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Animelo Summer Live 2021 -COLORS- 1日目ライブ感想 #anisama

2021年8月27日に開催された「Animelo Summer Live 2021 -COLORS-」に参加しました。
いやはや、待ちに待った2年ぶりのアニサマですね…。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1日あたり2万8000人から5000人まで規模が縮小されるなど、例年通りとは行かない開催となりました。
自分も直近2週間はなるべくお出かけは控え、当日も自宅で検温を済ませ、マスクを着用してさいたま新都心駅に向かいました。

さいたま新都心駅に着くと、SSAが東京オリンピック2020の会場となっていたのもあり、バスケットボールの出場各国を浮世絵風に表現したパネルが目に入りました。関係者の方々はこれを見れたのでしょう。おもてなしの気持ちを感じられて、全然関係のないイベントで足を運んだ身ではありましたが、なんとなく嬉しい気持ちになりました。

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また、普段なら催し物が行われているけやきひろばも今年はがらんどうとしています。この日は快晴だったので日陰側に佇んでいる人も多くいましたが、例年の屋台やステージがないとやや閑散として見えてしまいます。

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例年屋台でご飯を食べるのも楽しみの一つだったのですが、今年はさいたま新都心駅から反対側に歩いたところにあるコクーンシティでいただくことにしました。意外と使ったこともなかったので、新規開拓にもつながってよかったかなと。
1日目は「カルディコーヒーファーム カフェデリツィア」でランチセットをいただきました。思っていたよりも大きいサンドウィッチが出てきてびっくり。また行きたいなぁ…と思ったら9/30で閉店とのこと…。かなしい…。

また、今年は公式飲料となった「Newヤクルトカロリーハーフ」の無料配布もありました。毎日しっかり飲みました!ヤクルトマンに会いたくて3日間通いましたが結局会えず…。

入場時に検温など手間取りそうかなと思い、入場開始とほとんど同じタイミングで入場しましたが、普段と違うのは検温と消毒くらいで思っていたよりもスムーズな入場となっていました。金属探知機でのチェックまで行うのがアニサマに来たなーという気持ちになります。
LINEチケットの認証も済ませ、スタッフさんからチラシの入った袋と菌除去シートをいただきました。菌除去シートは50枚入りの大容量。これはあと2個もらえるということですね…?(あと、除菌シートじゃなくて菌除去シートなんですね)
その日の出演者とヤクルトからのメッセージの書いてある袋には、注意書きとBS11、文化放送、SAKUGANのチラシが入っていました。例年であればその日のアーティストに関連したチラシがわさっと入っていますが、今年は少な目でした。

会場はアリーナDブロックまでしか座席がないため、SSAの後ろ側ががらっと空いている状態です。200ブロックもステージより前側には人を入れていないため、横から見ると人の少なさをより強く感じました。
1日目の座席は200レベルでしたが前から3列目だったので、もうほとんどアリーナといったところ。Cブロックのちょうど右側という感じでした。
花道はないものの、前回と同じく後方にセンターステージがある構成です。なんかうっすらバンドセットが見える…?
開演前のCMもチラシが入っていたもののみで、BS11のCMがめちゃくちゃ耳に残りました。3日間通しでこれ何回聞いたかな…。

さて、いよいよ開幕が近づき「We Will Rock You」と「Vertigo」が流れると、なんと会場内カメラで前方モニターにお客さんを映してくれるサプライズが。

これ、すっごくうれしかったです。
カメラを向けるとそれぞれが思い思いのアピールをしてくれて、声こそ出せないものの楽しむぞという思いが強く伝わってきてとても心強かったです。
なんだか、やっとアニサマに戻ってこれたんだなという気持ちになり、始まる前から胸いっぱいに。
会場が暗くなり、いよいよ2年越しのアニサマのスタートです。

00.なんてカラフルなオープニング! DAY1
カラフルでポップな映像が映し出されると、なんとコールや声援が聴こえてくる!収録したものを映像に組み込んでくれたのだと思うのですが、声が出せなくても盛り上がっている感じが出てとても嬉しかったです。
また、今年のテーマソングに合わせて各アーティストが「オマエナニサマ!?オレアニサマ!」と掛け声を入れており、ひとつひとつ収録したのだと思うと、力の入れっぷりを感じました。

