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【再生栽培①】元手ゼロ円で育てたネギを食べてみたい!

 「好きな生き物は?」と聞かれると迷わず鳥や恐竜を挙げるのですが、私は基本、生き物全般に関心があります。もっといえば、生き物の生態や形態にとても興味があって、たとえば全長100cmもあるオオサンショウウオがじつは少食だとか、コイには胃がないといった、生き物にまつわるちょっとしたお話がとても好きです。

 「生き物」というと、私はつい植物の存在を忘れてしまうことがあります。このアカウントを開設するきっかけのひとつとして、「身近な植物にも目を向けよう!」と、自分自身に言い聞かせるという目的がありました。ですので、これまでサクラやタケ、ナガミヒナゲシといった種のお話も紹介しています。

 植物。多くの種が地に根を張り、その場から離れず、人知れず花を咲かせ、実を成し、種を撒いては枯れていく、静かなる生き物。でも、その生き物の動きを、改めてきちんと観察したい。そこで、「再生栽培に挑戦してみたい!」と思い立ち、冷蔵庫のネギの根を切って水を張った瓶に入れてみました。

水を張った瓶に入れたネギ(ねぎぃ)

 根はもともと捨てる予定だった場所ですし、瓶もたまたまあったものを使っているので、元手なしにネギが食べられるなら、儲けもの。元手うんぬんよりも、「それだけでこんなに育ったの!?」と私を驚かせてほしいな、と挑むような気持ちでもあります。子どもの成長を見守るような心持ちで、このネギのことを『ねぎぃ』と名付けようと思います。

 じつはこの再生栽培、ネットで簡単に調べて試しただけで、実際にどれくらいの頻度で水を変え、どういった場所で管理すれば育つのかまったくわかっていません。ほんとにネギの根を水に浸しただけでの観察です。1日1〜2回は水替えをして、日光の当たる場所に置くことだけは決めて、あとはひたすら変化があるかどうか観察してみようと思います。

約3日育成したねぎぃ。中央の葉身が伸びてきた
5日育成したねぎぃ。葉身と根が立派に伸びている
青々とした葉身が目立つ

 ねぎぃの育成から約5日経って、現状これくらい成長しました。葉鞘(ようしょう)から、ネギの緑部に当たる葉身(ようしん)が伸びているのがわかりますね。同時に、根もひげのように少しずつ伸びてきているのがわかります。

 果たして、このまま水と日光だけでねぎぃはどこまで育つのか、それとも途中で育たなくなるのか。いずれにしてもまた記事にしてお伝えしますので、今しばらくお待ちください。育ってくれよ、元手ゼロ円の私のねぎぃさん!

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