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ネガティブってそんなに悪いことじゃない

よく、「ネガティブに考えちゃダメだ」「もっとポジティブに考えよう」とか言ったり聞いたりしますが、意外とネガティブに考えるのもありだよ、という話。

そもそもなぜ、ネガティブはこうも悪者のように扱われるのでしょうか。

おそらく、後ろ向きの発想や行動だけでは前に進まないので、それを批判されるのだと思いますが、では何も考えずに前に前に進んでいったら何か良いことでも起こるのでしょうか。

いやいやそんな極端な話ではなくてさ、という風にいさめられる気配が濃厚ですが、それはそうその通りで、つまり、ポジティブだけでも上手くなくて、大切なのはネガティブとポジティブを使い分けること。とくにネガティブを使いこなすことで、もっと上手く生きていけるんです(言い切り表現)。

ネガティブとは、端的に言えば、否定的や消極的なことです。確かに、何も行動を起こさないことはよくないかも知れません。でも、前に前に行ってばかりだと疲れるし、たまには落ち込めば良いし、不貞寝でもすれば良いと思います。それで自分を責めたりしなくていい。

そして、冷静になることでまわりが良く見えてくる。今までとは違う風景、違う視点、違う思考ができるようになる。これが反転のために必要なものたちです。ネガティブを意識的に使うというのは、この気付きをどこまで自分のものにできるかに懸かっています。

ネガティブとポジティブを意識的に行ったり来たりしながら、この視点の振り幅の大きさを武器にすることで、発想や行動を自由に解放して、可能性を広げることができるんじゃないかと思います。


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