラブル
・2020年6月19日 プレビュー版(iOS、Android)配信開始
・2020年6月 不具合を巡り議論。アプリのベースを作ったオープンソースプロジェクト「COVID-19Radar」チームが開発から離れる
・2020年9月28日 バージョン1.1.4配信。接触が正しく通知されない不具合発生
・2021年2月12日 平野卓也デジタル改革担当相(当時)、正しく通知されない障害の原因はアプリのAPI連携の不具合だったと報告。Android版は20年9月から4カ月にわたり接触を正しく通知していなかった
・2021年2月18日 iOS版で初期化されてしまう不具合
・2021年4月16日 厚労省、正しく通知されない不具合の経緯を報告。接触通知までの一連の流れに係る結合テストを行わずにリリースしていた
・2021年11月25日 バージョン1.4.0にアップデート、起動に失敗するトラブル
・2020年4月7日 バージョン2.0.0にアップデート

 COCOAの配信が始まってから2年あまり。現在のバージョンは「2.0.1」で、ダウンロード数は4055万を数える(22年9月9日時点)。1つのアプリのダウンロード数としてはかなりの数字だが、普及率は3割程度にとどまった。これまでの陽性登録数は348万6476件、補足率は17.9%という。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fdd3f565b3ae28ef8394ae1d5976f29261fd4277


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