[#3]読書メモ:プレゼン力
こんにちは、ワタコーです!
今回の推薦図書は、
プレゼン力 〜未来を変える「伝える」技術〜
マサチューセッツ工科大学教授・MITメディアラボ所長の伊藤穰一さん
京都大学教授の山中伸弥さん
この2名の対談形式の図書です。
伝える本の3冊目です。
まず初めにこの豪華な2名が「伝える」をテーマにお話するのは、
研究者は
5割が研究
残りの5割が伝えること
ことだからです。
彼らは伝える(プレゼン)力で数多くのチャンスを掴んできたそうです。
この図書では、まず山中さんのお話が書かれています。
アメリカでは「ビデオトレーニング」
発表も講評も記録に残す
山中さんがアメリカに留学していた際に、プレゼンのトレーニング法として、ビデオで撮影し、その後発表を聞いている人にプレゼンの講評を「本人が席を外して」行うトレーニングが行なっていたそうです。
すぐに出来る手法ですが講評する人のレベルが高くないと成立しないトレーニング手法で、幼少期からプレゼンスキルを各々の関係で鍛えられてきたアメリカでこそ最大限に意味を持つトレーニング方法かなと思います。
プレゼンは紙芝居
絵にしたことを喋る、連続性を持つ。これを意識する。当たり前なことですがこの(紙芝居という)意識は一つ念頭に置くと良さそうだなと思いました。
ポインタは止める
よくクルクルとレーザを回す人がいますが、それは相手の注意を分散させる行為。山中さんは辞めるべきだとおっしゃっています。
この本ではいくつかのTEDの話が取り上げられています。
上記の3つを挙げていました。
このTEDから学べることは、
1. メッセージを正しく伝える
2. 良い格好をしない(自分の経験を飾らない)
3. ユーモアを忘れない
伊藤さんは、プレゼンは「self, us, now」の3つで構成すると良いと言います。
なぜ「私」が話すのか?
なぜ「我々」が考えるのか?
なぜ「今」この話をするのか?
これを明確にすることが相手に伝えるコツだそうです。
他にも
伝えたいことは1つに絞る
これも意外と出来ていない発表者が多いそうです。あれもこれもとならずにtake-home-wordは一つに絞る。他には、
チャピタライジング:話の切り替えで姿勢の向きを変える
プレゼンス:「間」を持つことで一体感を生む
モジュレーション:話の緩急
等、様々なテクニックが載っています。
山中さんがノーベル賞を取るに到るまでのことも書いてあります。
ぜひ読んでみてください!
ワタコーでした!
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