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水抜きを比べる【映像】

おはようございます。
 アマチュアボクシング全国大会二冠、プロボクシングで日本二階級制覇の実績と日本トップで戦い抜いた20年のボクシング知識をより多くの人に知ってもらうメンバーシップと基本を重視しながら戦略面も含めバランスの良いボクシングを伝えるボクシングレッスンを行っている小原佳太です。

 現在このNOTEには僕のボクシング競技歴20年間で勝つために試行錯誤したボクシング理論や経験を投稿していて、更に詳しい小原佳太の拳闘理論はメンバーシップ限定にて公開しています。

 今回はプロボクサー時代に最大水抜きで6kg以上落としていた小原佳太の水抜き方法を紹介して、水抜きとは実際に最後の運動で水分を抜く数日よりそれまでの準備が重要だということを記事を通して知ってもらいます。

水抜きとは?

 体重別階級制は体重によるハンディキャップをなくしお互い体重の近い者同士を対戦させるルール。
この体重別階級制競技の体重を落とすことにおいて近年使われている手法が水抜きと言われる計量直前に体内の水分量を調節することで契約体重を作るやり方ですが、この水抜きを行う選手が増えたことに比例して増えたのが体重超過による計量失敗。

 水抜きという言葉だけを読めば直前の調整だけを行う楽なモノですが、実際は計量何カ月前から計画的に体脂肪を減らすことを行い最後の脱水作業を含めた減量方法が水抜きという手法。
 知識と責任感がない者が手を出してよいモノではないのでトレーナーをつけることが必須なことだけでも責任者は知らねばならないと私は思います。

 今回の記事では水抜きの方法を伝えるのではなく、プロボクサー時代年齢の変化によっての水抜き量を比較します。

比較映像

 加齢により代謝が下がり体重も減りずらくなると言われていますが今回比較するのは32歳時と36歳時、ほぼ同じ工程での水抜きです。
 それでは比較映像をご覧ください。

 比較映像ひとつ目は2019.10月32歳。
水抜き前3.7kg overでしたが2時間で3.7kg落ちて契約体重の66.6kgピッタリ。

 ふたつ目は2023.4月36歳、小原佳太プロボクサーとして最後の試合前です。
水抜き前は2.3over、約2時間で3.2kg落ち契約体重を1kg下回りました。 

 2つの映像では約4年の違いがありますが両方3kg以上落ち、500gの差のみなのでほぼ変わらない水抜き量と言え普段運動している分代謝は変わらなかったと思います。

水抜き前後の変化

 次に体格の変化をご覧ください。
 映像には
・計量時66.6kg
・リカバリー後
・試合前70.3kg
・試合後の体格
・2日後73.5kg
の体格を映していますが体脂肪少なく身体に栄養が回った試合2日後が一番映える身体しています。


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僕の知識がボクシングが好きな人に届きますように。