見出し画像

HCD-Net東海UXデザイン連続セミナーDay5 2018/11/3

7月から始まったUXデザイン連続セミナーもついに最終回です。
約2ヶ月前9/8の前回考えたアイデアのプロトタイピングで各チームどんなプロトタイプが出て来るのか楽しみでした。

今回は以下の内容について書きました。

・セミナーの様子
・体験の評価
・連続セミナーを振り返って

セミナー前に恒例の運営メンバーでのランチ。味噌煮込みを食べようとしたが、山本家は行列だったのでやめていつものところへ。
前回吉岡くんが食べてた味噌カツ入り味噌きしめんを注文。超名古屋めし!
ご飯が欲しくなるw。常葉の2人もこれを食べてました。

セミナーの様子

最初に井登さんからミニレクチャーがあった後、今日は大半の時間を使ってチームで最後の発表の準備とプロトタイプの作成。
発表のスタイルは各チームにお任せなので、どんな風になるでしょう。

このチームはは折り紙で小道具を作ったり、メンバー全員でアクティングアウトをするようです。皆さん楽しそうにシナリオの確認。

部屋を飛び出してアクディングアウトの立ち稽古!念入りですね。

希望制で勝ち取った順に発表。最初はBチーム。
ここは比較的規模は大きめな会社での社内サービス。社内でやりたい案件にお試しで参加できるシステム。
さまざまなところにハードルはありそうですが、個人的には面白そうだなと思いました。

続いてFチーム。このチームは練習していたアクティングアウトで表現。
プロジェクタでその場面の背景を映し出すと一気に雰囲気が増しますね。アクティングアウトではよく実施する方法です。
こうやってアクティングアウト等で表現すると気になった点が聞いている人から出てきてフィードバックになりますね。

続いてCチーム。ここは今日も欠席者がいて心配しましたが、なんとか仕上げてくれました。
1人で専門分野(デザインなど)に困っている人がその道の先輩に相談出来るオンラインサービス。
UXデザイン界隈でも地方ではなかなか相談する場がないのでメンターメンティーのようなものがオンライン上でできるといいなと思ってたので、こんなサービスがあったらいいと思います。

次はAチーム。コンセプトが分かりやすいと思いました。絞った方が色々なものに応用できますね。
物事を成し遂げるには、始めることとそれを続けることが大事。
その「始めるところ」に注目した。
きっとチームの中の意識として成長していくという時間軸があり、ペルソナのまずはファーストワンマイルを支援することが必要と思ったのでしょう。確かにに0から1になるところはハードルが高いですからね。
そういうコンセプトがあれば、必要な機能や優先すべき機能が自ずと見えてくると思います。

Dチーム。ここもアクティングアウトで表現。
前半のストーリーはよく分かりました。でも後半はなんかアイデアがたくさん詰め込まれていて、自分にはよく分かりませんでした。
こういうフィードバックが得られるのもここまで形にしたからだと思います。

最後はEチーム。大きなスマホで画面を表現。
機能としては賛否両論ありましたが、そういう意見が出ること自体はいいことだと思います。新しいアイデアなんて最初は批判ばかりなですからね。

体験の評価

質問にもあったが、プロトタイプは製品の評価についてですが、UX的な評価はどうなのか?
自分の考えとしてはこの段階ではあくまでも体験の評価をすべきと思っている。それをより分かりやすくするため、想像しやすくするためにプロトタイプをする。なので体験の評価がイマイチであるならばプトロタイプをピボットしていく。

ユーザー体験自体のプロトタイプ手法としてはアクティングアウトやストーリボードなどがあります。つまり提案ののサービスの体験でユーザー、ペルソナがどういう体験をしてどう感じるかどう嬉しいのかを表現することが大事。今回それがあまり描かれていなかったような気がしました。

それでもこうやって発表することによって聞いてる人からフィードバックが得られるし、客観的な意見がもらえるのはいいことだと思います。

連続セミナーを振り返って

一年目を振り返って、初年度としてまず天災などありながら無事全5回できたこと、最後に全チームプトロタイプまでできたことは良かったと思います。
ただこれで満足しては成長が止まるので、まだまだ高みを目指さないといけないと思います。

来年度は少し広い会場で実施したいな。ウインクあいちだとこれより広いと一気に値段が高くなるので、他に探さなきゃいけないかな。

今回のセミナーの参加者は大きな企業から小規模、個人でやられている方など様々な人が参加してくださって、様々な働き方の人からのインタビュー結果からサービスデザインをしたので、バリエーションのあるサービスが出てきて面白かった。

こういうセミナーに来ている人達なので成長をしたいと思っているとかレベルアップをしたいと思っているペルソナにはなりがちでしたけど、まぁそうなりますよね。

そして最後にイベント開催時に憧れていた集合写真を取れた。なんかいつも最後は時間に追われていて、慌てていたのでやろうと思ってたけどできなかった。それができて満足。みなさんいい笑顔。椅子がちょっとジャマだったけど。次回は何かポーズを付けたいな。

これで連続セミナーは一区切りだが、12月22日に補講があって連続セミナー参加者以外の方も参加可能なので、そこでも楽しもう!

そして来年度もやりますので、乞うご期待(やるという自分にもプレッシャーをw

■みなさんのブログ
 参加者の吉野さん:HCD-Net東海 UXデザイン連続セミナー Day5の話

■HCD-Net東海UXデザイン連続セミナーアーカイブ
 07月07日(土):Day1 実践的デプスインタビュー技法
 07月28日(土):Day2 価値の構造化とペルソナデザイン
 08月25日(土):Day3 ユーザー体験の俯瞰的な可視化によるアイデア発想手法
 09月08日(土):Day4 アイデアを拡張する思考法
 11月03日(土):Day5 プロトタイピングによるエバリュエーション手法
 12月22日(土):補講 デプスインタビューと価値の構造化

気に入っていてだければ、サポートお願いします。 サポートしていただいたお金は読書代やセミナー代として使わせていただきます!