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冬のカナダ遠征②

noteをご覧の皆様、こんにちは。冬のカナダ遠征の振り返りその2です。

概要や目標などは前回より引用です。

15日間の合宿で、2大会出場しました。
今回は全てMixed Doubles Super Seriesです。

目的は前回遠征から引き続き、
・ミックスダブルスで国際経験を積むこと
・試合数をこなすことで、作戦やショットの幅を広げること
・来季以降の強化指定やオリンピック代表選考に関わる世界ランキングのポイントを獲得すること

以上の3点です。前回は決勝トーナメント進出を目標にしていましたが、3大会連続優勝という結果でしたので、目標を上方修正して、優勝を目標にしました。

冬のカナダ遠征より


秋のカナダ遠征の記事はこちらから


オークビルでの大会が12月31日まででしたので、1月1日にハリファックスに移動しました。31日も3試合していたので、年越しまで起きてられず、遠くで花火の気配だけ感じながら寝ました。1日も朝から移動で、お正月感のない年越しでした。

お雑煮風のものは食べれました

この週の会場はハリファックスというノバスコシア州の町で、日本からはとても遠いです。

豪君が日本ジュニア優勝した時のチームメイトである、ソラくんがハリファックスにいるので、練習試合してもらいました。

みんなで

Mixed Doubles Super Series Halifax

この週はカナダで2大会、アメリカでも大会があったので、チームがバラけました。そのため今大会はSFM6.0と、前週よりはやや下がりましたが、Super Seriesが2週連続だったこともあって、この週も高めでした。また、カナダ人選手たちにとっては、カナダ選手権に出るためのポイントレースはこの週が最終週だったようです。


予選結果

Gionest/Desjardins
6-3 WIN
カナダの強豪と初戦でした。かなり気合い入っていました。ここはほとんど男性選手が作戦を決めて、女性選手がそれに沿って動く、というスタイルでした。競りながらも、ギリギリ勝てました。
リンクのWiFiがあまり強くなくて、残念ながら配信ができませんでした。

Kaldvee/Lill
10-4 WIN
初対戦のエストニア代表。代表歴が長いチームで、豪君は何年か前に対戦したことがあったそうです。
曲がらないアイスにお互い苦戦しましたが、やや早めにアイスに合ったこちらが勝利。
配信を2階からではなく、1階でするようにしたら、なんとか配信できるようになりました。

Brothers/Weagle
8-2 WIN
地元ハリファックスのチーム。石やシートの情報も試合前からよく知っていました。

Kim/Jeong
4-5 LOSE
韓国代表チー厶。先週に引き続き対戦。曲がらず、そして恐ろしく滑っていたアイスに対応していた韓国チームは、ここまでのDSCも4投中の3投が0cm(1点計測)と好調でした。
久しぶりに相手がよく決まっていて負けました。最近の勝ち方は、自分たちが決まっていて勝てたというよりも、相手が先に崩れて勝つことが多かったので、試合が終わった後、すごく気合いが入ったのを覚えています。

韓国チームのDSCがすごい

Locke/Perry
DNS 
大会3日目の朝、チームから体調不良者が出て、棄権。大会主催者に報告、相談して対応を決めました。

この週優勝すれば、確実に国内で1位になれるので少し残念でしたが、これが日本選手権じゃなくて良かったと思っています。4人制と違って、1人でも欠けることができないので、体調や怪我にはよりいっそう気をつけなければいけないと再確認する機会になりました。

予選は3勝2敗、DSCの結果、予選敗退でした。

朝から晩までカーリング


大会の感想

よく曲がるオークビルから、スーパーストレートで滑るハリファックスと、投げ方や掃き方を合わせるのに苦労しましたが、いろんな環境を経験できたのは良かったと思います。

特に今回のアイスは、試合前練習から試合中のアイスの滑りの変化がダイナミックでしたので、合わせるという点でいうとものすごく難しかったです。
具体的に言うと、試合前練習はホグホグ15.5秒・バックホグ4.4秒でピンで、3エンドくらいになるとホグホグ14.5秒・バックホグ4.0秒くらいでした。

最後は残念な結果に終わりましたが、ここまでの大会でYTD(今年の獲得ポイント)では世界2位になりました。ちなみに1位は松村・谷田ペアです。
今年のシーズン当初の目標は20位以内に入ることでしたので、そこは達成できました。

1位と7ポイント差

カナダ遠征全体の感想

カナダで5大会出場して1番経験を積めたのは、やはり作戦面です。大きくショットセレクションが変わったわけではないですが、先攻だったらこのミスはOK、後攻だったらこれはダメなど、シチュエーションごとにミスしてもより影響が少ない方に許容範囲を作れるようになりました。

もう1つは体力面です。今シーズンは初めてミックスダブルスに向けて100%トレーニングなども準備できました。遠征を積むにつれて、段々体力がついてきたなというのを実感しています。

日本ミックスダブルスカーリング選手権がいよいよやってきます。今までで1番、優勝するための準備も自信もついて迎える日本選手権です。
勝てば世界選手権、更には来年のアジア大会の代表にもなります。いよいよオリンピックレースが始まります。

おまけ

ハリファックスにはペギーズコーブという有名な灯台があり、練習終わりに行ってきました。

夕陽と灯台

おまけ2

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我が家の宣伝隊長


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