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Faylan 10th Anniversary Live 「mind as ROCK!」ライブ感想 #Faylan

10月19日、渋谷のTSUTAYA O-WESTにて行われたFaylan 10周年ライブに参加しました。

イベンターノートを見てみたのですが、おそらく初めてFaylanを見たのは2010年のアニサマ Girls Night、それから何度かライブを拝見することはあったのですが、ワンマンライブはタイミングが合わず参加することがなかったのです。
あと、どうしてもめちゃくちゃに聴きたい曲がありまして…。後ほど触れますが。

会場はTSUTAYA O-WEST。O-EASTは何度か来たことがあったのですが、O-WESTは初めて。始まるまで会場前にいるのも邪魔になりそうなので、ふらふらと散歩していたのですが、ちょっと歩いたところに「やまや」があるんですね。ライブ前じゃなかったらライチビールとか買いたかった…。今度行ってみようかなと思います。

開場時間になりO-WEST前に戻ると、もうかなりの人数が集まっていました。物販のTシャツは売り切れていましたが、それぞれ思い思いのTシャツや格好で参加している印象でした。待機している時に、目の前に2013アニサマのタワレココラボタオルを持ってる人がいてびっくりしました…。個人的に愛用してるけど…。
あとはフェス系だとランティス祭りなど。2014も2019もいたかな?
フラワースタンドもいくつか届いていました。ファンから愛のこもったフラスタも。イラストも綺麗だしお花に今までのジャケットが印刷されていてこだわりを感じます。
会場に入ると思った以上にステージが近くてびっくり。2回ほど詰めてとアナウンスがあり、いよいよ始まります。

(セットリストは公式発表のものではないので、間違いなどございましたら申し訳ございません。)

01.mind as ROCK!
ライブは10周年アルバムの書き下ろし楽曲である「mind as ROCK!」からスタート!タイトルからしてそうですが、デビュー曲の「mind as Judgment」を意識したナンバーになっています。曲途中のカウントダウンとか。コールや一体感が気持ちいい!

02.God FATE
TVアニメ「八犬伝」OP主題歌。最初からエンジン全開のスピードロック。この曲でも掛け合いやコールがあって楽しい。

03.Polaris
1stアルバムのリード曲です。ここまではクールでシリアスな楽曲でしたが、こちらは同じロックでも明るく溌剌とした印象。サビでこちらを指差すフリが好きです。
この曲と次の曲の間にMCがあったのですが、「今日はバラードは1曲であとは全部ロック」と言われてこの後のヤバさを悟ります。

04.本能のDOUBT
TVアニメ「探偵オペラ ミルキィホームズ」ED主題歌。ミルキィホームズからもお花が届いてましたね。パフォーマンスは鞭を取り出してしなやかで艶やかで…。あと、告知動画でなんで鞭持ってるんだろう…と思ってたのですが、ここで使ってたんですね。

05.WHITE justice
TVアニメ「機動戦士ガンダムAGE」キオ編 ED主題歌。タイトルにも入っている白い光に包まれながら歌い上げます。そういえば、ライブハウスだけれどもペンライトを持っている人が多いのも印象的でした。あと、ベストアルバムからの選曲ということで、次に何が来るかもわからない状態で、曲が始まるたびにいろいろなところから歓声が上がるのもしみじみと嬉しかったです。

06.終末のフラクタル〜BLUE desire〜艶麗ブラックアウト〜百華繚乱~乱レ華~
知ったきっかけはアニメの曲だという人も多いけれども、ゲームの曲もたくさん歌っていまして…というMCから、ゲームソングメドレーに突入。次の曲も含めると5曲ぶっ続けですよ。体力が半端ない。
冒頭に「どうしてもめちゃくちゃに聴きたい曲」と書きましたが、それが「終末のフラクタル」でした。ゲームはやってないのですが…すみません…。ただ、「グリザイアの果実」のオープニングが、曲も映像もめちゃくちゃに好きで。サビ前のアニメーションからサビに入る演出、すごく爽やかでよくないですか…。

今までアルバムには収録されていなかったのですが、ベストアルバムに収録されるのを見た時にはやっと生で聴けるんじゃないかと飛び跳ねました。
ゲームソングと聞いて「来たら嬉しいなぁ」なんて思ってたら1曲目からあの何度も何度も聞いたイントロ。動揺と喜びが混じり合って一瞬で過ぎ去り………あーーーーーーーー足りない!!!!!!フル尺で聴きたかった…!!!
そして間髪入れず「BLUE desire」。こちらもアルバムで初めて聞いたのですがかっこいいなーと思ってたのでここで拾えて嬉しかった。こういう速くてシンセが立ってる曲、好きです。「百華繚乱~乱レ華~」もメドレー終盤で突っ込む曲とは思えないほどエネルギッシュ。

07.RED decision
PSP®用ソフトウェア「機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル/コズミックドライブ」OP主題歌。ゲームソングメドレー最後はこちら。エロゲだけだと思ってたのですが、そうではないゲームの曲も織り交ぜてのメドレーでした。

【ふぇいバンドセッションタイム】
ゲームソングメドレーが終わり、衣装替えのためにここからはセッションパートに。
ちなみにふぇいバンドはこちらのメンバー。
・ギター:鈴木マサキさん(バンマス)
・ベース:三宅博文さん(ヒロポン)
・ドラム:岩田ガンタ康彦さん(ガンちゃん)
・マニピュレーター:大串友紀(グッシー)
ガンちゃんやグッシーは別ライブでも何度かお世話になっているような。
こんな贅沢なメンバーを、目配せも感じ取れるような距離感でたっぷり味わえるのは、改めて考えるとめちゃくちゃ貴重ですね。