01.魂のルフラン / 高橋洋子
02.残酷な天使のテーゼ / 高橋洋子

トップバッターはエヴァの楽曲を引っ提げ高橋洋子さんが登場。1曲目がコラボではなかったのは少し意外。
今年「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開されたのもあり、アニサマとエヴァのコラボTシャツも物販で売られていましたね。(現地実況の方でfhánaの佐藤さんが欲しがっててちょっと面白かった…)
エヴァのアニメの映像をふんだんに使い、レーザーも緑と紫で会場を完全にエヴァンゲリオンで染め上げていました。
というかこんなに映像使うならとても配信なんてできないな…とペンライトをぶん回しながらしみじみ思ったり。

03.Photon Melodies / Photon Maiden
04.電乱★カウントダウン / Peaky P-key
05.ぐるぐるDJ TURN!! / Happy Around!
06.CYBER CYBER / D4DJ feat. MOTSU

さて、DJブースが舞台上にせりがってきて、D4DJのコーナーがスタート。Happy Around!はセンターステージから出てきて、トロッコを使ってメインステージに合流する、会場全体をつかったパフォーマンスでした。
「CYBER CYBER」ではなんとMOTSUさんも登場。まぁ、ご本人が匂わせ映像出していたんですけど…。2017年もTwiterを使ったサプライズやおもしろ映像を作っていましたが、年々映像技術がアップしていて面白いです。「CYBER CYBER」楽しすぎて息絶え絶えになりました。ALTIMA復活してくれんか…。

07.Broken Sky / 富田美憂
08.COLORS / 富田美憂×大橋彩香

スタリラをやっているので、富田さんというとララフィンの声の人というイメージだったので、歌を聞いて可愛らしい声とのギャップにびっくりしました。
そして、アニサマといえばコラボということで、大橋彩香さんを呼び込み「最近はアイカツやアイマスで関わりがあって…」というMCから、もしかしてアイカツ曲くる!?と思っていたら、なんとFLOWの「COLORS」をカバー。いやそっちかい!テーマとぴったりの曲ではあるのでどこかでくるかなーとは思っていましたがまさかこことは。女性ボーカルのFLOWも新鮮でよかったです。

09.はじめてのかくめい!~人生イージー? / DIALOGUE+
10.おもいでしりとり / DIALOGUE+

「はじめてのかくめい!」で登場したらいいなぁと思っていたので、その通りの演出で嬉しかったです。「人生イージー?」のゲーム風の映像も曲にぴったり。「おもいでしりとり」も揃ったダンスがきれいでした。8人いると映えますね。また、パンツスタイルの子がピンクだったのは意外でした。後々調べたらピンク担当が2人いるんですねぇ。

11.Plastic Smile / 石原夏織 feat. 佐藤純一(fhána)
12.Against. / 石原夏織

きゃりさんの登場。「Plastic Smile」ではピアノをよく映すなぁと思っていたらfhánaの佐藤純一さんだったんですね。これ佐藤さん全通ありうるなぁ…。
「Against.」では、前回に引き続きダンスの振りとスクリーンの映像が連動する演出も。

13.リライズ / スピラ・スピカ
14.ピラミッド大逆転 / スピラ・スピカ

「リライズ」はアカペラで曲が始まりました。面白いMCのほうが印象に残りやすいんですが、めっちゃ歌上手いんですよ幹葉ちゃん…。「ピラミッド大逆転」では振り付け講座もあり、声は出せないもののすごく楽しめました。最後はギター寺西さんとベースますださんも楽器を投げ捨て、全力で踊っててめっちゃ笑いました。

15.RESISTER / ASCA
16.Howling / ASCA

ガツンとエネルギッシュな2曲でぶん殴るようなステージでした。めーちゃめちゃかっこよかった。また、黒を基調としたドレスに赤の差し色が映える衣装も印象的でした。リップの赤も素敵。

17.ゴールデンタイムラバー / スキマスイッチ
18.ボクノート / スキマスイッチ
19.全力少年 / スキマスイッチ

アニソンフェスでこんなに聞いてもいいのかってくらい贅沢な時間でした。特に「全力少年」はクラップアンドレスポンスで年代問わず盛り上がり、本当に幸せな空間でした。
個人的に、ASCAさんあたりで久々のフェスにはしゃいでしまって少し気分が悪くなってしまっていたので、落ち着いて楽しめてよかったです。

20.約束 / 765プロオールスターズ feat. ピアニート公爵
21.キラメキラリ / 765プロオールスターズ feat. 山崎淳
22.Colorful Days (M@STER VERSION 12 Colors) 765プロオールスターズ feat. ヒロムーチョ
23.M@STERPIECE / 765プロオールスターズ feat. ANISAMA BAND

