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旅ログ

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旅のログ。繊細な感情を、ありのままに書き残す。
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絶対に行かなきゃいけない国が、そこにある。

絶対に行かなきゃいけない国が、そこにある。

この物語は、好奇心溢れる学生時代に経験した「インドひとり旅」の話で、全て事実である。

またこれから記述する文章は、旅中にSNSに投稿していた文章であり、それらを読みやすくするため編集を加えている。

旅をしながらSNSに投稿していた時は、
「そんなことが起こるはずがない」
「作り話しじゃないか?」「絶対嘘だ」
といった反応も見受けられた。

しかし、何度もいうが全て事実であり、仮に信じられないの

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美しい島に流れ着いた、漂流物。

美しい島に流れ着いた、漂流物。

カヌーに乗って小さな冒険へ。たどり着いた先はライレイビーチ。先日一度来たビーチだ。

「仕方ないな」と思いつつ、前回来た時と違うレクレーションをすることにした。

ちょうど現地でカヌーのレンタルをやっているお店がいくつかあったので、そこでカヌーを1時間ほどレンタルした。

借りたからには大海原を大冒険をしたい気分になり、どこを目的地にしようかと、海に視線を向ける。

すると、少し沖にでた所に周囲3

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美しい景色のために、リスクをとる。

美しい景色のために、リスクをとる。

美しいライレイビーチを高い位置から見ようと、軽い気持ちで登り始めた。

この時は、命がけで絶景ポイントまで行くことがあるなんて想像もしなかった。

そこには山道とはいい難い、崖が目の前に立ちはだかっていた。

特に「ここから登るんだよ」といった標識もなく、あるのはロープのみ。

山登りではなく、崖登りだ。しかし、他の旅行者は一度は躊躇するものの、崖を登り始める。

もちろん命綱のような代物はなく、

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ボロ船が映える秘境、ライレイ・ビーチ。

ボロ船が映える秘境、ライレイ・ビーチ。

アラームが鳴り響くよりも先に、クラビに生息する名の知れない野鳥の声で目が覚めた。

窓を開けると目の前にはプールがある。夕方になると欧米人が泳ぎ始めるが、さすがに早朝から泳いでいる姿は見えなかった。

今日はクラビのアオナンビーチからボートで15分ほどで到着する、ライレイ・ビーチに向かう予定だ。

クラビの人気島、ライレイビーチへ朝食を済ませ、すぐにビーチに向かった。

ビーチに必ずチケット売り場

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タイの秘境、クラビ。

タイの秘境、クラビ。

タイは多くの人にとって、魅力的な観光地だ。物価が安く食べ物が美味しい。

タイに住む人々はいつもニコニコしていて穏やかな国民性である。

「微笑みの国」として多くの旅行者に愛されている。

タイといっても、ほとんどの日本人旅行者の行き先はプーケットやパタヤ、アユタヤといった人気スポットだろう。

今も多くの旅行者が「プーケット 行き方」「パタヤ ホテル」と、検索キーワードをGoogleに叩き込ん

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