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子供心を持った大人が結局1番すごいよねってお話。

こんにちは。

今日がひな祭りの日だって事を、スーパーのアナウンスで思い出しました。

親元を離れて1人で居ると、季節感というか大事なイベントを忘れてしまう気がします。

そしてみんながテレビを見無くなっている昨今、さらに季節感のあるイベントや伝統に触れなくなってしまうでしょう。

このままだといつか、伝統が全て途絶えてしまうのではないかと思ったりしてます。

長ったらしい前置きはこのくらいにして、今回は先日参加させて頂いた「スプリングフェスタ」について書いていこうかと思います。



1,スプリングフェスタ


3月2日に生田緑地で開催された「スプリングフェスタ」に、グリーンバード専修大学としてお手伝いをしてきました。

なにしたのかというと、

「お菓子のおさかな釣り」という出店のお手伝いをしてきました。

おかしのさかな釣り

この「おかしのおさかな釣り」という出店、実は昨年から何回かお手伝いさせて頂いておりまして、

グリーンバード新百合ヶ丘で活動されている中村さんという方と一緒に、麻生区で行われたイベントでもこの出店のお手伝いをしました。

釣竿を使って魚の書かれている袋に引っかけ、魚を釣り、その袋の中にはお菓子が入っているという仕組み。

子供はとても熱心に取り組むものですね。

脇目も振らず真剣な眼差しで魚釣りを行う姿は、本物の漁師さんを彷彿とさせるほど。

子供達の集中力はほんとに凄いなと関心しました。


2,ゴミ拾い

ビブス配りの様子

こちらもまた定番。

イベント終了後に子供達を集めて一緒にゴミ拾いをしてもらう定番のコーナー。

アナウンスをして集まってくれた子供と親御さん達は確か30名くらい居たかなーと記憶してます。

まずはグリーンバードのビブスを配って、トングと手袋も渡すところからゴミ拾いはスタート。

コースは生田緑地の中央広場をぐるっと1周するコースでした。

そんなに長くは無いコースなんですが、一向に進まないんですよ。

熱中しすぎている子供たち

進まない理由がこちらです。

子供が熱心に、大人たちが残したペットボトルをゴミ袋にかき込んでいます。

僕がこのゴミ拾いの集団の先導をしていたんですが、子供達が熱中しすぎるあまり、進まない進まない。

なんとか声がけして進ませはしたものの、
子供達の統率の難しさはもうとんでもない。

このように熱中している子供達を進ませる事が1番このイベントで大変だったかもしれません。


3,子供の集中力のすごさ

子供って本当に1個のことに集中しますよね。

その作業から離せないくらい集中してます。

親からするとこんなに厄介なことはないですよね。
親は次のことやって欲しいのに、子供はずっとひとつの事にトライしてて。

子供は純粋なんで、何でもかんでもやってみて、何でもかんでも熱心に取り組みます。

たまにグリーンバード専修大学のゴミ拾いに、子供が参加してくれる時があるんですが、

その時は本当にゴミ拾いに時間がかかるんです。

登戸クリーンナップ大作戦!の様子

昨年の12月に開催した「登戸クリーンナップ大作戦!」では、子供が含まれていたチームが予定していたコースのうち、半分も進めないという事態が発生。

そのチームを担当した人に聞いてみたところ、

「子供たちが熱中しすぎて進めなかった」そう。

ほんとに子供の集中力は凄いんだなと身に染みて実感した出来事でした。


4,子供のまま大人になるという事

子供と大人の大きな違いはなんでしょうか?

体の大きさ、頭の良さ、考え方、色々あると思うんですが、個人的には「思い切りの良さの有無」が1番大きいのではと考えています。

人は大人になるに連れて我慢を覚え、取捨選択をすることを学んでいきます。

「この行動を取ったら悪い方向に進んでしまうから辞めよう」といった考え方とか。

具体例は色々ありますが、ひとつ言えることは、

大人になるにつれて明らかに足踏みする回数が増えるということです。

例えば、新しくイベントを開催する時。

大人はビジネス的な視点で考える事が出来ます。

集客は期待できるかとか。

リターンはしっかりと得られるのかとか。

しかし、前もって考えた結果、成功しないと踏んだ場合、進むことをやめてしまいます。

しかし、子供心を持ったままの大人ならどうでしょう。

採算度外視して、あれをやりたいこれをやりたいと、

やりたい、面白そうという衝動が先に来ます。

その衝動を形にする為に動けるのが「子供心を持った大人」であると僕は思います。

たぬきさん

マーケティング的な考え方で言うと
「マーケットイン」「プロダクトアウト」の考え方に近いのかもしれません。

前者のマーケットインは、その市場に関して分析し、需要があるところに商品を送り込もうという考え方。

分析してから送り込むということで、需要が無いと判断すれば容赦なく開発を止めます。

後者のプロダクトアウトは、自分がこれを売り込みたいんだ!という商品を市場に送り込むことで、

言い換えれば、物珍しくはあるものの、それが良い方向か悪い方向に進むかはわからないということ。

しかし、プロダクトアウトは市場を省みないため、革新的であり、爆発的なヒットを生み出す可能性があるものなのです。

ちなみにiPhoneはプロダクトアウト的なマーケティングにより生まれたものです。

要するに何が言いたいのか。

「世の中の革新的な物を生み出した成功者達は、ほとんど子供心を持った大人である。」

のではないかな?と僕は思っています。

以上、スプリングフェスタにて子供たちの元気に触れて、色々考えてしまった僕の独り言でした。


さて、今回はこの辺で。

次の投稿でお会いしましょう。

ではまた。

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