スキマスイッチで休憩かなぁと思っていたら、アニメ「アイドルマスター」の第20話の予告が流れます。そしたらくるのはもちろん「約束」でしょう。舞台上には2019年で「青い鳥」を歌った今井さんとピアニート公爵の2人だけで、まさに約束を果たしにきたステージでした。
曲の最後には他のメンバーも揃い、階段上にいる中村さんと長谷川さんを後ろに歌う今井さんの姿がとても印象的でした。カメラマンさんナイスです…。
MCの間に脇にトロッコが用意され、それに乗り込んで「キラメキラリ」と「Colorful Days」を披露。「キラメキラリ」は山火事とまでは行きませんでしたが、UOを久々に思いっきり折れました。「Colorful Days」もテーマに沿った選曲でよかったです。また、今回はアニサマバンドとのコラボということで、ギターソロやサックスも生演奏。まさに集大成という感じ。
ラストは「M@STERPIECE」。なんと映像が映画「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」のものを丸々使用!!!!アイドルの前にアイドルがいるの何…。ラスサビ前の長谷川さん、今井さん、中村さんの映像とのシンクロっぷりにまた涙が溢れました。
いやー…。これは本当にたくさんのプロデューサーさんに見てもらいたかったなと…。本当は15周年でやりたかったのだろうなとか、色々思ってしまって、楽しい気持ちもたくさんありましたが、ちょっぴり悔しかったです。おのれ567プロ…。

24.nameless story / 岸田教団&THE明星ロケッツ
25.GATE~それは暁のように~ / 岸田教団&THE明星ロケッツ
26.HIGHSCHOOL OF THE DEAD / 岸田教団&THE明星ロケッツ

休憩が明け、岸田教団&THE明星ロケッツがなんと真横から登場!めっちゃ手振っちゃいました。そして、通路を堂々と歩いてセンターステージへ向かいます。センターステージのバンドセットはこのためのものだったのだと理解しました。「とある科学の超電磁砲T」の曲である「nameless story」はichigoさんとアニメ映像がぶつかり合うように歌っていてめちゃくちゃアツかったです。「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」は最近新録があったのでくるかなと思っていましたが、「GATE~それは暁のように~」まで歌ったのは結構驚きました。主にメインステージ側に向けて歌うことが多かったのですが、Dブロック側にも回ってパフォーマンスしていたのが印象的でした。ママになったichigoさん、はちゃめちゃにかっこよかったっす…。10月末のワンマンも楽しみ。

27.FANTASTIC ILLUSION / i☆Ris
28.ウルトラ リラックス / i☆Ris×幹葉 feat. 犬寄しのぶ
29.アルティメット☆MAGIC / i☆Ris

5人編成になったi☆Risちゃん。1曲目が終わったところで、舞台上の意味深なボックスから、スピラ・スピカの幹葉さんがカラフルな衣装で登場。(目の前のお客さんが「黄色枠!?」ってちょっとざわついてて面白かったです)そして、D4DJから犬寄しのぶさんも登場し、披露されたのはなんと「ウルトラ リラックス」!若い子大丈夫か????ついてこれているか????かくいう私もシンデレラガールズのフレちゃんのカバーでちゃんと知ったという感じですが…。SEも入ったハイテンションなアレンジにのせたパフォーマンスでした。カラフルな衣装はシノラー意識でしたね。ラストは再び5人で「アルティメット☆MAGIC」を歌い、トロッコで会場全体を巻き込んだパフォーマンスを披露しました。

30.START DASH / 大橋彩香
31.にゃんだーわんだーデイズ / 大橋彩香
32.ワガママMIRROR HEART / 大橋彩香

へご…じゃない大橋彩香さん。「にゃんだーわんだーデイズ」が終わったあたりで、「もしかしてミラハくる…?」と思っていたら、その予感の通り「ワガママMIRROR HEART」のイントロが。アイマスの「Colorful Days」もなんかきそうだなぁみたいな予感があって当たったので、今年はあまり変化球な選曲はなかったのかもしれません。しかしこのミラハ、声出せないんですわ…。それでもサビで一斉に焚き上がるUOで会場の盛り上がりを実感しました。立ち禁じゃなくて本当によかった。立ち禁だったら新手の拷問だった…。

