見出し画像

音を本当に聞くということ

私たちは、音を聞いているようで実は聞いていないことがあります。
と言っても、音が全く聞こえていないということではないのです。音としては聞こえているのですが、それでも聞いていない、そういうときがあります。

ハープ初心者の私、先日こんなことがありました。「きらきら星」を左手で伴奏を、右手でメロディを演奏して、スマホのボイスメモで録音しました。そして聞いてみると、伴奏がとても美しく私のメロディに寄り添ってくれているようで驚いたのです。
実際に弾いているときは、私は弾くのに忙しくしていて、まったく伴奏を聞いていなかったのです。弾いている音が、楽譜通りかどうかということは聞いて確認していました。でもどのような音で響いているか、まったく感じていませんでした。
私のハープ演奏の最初の関門の一つは、音をちゃんと聞くということです。
そして、ハープのおかげで私は、普段誰かと話しているときにも、同様のことが起きていることを知ることができます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?