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【徹底解説】アルビン・ラガンベイ1戦目

おはようございます。
 アマチュアボクシング全国大会二冠、プロボクシングで日本二階級制覇の実績と日本トップで戦い抜いた20年のボクシング知識をより多くの人に知ってもらうメンバーシップと基本を重視しながら戦略面も含めバランスの良いボクシングを伝えるボクシングレッスンを行っている小原佳太です。

 現在このNOTEには僕のボクシング競技歴20年間で勝つために試行錯誤したボクシング理論や経験を投稿していて、更に詳しい小原佳太の拳闘理論はメンバーシップ限定にて公開しています。

 今回の記事では【徹底解説】として小原佳太の試合を
・試合前からの作戦
・試合中使った戦術
・試合中の出来事
今回は
・試合後の裏話
も入れて小原佳太本人の目線で映像を解説します。

解説

 今回解説するWBO-APウェルター級級タイトル2度目の防衛戦。
この日は忘れもしない2018年4月12日、ダブルノックダウン(同時に倒れる)の末に私だけが立ち上げれずKO負けをした試合です。

 敗因を振り返ると距離を間違えたことですが、この距離を間違えた理由は
・試合前からあった腕の故障で右ストレートが伸びなかった
・相手選手のパンチの伸びを読み間違えた
です。
 右腕の負傷は試合10日ほど前にスパーリングで相手の肘が私の右腕上腕二頭筋に当たり筋挫傷のような症状。
右パンチが打てない程ではなく8割の距離で打ててはいたので大きな支障ではないと判断しました。
 また、KOシーンは【右パンチで対戦相手の左ストレートを誘い、そこに左フックをカウンターで当てる】と私の作戦通りでしたが、対戦相手の左ストレートが予想以上に勢い良く伸びてきたことにより躱せずに倒されたので
・試合前からあった腕の故障で右ストレートが伸びなかった
・パンチの伸びを読み間違えた
ことが複合的に交わり敗因となりました。

 この試合には2つの裏話があります。
1つ目は対戦相手がサウスポースタイルなのを試合が始まってから知ったことです。
 対戦相手の過去映像、日本人ボクサーとの試合ではオーソドックススタイルで戦っていて驚異を感じるポイントがなかったのでそれ以外の試合を見なかったのですが結果的にサウスポースタイルが主体のスイッチボクサーでした。
 しかし、私自身が対サウスポーに苦手意識がなくて試合始まっても動揺はしなかったので敗因ではありません。
 裏話2つ目は映像を紹介後に綴ります。

メンバーシップ

 これ以降はメンバーシップスタンダードプラン以上限定公開とさせていただきます。
こに記事以外でもよりボクシングを知ってもらう知識を詰め込んでいます。

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僕の知識がボクシングが好きな人に届きますように。