おはよございます。
昨年で13年間続けたプロボクサーを引退することに決めた小原佳太です。

　現在はアマチュアボクシング全国大会二冠、プロボクシングで日本二階級制覇の実績と日本トップで戦い抜いた20年のボクシング知識をより多くの人に知ってもらうメンバーシップと基本を重視しながら戦略面も含めバランスの良いボクシングを伝えるボクシングレッスンを行っています。

　前回の記事ではPrime Video Presents Live Boxing６にて行われた第３試合の５４・５キロ契約８回戦、日本バンタム級１０位の与那覇勇気（３３）＝真正＝と、辰吉寿以輝（２７）＝大阪帝拳＝の試合。
第４試合のＷＢＡ世界フライ級王者のアルテム・ダラキアン（３６）＝ウクライナ＝と、ランキング１位で指名挑戦者のユーリ阿久井政悟（２８）＝倉敷守安＝の試合について個人的見解を記事にしたので今回の記事では第５試合東洋太平洋スーパーバンタム級６位の那須川天心（２５）＝帝拳＝と、ＷＢＡ、ＷＢＯ世界バンタム級１４位のルイス・ロブレス（２５）＝メキシコ＝、メインイベントのＷＢＡ、ＷＢＣ世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗（３２）＝ＢＭＢ＝と、ＷＢＡ１位、ＷＢＣ２位のカルロス・カニサレス（３０）＝ベネズエラ＝の試合感想を記事にします。
注意して読んでほしいことは個人の感想ですので解説者や他の記事とは内容が違う場合があります。

　記事の最後に現在行っているメンバーシップメンバーとのオンラインミーティング、拳闘教室オンラインミーティング（KOM）の日程を連絡しますので小原佳太の拳闘理論を気になる方はメンバーシップにご登録ください。
ボクシングの断面お見せします。

前回の記事

　前回の記事、Prime Video Presents Live Boxing６にて行われた第３試合の５４・５キロ契約８回戦、日本バンタム級１０位の与那覇勇気（３３）＝真正＝と、辰吉寿以輝（２７）＝大阪帝拳＝の試合。
第４試合のＷＢＡ世界フライ級王者のアルテム・ダラキアン（３６）＝ウクライナ＝と、ランキング１位で指名挑戦者のユーリ阿久井政悟（２８）＝倉敷守安＝の個人的見解はこちらの記事をご覧ください。

那須川天心三戦目

　ここからは那須川天心ボクシング転向第3戦、対L.ロブレスとの121ポンド契約8回戦の感想を綴ります。

　1R、お互い体格は変わらず。
ただ、ロブレス選手は足のスタンスが広く力強く見える。
　天心選手もどっしり構えるも相手の攻撃が来そうだとバックステップをして大きなパンチは受けないように距離を調整しているので上手いです。
　2R、ロブレス選手が攻撃を仕掛け天心選手の攻撃後の反撃もキレがあり強い選手の印象がありますが天心選手の左ボディアッパー中心のバリエーション多くて上手い。
　3R、那須川選手のプレッシャーが強くなる。
ここまで見て勝敗予想は天心選手。

　4R始まる前にL.ロブレス選手の危険により天心選手の勝利。
　両者不完全燃焼だと思いますが前回よりも攻撃的な那須川天心選手が見えました。

拳四朗対カニサレス

　興行のメインイベントWBA.WBCライトフライ級タイトルマッチ。
王者寺地拳四朗と挑戦者カルロス・カニサレスの感想。

　ここで小原メモ。
以前は【拳四朗】のリングネームでしたが【寺地拳四朗】にしたのは海外配信も考慮してファミリーネームとファーストネームを分けるため。

　1R、拳四朗選手がいつも通りジャブから空間把握しようとするもカニサレスが強打で距離を詰めてペースを取りに来る。
1Rはカニサレス選手の印象が良かった。
　ジャブがカニサレスより拳四朗が良いのでジャブをどう印象付けられるかが勝敗を分けると思って見ていると2Rカウンターでカニサレスダウン。
　3R、拳四朗前に出る。
拳四朗が前に出る分カニサレスのパンチも当たりはじめ、、相打ちのタイミングで拳四朗ダウン。
　4R、両者撃ち合う。
拳四朗はカニサレスの左に右フック、ストレートを合わせるも前傾姿勢のカニサレスを効かせられず。
　4Rまでの公開採点でほぼ同点。

　5R、徐々に拳四朗のストレートの距離になり拳四朗のバックステップも活きてきた。
　6R、拳四朗のジャブも活きてきたが距離が近づくとカニサレスが強打が返ってくる。
　7R、前半カニサレスの猛攻、しかし、後半拳四朗がボディを効かせる。
5.6Rと距離を遠く保てていたが7Rで近くなったのが恐い。
　8Rまでの公開採点僅差で拳四朗。

　ラウンドの最後に連打で印象を取りに来るカニサレスが恐い。
11.12Rとフットワークを使った拳四朗。
結果はAmazonPrimeでご覧ください。

試合映像はこちらから

　試合映像はAmazonPrimeビデオにて見逃し配信中ですので登録が未だの方は拳四朗王者の激闘、那須川天心選手の世界王者名での軌跡をご覧いただく為ご登録を薦めます。

KOM01

　最期にNOTEにて行っているメンバーシップメンバーとのオンラインミーティングの連絡をします。
　KOM01とは拳闘教室オンラインミーティング1月回の略です。
今回は2024年第1回目なのでNOTEメンバーシップお試しプラン以上にに加入いただいているメンバーと約30分のオンラインミーティングを行います。