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告白。社会人編パート6

花火大会は、
何ごともなく、
無事終了した。

上がっている最中の
光景は
ざっくりこんな感じだ。

毎度の如く、
酒の力を借り、
盛り上げ役に徹する私。

合いの手を打ち、
補助に回る者。

その様子を見て
馬鹿笑いする者。

お構いなし、
女の子と話す者。

黙って花火を眺めている者。

溶け込めずに、
隅でチビチビ酒を飲んでる者。

みんなそれぞれ、
花火を眺めながら
自由に楽しんでる。

こういう空間は
嫌いではない。

ひとまず、片付けをして、
ゴミの処理をして、

当たり前の流れの如く、
ゆったりした
居酒屋へ向かう事に。

途中で、何故か、
タクシー組と、
ゆりかもめ組で、
4対4で綺麗に別れた。

案の定、
人だかりで、
めちゃくちゃ混んでいたから
仕方がない。

合流場所は、
新橋駅。

私はゆりかめも組。

キーマンの娘、
合いの手を打ってくれた小動物の様な娘、
私、広島から来た教師な助っ人。

タクシー組は、
キーマンの行員な友人、港区米屋の息子
同僚の娘、可愛いけどちょっと影のある不思議ちゃん。 

ゆりかめもに乗るまでも
めちゃくちゃ混んでいた。

その日はやたら、
キーマンの友人からの当たりがキツかった。

彼とは本来なら
めちゃくちゃ仲が良いんだけど、
その分、衝突するとなかなか面倒くさい。

スポーツ万能だし、
頭も良い。

さらに
顔も昔からちやほやされるくらい
ナイスな面をしてる。

俺が奴に優っているのは、
身長と、数学くらいかな?笑
あと人気笑

案の定奴が居ないことを
良いことに
いつもの如く、
毒舌を連発させた。

小動物の様な、ちょいポチャで
キュートな娘は

私の目を真っ直ぐ見て、


分かるよ。。。その気持ち。



私はその言葉を聞いて
落ちたのだ。
FALLしたのだ。

その時に、
もう先のことが、
決まっていたかの様に。
そう。
深く深く。
谷底まで。
深く。

落ちてしまったのだ。







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