林浩一 (勝負ドキュメント研究所)

👊資料作成に特化したロジカルシンキングの進化形「ストラテジックライティング」提唱者👊普…

林浩一 (勝負ドキュメント研究所)

👊資料作成に特化したロジカルシンキングの進化形「ストラテジックライティング」提唱者👊普及活動の一環で記事を書く予定👊ITコンサルの会社ピースミール・テクノロジーの前社長で、現武蔵野大学教授👊提案書作成から卒論作成まで、勝てる資料を作れる人材育成がライフワークです。✌️

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  • 勝負ドキュメント作成入門【Vol1】基礎編2019

    勝負ドキュメントとは、提案書、企画書、論文など、仕事の主要局面での成否を分ける重要な資料を表すために、私が作った用語です。 勝負ドキュメントを作成するために、ロジカルシンキングの進化形として整備している手法がストラテジックライティングです。 本記事は入門編として、ストラテジックライティングを利用した日々の仕事に役立つテクニックを紹介するものです。

最近の記事

卒論概要フレームワーク

大学等で卒論や修論を準備している学生の皆さん、その指導をしている教員の皆さんのために、卒論概要フレームワークを以下に公開します。バージョンは随時更新します。ファイル名およびページの左下の日付にて確認下さい。 卒論・修論を通じての、資料作成スキルを向上させる研究の一環で作成したものです。2020年7月3日に情報処理学会のドキュメントコミュニケーションで行った講演内容に基づいています。講演修了後にテンプレートがほしいと言われる先生方がいらっしゃったことから公開しています。 単

    • 【V1-03】役割ごとに異なるSo what? を まとめて解決する

      現場の問題はいつも応用問題 第1回と第2回で、仕事を効率的に進めるテクニックとして、報告中にSo what? を明示することの大切さと、それが相手によって異なることを示し、その理解のために足場となるコンテキストを意識するWHSLモデルを紹介した。 では、So what? が複数あるときはどうすれば良いのだろうか。これは、それほど珍しいことではない。現場で起きることは応用問題である。So what? が一つしかない基礎問題では不十分だ。ロジカルシンキングを勉強しても使えない理

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      • 【V1-02】So what? を受け入れてもらうために足場となるコンテキストを合わせる

        論理的でも結論に納得してくれるとは限らない 本稿はロジカルシンキングの進化形であるストラテジックライティングの基本について解説している。前回では、報告に対するレスポンスを的確で迅速なものにするコツとして、報告相手となる上司に対するSo what? を明示するテクニックを、事例を使って紹介した。今回は、はたして上司はその報告に納得してくれるかを検討する。本人が論理的で正しいと思っていても、納得してもらえないことは多い。それがなぜかについて理解しておくことが大切だ。 今回も、前

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        • 【V1-01】So what? を意識した報告で 日々の業務にスピード感を生み出す

          生き残るために能力を進化させよう近年のデジタルテクノロジーの進歩とそれによるサービス革新は質的にも速度的にもこれまでとは大きく違ってきている。これまで最も高度な知的職業とされてきた弁護士や医師ですら、多くの場面でAI (人工知能) による代替が進むと言われている。 デジタル変革に生き残り、リードしていくためには、システムに関わる私たちも能力を進化させていかなければならない。従来のようにサービスのアイデアを考案する人、計画する人、作る人、売る人といった固定的な役割に縛られてい

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        • 勝負ドキュメント作成入門【Vol1】基礎編2019
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