33.感情のピクセル / 岡崎体育
34.ポーズ / 岡崎体育
35.キミの冒険 / 岡崎体育


「アニサマでなぜ『感情のピクセル』を?」というのは、「感情のピクセル」のドラムを山内“masshoi”優さんが叩いていたからです。実際に、ドラムの音はマッショイさんの音で、それに合わせてアニサマバンドが演奏していました。また、曲のMVに合わせてスペシャルステージにワニさんが登場しましたが、中身がなんと当日実況放送をしていたKis-My-Ft2の宮田さんだったということを終わってから知りました。なんかめっちゃヘドバンとかオタ芸とかしてたけど、宮田ニキそういうのもできるんだ…。MCではマッショイさんのことには触れず、おもしろMCで会場を盛り上げていました。あくまで歌で、パフォーマンスで伝えるという気概が素敵だなと思います。
「ポーズ」と「キミの冒険」はアニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」から。特に「キミの冒険」は聞きたいと思っていたので嬉しかったのですが、どちらもアニメ尺。フル尺で聞きたかった…。「キミの冒険」では可愛い人しか乗れないと噂のトロッコに乗り歌うも、後方の何もない空間に収容されてそのまま退場。「SSAでライブやった時のタオル持ってきたんであとで買ってください!」と宣伝するものの、終演後の物販はないのでした。一連の出来事がめちゃくちゃ面白かったのでまるっとBlu-rayに収録されるといいな…。

36.Bright Burning Shout / 西川貴教
37.Eden through the rough / 西川貴教
38.天秤-Libra- / 西川貴教+ASCA

西川兄貴が登場し、なによりも目を引いたのはその衣装。前を大胆に広げた衣装で、そこから主張するのははちきれんばかりに見事に鍛え上げられた雄っぱい。めっちゃばるんばるんでした。歌もフルパワーでしたが、演出もそれに呼応して火がめちゃくちゃ出ていました。前の方いたら焦げそうなくらい。
また、ASCAさんとのコラボ楽曲である「天秤-Libra-」では、西川さんが黒を貴重にした衣装であるのに対し、ASCAさんは真っ白なドレスで登場して、対のような雰囲気が印象的でした。どちらも全力の歌唱がぶつかりあっていて、息を呑むくらいかっこよかったです。

39.鼓動 / 藍井エイル
40.アトック / 藍井エイル
41.星が降るユメ / 藍井エイル
42.流星 / 藍井エイル

1日目のトリは藍井エイルさん。特に印象に残ったのは2曲目の「アトック」。歌声がエモーショナルな曲にぴったりあっていて、こんなにすごいアーティストだったのかと改めて感じました。

43.なんてカラフルな世界! / アニサマ2021出演アーティスト
「流星」のラストから今日のアーティストがステージに集合し、そのまま最後のMCヘ。個々の挨拶はなかったものの、舞台上で西川さんと藍井さんのやりとりもあったり、変わらずあたたかい空間であったように思います。最後のテーマ曲「なんてカラフルな世界!」ではアニサマダンサーズも登場して、ハッピーに1日目を締めくくりました。岡崎さんも壇上に上がっていたのですが、アニサマダンサーズに合わせてめっちゃキビキビ踊ったり、ダンサーズがはけるのと一緒に自分まではけようとしていたり、かなりはっちゃけていました。ここらへんもBlu-rayに残らないかなぁ!正直アウェイではあったと思うのですが、最後まで楽しんでいたのを感じられて、見る側としてもとても嬉しかったです。

1日目まとめ
正直、終わった直後は複雑な気持ちでした。最大限、今できるアニサマの形を模索してくれたのはすごく伝わってきました。でも、2万8000人がひしめくSSAで喉をからっからにして楽しむのがアニサマだと思っていて。後ろに近い座席だったので、ふとステージから目を外すと誰も入っていない空間が目に入ってきてしまい、ここにいたかった人もたくさんいたのだろうな、という少し寂しいような気持ちになってしまいました。難しい。特にアイマスのパフォーマンスが本当に素晴らしかったからこそ、15周年でたくさんの人の前で感謝を伝えて欲しかったし、あのステージを見てもらいたかった。そんな気持ちがどうしても胸に渦巻いていました。なので、直後は「楽しかった!」と無邪気に言えず、でもそんな中でも全力でパフォーマンスしてくださった演者の方々、スタッフの方々に胸の内で感謝を伝えました。
なーんか変にしんみりしたまとめになってしまってすみません。「ただいまアニサマ」という1日目だったと思います。
今年も3日全通したので、あと2つ記事が上がります。ではー。

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