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noteを続けて気づいたこと

ほぼ1ヶ月あまりnoteの毎日投稿を続けていて、ネタ探しにも苦労して、継続してだんだんと分かってきたことがある。

何を書きたいのか

趣味や仕事のこと、色々書きたいことはあるけれどもどれも共通しているのは「発信したい」「認めてもらいたい」ということよりも、自分の頭の中の整理にnoteを利用しているということがわかった。文字にすることで何が分かっていて、何が分かっていないのか、それが明らかになっていく。そして最終的には自分の結論は何なのかということに着地する。

自分の結論≒自分の意見なのだが、ここがどうもあやふやなことが結構ある。どこかで聞いたことのあるコメントだったり、その結論をバーンとぶち上げることに何故か恐れを抱いているために曖昧な表現になったり。ふんわりとした着地になっている場合はそれがほとんどだ。

私も含めて断言することを恐れる人は結構居ると思う。断言するとそれに対して反駁する人も居るだろうからそれを恐れているからこそなのだが、そこで議論が発生すれば素晴らしいはずなのだが、それを恐れている。これは癖なんだろう。

私の経験、知見

私は長らくIT業界で営業の仕事に就いていて、そしてインサイドセールスという今でこそ流行ってきた手法に長らく携わってきた。よって私の経験と知見はそれなりに価値があるとは思うのだが、体系的にこれを説明、アウトプットが出来ていないのでどうもぼんやりしている。

もともとアウトプットが苦手な自分を変えたいと思ってこのnoteの毎日ポストを続けているのだが、この苦手意識を解消するまでには至っていない。たかだか1ヶ月あまりのことでは解消しないのだろうが、愚直にこれを継続することが大事かと思い継続している。残念ながら1月3日はうっかりポストが漏れてしまったが、今日もまたこれを続けている。

自分の考えを整理する

落ち着いて考えてみるとこうだ。

1)まず書きたい内容について現状を調査してそれを共有する

2)1)を踏まえたうえで課題を見つけ、それに対する対処方法を自分で考えて述べる

3)結論を述べる

2)の作業が結構重要だと思っていて、課題をどれだけ細かくブレイクアウトするか、もしくは他に置き換えて考え易くすることがキモだろう。私の知る優秀な人々はここがうまい。とある人はたとえ話が上手いし、こまかくブレイクダウンするときも方向性が間違っていると迷子になってしまうが、正しい方向であれば非常に分かり易い。

知的生産性の高い活動に向けて

一見複雑そうに見えることも、調べものをすることで意外とシンプルだったり、世間一般で言われている見方をしないほうが分かり易かったりする。ここは知的興味を大きく刺激される部分で、また楽しいことでもあったりする。私が最近話題にするのはCOVID-19関連の話題だが、非常に多くの公開データがあるのでそれを眺めているだけでも結構楽しい。このデータを見て考察するというアクションは、大学時代に訓練されたスキルのひとつとも言え、その点では大学に通って良かったなと思うことでもある。(ちなみに私は獣医学部獣医学科卒で獣医師免許は持っていません。国家試験落ちました)

私の居る営業の世界というのは、もはや気合いや根性では成立しない世界になっている。CRM/SFAの浸透、BtoBマーケティングのあらゆる手法、インサイドセールスといった様々な道具を使うことにより、ある種科学的なプロセスを進めることが出来る。必要とする売上や利益のために、どのタイミングでどんな活動が必要か、また活動の品質もある程度平準化させてコンスタントに活動出来る世界というのは既に存在し、これに成功している企業も多く存在する。

いわゆるシニア世代の私が今なすべきことは、この自分の経験や知見を体系立てて整理し、共有することだと思っている。営業の世界は経験に基づく勘が結構大事だが、それでさえも誰もが利用できるようなコンテクストとしてライブラリ化することで、生産性の高い営業活動の助けとなると信じている。なかなか骨の折れる作業ではあるが、同業のスターとも呼べる先輩諸氏のウェビナーやセミナーで自分の方向性が誤っていないことを確認するようにしている。

このnoteのこれから

そうは言っても仕事の話ばかりでもつまらない。私は好奇心旺盛で今なおチャレンジしたいコトやモノは多く存在する。折に触れこれらについてもポストしていき、今後の自分のアクションのきっかけにしていこうと思う。以前も同じようなことを述べたが批評家、評論家のままではダメだ。まずアクションしないと何もhappenしない。



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