見出し画像

我が家の IoT 化

kent です。
なんか名前から始めると「ヒロシです…」みたいだな…って思いながら今ここまで書いてる。
毎回ここの出だし?本編に入るまでの序章、アニメで言えばアバンみたいなここのスペース。何書こうか迷うんですよね。
いきなり本編行ってもなんかつまんないしー、雑談じゃないけど、雑談めいたものなんか書きたいっていうかァー。ね?

Google Home mini を買った

2017 年の 12 月に Google Home、Google Home mini が半額で販売されていた時期がありました(今もまた半額で販売してる所がありますね。またキャンペーンやってるんだろうか)。
その時に、欲しいけどなんか使い道あるかなー…とりあえず買う?🤔安いし、と思って買ったのが我が家の Google Home mini です。
スマートスピーカーって、実際どんな事に使えるのか、イマイチ想像力が働かなかったんですよね。音楽やラジオを聴く以外に何ができるのかと。
もちろん Google のサービスと連携して色々できるってのは知ってました。
しかし、Google カレンダーそんなに使ってないし、Chrome キャストも昔持ってたけど実家にあげちゃったから今手元に無いし、使い道思い浮かばねー。買っても使わないまま埃かぶる事になりそうだな…。
そんな事を思ってました。

使ってみて実際どうなの

結論から言うと、買って 1 ヶ月くらいは予想通り持て余してた感ありましたね。笑

・Spotify に接続して音楽を聞く
・ショッピングリストに今日買う物を音声でメモする
・明日の天気を音声で聞く
ピカチュウと喋ることができる!ピガ-

それくらいの事をなんとなく楽しんでいたんですけど、やっぱり思うんですよ。

画像1

物足りねぇって…。

音声で何かを操作する的なちょっと近未来的な事をしたい!😫
OK Google で今までめんどくさいと思ってた事を全部やってもらいたい!😫
スマートスピーカーってそういうもんでしょ…!みんな思ってるスマートスピーカーってそういう事でしょ…!😭
そんなわけで頭に思い浮かべていたスマートスピーカーの使い方を実現すべく、色々やってみようと思いました。

リモコンを音声で一括操作したい

やっぱこれですよやりたかったのは!音声操作で色々な家電を一発で操作したぁい!
というわけで買ってしまいました Nature Remo を。

画像2

Nature Remo とは、家の中にある赤外線リモコンを全てこれ 1 つに集約できる便利ガジェットです。
こいつにリモコンの操作を登録させれば、全て専用のスマホアプリから操作できちゃう優れもの。
ちなみに Wi-Fi 経由で操作するので、家の中にいようと、外出先からだって操作可能です。
仕事から帰る時に真夏のむし暑い部屋、真冬の寒い部屋も、会社出る頃に外からエアコン操作しとけば、帰る頃には適温にする事ができます。

Nature Remo は音声操作だけでなく、アプリから手動で操作もできるので、布団に入った後にリビングの電気消し忘れたー…って時でも、布団から出ずにアプリから操作が可能なので、すこぶる楽です。自堕落万歳。
API も用意されてるので、自分でスクリプトを組めばもっと色々な事ができそうです。

また、Nature Remo とは別に Wi-Fi 経由でコンセントの電源を管理できるスマートコンセントも購入しました。
冬にホットカーペットの電源をよく切り忘れていたのですが、こいつに延長コードを挿し、そこにホットカーペットのコンセント(ついでに寝てる間には使わないであろう家電のコンセントも)を挿しておけば、切り忘れが無くなりました。

音声操作で実際にやっている事

画像3

Nature Remo とスマートコンセントの事についてはまた別記事で詳細を書くとして。
これらと Google Home mini を使ってできる事を色々試し、最終的に今我が家で実現できている事を、音声コマンドと一緒に書いていきます。

「OK Google. テレビ付けて」
テレビとテレビに繋いでるスピーカーの電源を両方同時に付ける。
「OK Google. テレビ消して」
テレビとテレビに繋いでるスピーカーの電源を両方同時に消す。
「OK Google. チャンネルを◯◯にして」
テレビのチャンネルを任意のチャンネルに切り替える。
例)「OK Google! チャンネルを日テレにして」
「OK Google. 行ってくる」
外出時にテレビ、スピーカー、エアコン、コンセント、リビング電気の電源を一気に全部消す。
「OK Google. ただいま」
エアコン、コンセント、リビングの電気の電源を一気に全部付ける。
「OK Google. おやすみ」
エアコン、コンセント、リビングの電気を一気に全部消す。
「OK Google. 暖房つけて」
エアコンの暖房を 20 度でつける(冬に使用)。
「OK Google. ◯◯をつけて(消して)」
各家電(エアコン、テレビ、スピーカー、リビングの電気、扇風機)を単体で電源操作をする。

などなど…。
「行ってくる」や「ただいま」、「おやすみ」などの一言で複数の家電の操作を同時に可能なのはとても便利!