08.ALIVE
衣装も代わり、2ndアルバムのリード曲から後半戦が始まります。このアルバムだけ借りてずっと聞いていたので、収録曲には特に思い入れがあります。ベストアルバムのジャケットに寄せたクールな衣装から(歌ってるとファーが口に入るとも言ってましたが…)肩についた色とりどりのビジューが綺麗で、ロックテイストでもフリルをたくさんあしらったかわいい衣装へとチェンジ。

09.BLAZBLUE ~蒼光-ヒカリ-の向こうへ~
ゲーム「BLAZBLUE CENTRALFICTION」ED主題歌。「BLAZBLUE」と自身の関わりにも触れながら、作詞時のエピソードなどを語ってくれました。
そしてこれが本ライブ唯一のバラード。じっくり味わいながら、この後の激しさのことも考えてしまったり…。

10.戦場に咲いた一輪の花
PS®3用ソフトウェア「白騎士物語® -光と闇の覚醒-」OP主題歌。静かで芯の通ったアカペラから入り、この一曲でかなり体力を持っていかれるとMCで触れていたように、揺さぶられるようなパフォーマンスでした。
そして先ほどのバラードを歌っている最中にバンド紹介を飛ばしていたことを思い出し、「戦場に咲いた一輪の花」の後のMCで唐突に紹介。パフォーマンスは見惚れるくらいかっこいいのですが、MCはこんなにゆるいんだ…といい意味で驚きました。

11.東京ゼロハーツ
TVアニメ「東京ESP」OP主題歌。ここからはラストスパート!うねるメロディーがサビで一気に広がるのが最高に気持ちいい。サビでテンポよく指差すフリがいいですね。

12.Dark Side of the Light
TVアニメ『喰霊-零-』挿入歌。全編英語の歌詞ですが、ばっちり合うしかっこいい。

13.Last vision for last
TVアニメ『百花繚乱 サムライガールズ』OP主題歌。「ALIVE」に入ってたからわかった曲。音源として出ているものに合わせて歌う人と、その場の感情を思い切り乗せて歌う人とがいるのかなと思うのですが、Faylanはだいぶ情感たっぷりに、一度きりしかない歌い方をするのだなぁと感じました。

14.Dead END
TVアニメ『未来日記』後期OP主題歌。飛んだり思い切り腕を振り上げたり叫んだり、体力を微塵も残す気のないセトリ…!

15.Errand
TVアニメ『聖痕のクェイサー』OP主題歌。低音の響きとサビの高音が印象的なかっこいい楽曲。

16.mind as Judgment
TVアニメ『CANAAN』OP主題歌。ラストはデビュー曲でもある「mind as Judgment」。ここまでFaylanの10年をなぞってきたセットリストでしたが、やはり一番の盛り上がりでした。

【アンコール】

En1.グリム
TVアニメ『グリザイアの迷宮』 雄二過去編 ED主題歌。アンコールではライブTシャツと寄せ書きしたデニムで登場。私はちょっと気後れしてしまって書けなかったのですが…。その場でありがとうと伝えるだけではなく、「あとできちんと読んで感謝を伝えたい」と言っていたのが、ファンを大切にしているのを感じて印象的でした。

En2.HAPPY SOUL DANCE
MCでは物販にも触れるなか、Faylanのテーマカラーは黄色とのこと。確かに、赤か青だと思ってた…サイトには黄色が使われてますね…。なので、今回のリストバンドやタオルにも黄色が使われています。
さて、こちらはその物販でも売られていたタオルを振り回す楽曲。コールアンドレスポンスでは世代を聞いていましたがまさかの10代は不在。30代がボリュームゾーンだったかな?

En3.Never Slash!!
PCゲーム『がくと!』テーマソング。原曲のエコーを自前で再現してておちゃめ。ライブのラスト定番曲だったよう。

まとめ
演者と観客の距離が近いのもあって、お立ち台にもガンガン登って、一緒に楽しもう!というのが強く伝わってきました。ただじっくりと聞くだけじゃ物足りない、思い切り腕を振って頭を振って声を上げて、全身で全力で楽しめるライブでした。久々に翌日全身筋肉痛になりました。

また、MCでの距離感の近さをすごく感じました。ライブグッズでオムツ作る?とか、コールアンドレスポンスでも「Faylanとプライベートであったことがある人!」とか、しかもそのあとコーレス中でもいつどこで会ったか聴きにいくし…。MCの面白さがうまくお届けできないのが歯がゆいです。

ただ、やっぱり物足りない…!「螺旋、或いは聖なる欲望。」も聴きたかったし、「終末のフラクタル」もフルで聴きたかったと欲が出てしまいます。そりゃあ、3枚組フルアルバム、10年を振り返るのに1回のライブで全員納得させるなんて到底難しいのでしょうけれども。全体を見てもアニメの曲が多いように感じたので、アニメ主題歌の日とゲーム主題歌の日とあってもよかったんじゃないかとも思ってしまいます…。

ワンマンライブとしては5年ぶり。登場の「久しぶり!」から始まったように、本当に待ち望んでいた人も多かったライブだと思います。またあのステージで、あの日いた仲間たちと一緒にライブを楽しむ日が、必ず来てほしいと強く思います。ロックをかっこよく歌う姿を追いかけ続けたいと思った日でした。

以上、ライブ感想でした。
次のライブは明日のレヴュースタァライトです。明日のも含め年内もあと5回参加できそうなので、まだまだ楽しみがたくさんでありがたい話です。
ではー!

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