見出し画像

おとなの勉強モチベーション維持法

過去に以下の記事を書いた。
リスキリングにおけるモチベーションと方法について書いたものである。

最近仕事をしていて改めて先を見据えて学習しておいてよかったと思う事が増えたので、今回は勉強について書きたいと思う。


引用した記事ではモチベーションを保って勉強を続けている書きっぷりの私だが、やる気のむらっけは人より大きいと思う。
やる気が出るときは異様に集中力が高いものの、やる気が出ないときは全然できない。

勉強しなきゃなと思いながら、ついついゲームを始めてしまう。
ゲームをやっていたらいつの間にか3時間経っているのだ。

信長の野望で全国統一するまでやめられない。
FFXで雷平原で200回雷を避けるまでやめられない。
隻狼で葦名弦一郎を撃破するまでやめられない。

ここまで来ると、もうええか、とあきらめる。

やる気が出ないときに勉強するのが苦痛で仕方がないのだ。
すぐにスマホをいじって、まとめサイトを見たり、Kindleで漫画を読んでいる。


おとなこそ必要な勉強モチベ維持

サボる理由は明確で、何のために勉強しているか分からなくなるのだ。
逆に言うと、勉強せざるを得ない理由があれば勉強する。

学生時代は勉強が生活の主体で、勉強せざるを得ない環境だった。
大人になり自分のペースで生きていると、勉強から身を遠ざけてしまう。
理由なんてなくとも自分に勉強をさせなければならない。

つまり、いかにして自分を勉強せざるを得ない環境に追い込むかが大事。
最近、これがライフハックな気がしてきた。

そう、すなわち根性論である。脳筋万歳。

私は自分の性格が怠け者だと思っているので、自分自身を追い込むときに容赦をしない。
私に対して有効な手段でしかないが、いくつかコツ(≒根性論)があるので共有してみる。

1. とにかくサボることに罪悪感を持たせる

結局、これが一番効く。
サボることで以下に時間を無駄にしたのかを自分自身で後悔するのだ。

一番わかりやすいのが、とにかく勉強にお金をつぎ込むこと。

例えば、まず技術書を買ってみる。そこそこ高いので、少しはやる。
しばらくして、やらなくなるので、また別の本を買う。

これを繰り返した上で買った本を並べて、総額でいくら使ったか計算してみる。
ちょっと取り戻そうと思ってやり始める。

他にも高い試験に申し込んでしまって、勉強しないと受験代を棒に振る、というプレッシャーをかける。
数万する試験だと、家計から出したのに何故サボってんだ、と自分に怒りを覚えたりする。(少しアホっぽいが)

ちなみに私は罪悪感を持てれば、サボった時間分は勉強しようと考える。
日をまたぐと罪悪感が吹き飛ぶので、その日のうちにやってしまう。
これが結構大事な気がする。明日やろうは馬鹿野郎ってやつだ。

結果として、ゲームと同じくらい勉強もして寝不足になる、というアホなことをやっていたりする。
ただ、寝不足になるくらいの方が損した気分になる。
後悔の念も強くなるので、サボった罪悪感がまた増幅される気がする。

2. サボるときは全力でサボる

中途半端にサボると、細切れでサボるようになる。
サボるなら全力でサボった方が良いのだ。

こりゃ今日は全然勉強できねえな
と思った時には、もう遊ぶことにしている。
ただ、この時に自分でやめられる遊び方にするのがコツだ。

読書したり、映画をみたり、ゲームをしたり…。
やめどきを自分で決められることが大事。
あと、色々なことをやらないこと。遊ぶなら一つの種目だけを遊ぶ。

同じことをやってると、人はどこかで飽きる。
私は1日に5時間も同じゲームはできないし、数時間すると全然楽しくなくなる。

同じ楽しくないから、ためになる勉強でもするか…。
という結論に至る。

ただ、自分でやめられない事の場合。
例えば、外食しに出掛ける、などはこうもいかない。
出先で勉強はできないし、帰れる時間は何時になるか分からない。
さらに明確にサボった感じがないので罪悪感もわかないのだ。
こういうのは計画的な気分転換で使うべき。

つらい時の逃げ道は、すぐに始められて、すぐにやめられる事が基本。

3. 勉強できる道具をどこでも持ち歩く

本当に勉強するかどうか、は関係ない。
とにかく、勉強をする道具を持ち歩く。

これは、とにかく勉強を視界に入れることと罪悪感の増幅に使う。
勉強を意識せざるを得なくなるし、勉強できるのにしていない、という感覚が湧く。

あと、短い時間でも、とりあえず勉強してみるのも大事。
絶対記憶できないだろうな、という5分くらいの時間でも、とにかくやってみる。
一度机の上に出してしまえば、さらに罪悪感が増す。
勉強と関係ない読書やスマホいじりをしていても目の前にやるべき勉強の本がある。

この方法のさらに良いところは、少しでも勉強のことを考える時間が増えることだ。
頭から勉強をしなければいけない感覚を抜かないようになる。
勉強したくない自分は苦しめば良いのだ。


以上、とにかくサボろうとする自分を厳しく律する事が大事。
サボったら罰として勉強をやらせる。
寝不足でもなんでもやらせる。それくらい強い制約を自分に課す。

ハンターハンターの念ではないけど、制約が強いほど効果は生まれるものである。
この記事を書いているうちに1時間が経ってしまった…。1時間勉強しなきゃ…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?