画像4

ちなみに Google Home mini と Nature Remo の仲介として IFTTT を挟んでいます。実際の設定は IFTTT でやってるわけですね。
IFTTT を介さずに直接やり取りする方法もあるんだけど、なんか Google Home mini が返してくれる返答が素っ気ない感じだったんですよね…。
あと直接だと Nature Remo の設定がエアコンと何か家電 1 つまでしか制御できないらしく、IFTTT を介した方が自由度が高かったです。

IoT 化してからの生活

従来では、例えば外出時には 1 つ 1 つのリモコンを探しては、テレビを消して、スピーカーを消して、冬ならホットカーペットを消して、エアコンのタイマー予約をして…という事をやり、地味に時間が取られていました。
しかも我が家のエアコンのタイマーは◯時にオンみたいな感じではなく、◯時間後にタイマーをオンといった感じで、何時間後にオンにするか、時計を見ながら自分で計算する必要がありました。これを朝の急いでる時間にやるのが地味にめんどくさい!

IoT 化をしてからは音声コマンドで一言発するだけで全ての家電を一瞬で複数同時操作してくれますし、エアコンも時間指定でタイマー予約が可能、しかも平日は毎日◯時にエアコンをつける等のルール化もできますし、仮に予約し忘れても外からアプリで電源を付ける事ができます。
はぁーもう楽、楽ですよ。たまに音声コマンド認識されなくて「すみません。よく分かりませんでした」とか言われる事もあるけども、まぁご愛嬌ってもんです。たまにはそんな事もあるさ。

画像5

少し話は逸れますが、最近新たな IoT グッズとしてスマート体重計を手に入れました。
ダイエット中なのに家に体重計が無かったのと、親から結婚祝い何が欲しい?って聞かれたのでこれが欲しいと伝えたら贈ってくれました。
Wi-Fi に接続できて、体重を測ると自動的にスマホやブラウザから日々の体重、BMI、体脂肪などのデータを見れるようにしてくれます。
自分で記録をつけて管理していくのは面倒だったし、スマホで日頃からデータが見れた方がやる気も継続します。
こちらは Google Home mini や Nature Remo、IFTTT 等の力を借りずとも、この体重計だけで実現できる機能です。

Google Home mini と Google Assistant

Google Home mini の中身は Google Assistant なので、スマホに入っている Google Assistant でも操作が可能です。
スマホに入っている Google Assistant に(iOS も Google Assistant アプリがある)やりたい事を言えば、家電の操作が可能になります(同一アカウントでログインしている必要があります)。
この辺りは同期されてて嬉しいですね。
音声で言うのがめんどくさい時や、家族が寝ているから…って時はテキストでコマンドを送る事もできるから便利です。

画像6

最近はテキストでコマンドを送るのは嫁が先に寝た時くらいですかね。「寝る」は「おやすみ」と同じ操作をしてくれます。
IFTTT で設定してるので、「いい夢見ろよボウズ」の返答は自分で設定しています。
セリフはグレーさん作のあざらしさんのスタンプから引用しています。

IoT 化は良いぞ

音声で色々できるというのは思った以上に楽な生活になりました。
今はもうすっかり慣れてしまいましたが、最初の頃は自分の一言で全てを同時に操作する快感もあり、なんか今俺、支配してる気分…と若干厨ニっぽいテンションの上がり方をしてました。

家の中での事をそんな風に色々買ってまでやるのは…設定めんどくさそうだし…と思う人もいると思います。
しかしこの体験をしてしまうと、むしろやらない方が毎日の細かな時間が色々と無駄では?と思ってしまうし、楽になるなら別に良いじゃん、楽しよーぜ!って気持ちになります。
小さいお子さんがいる家庭では手が離せない事も多いと思います。そんな時に音声操作ができるものがあると便利になるはず。
音声操作ができるメリットは、何かをしながら操作できる点です。
食器を洗ってる最中でも、子供が退屈そうにしてたら音声でテレビをつけてあげたりなんて事もできるわけです(あくまで一例です)。

Nature Remo は Nature Remo mini という廉価版も最近出たので、ここまで紹介した事を実現するだけなら費用的には Google Home mini やスマートコンセントを合わせても 2 万円かからずに実現可能です。
さすがに全ての家具、家電を IoT 化してスマートホームだー!というレベルには至りませんが、ちょっとした IoT 化ならここまでに紹介したグッズがあれば十分ですね。
また、スマートスピーカーも、スマートリモコンも、Google Home や Nature Remo 以外にも安価だったり便利なものはたくさんあります。
ご自身の環境に合ったものを選んで活用してみてください。

もし機会があれば、皆さんも自宅の IoT 化に挑戦してみてください。

今回ご紹介した物


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?