連日こんばんは。1週間にわたって開催されていた日本カーリング選手権もいよいよ決勝です。いつもながら、あっというまです。
私は平日仕事をしながらの観戦でしたので、予選の間は時には車で実況解説付きのYouTubeの音声だけで楽しむ、みたいなこともしながら状況を把握していました。ほぼラジオです。

男子決勝

コンサドーレ(予選1位) 対 SC軽井沢クラブ(3位)

ものすごい接戦がありながらも、結果的に全勝で上がったコンサドーレ。これまでは清水選手のフォースの時に苦しくてそのまま負けてしまう展開もありましたが、今大会はひと味違う感じです。新体制になってから積み重ねてきたものが、実になってきているということでしょうか。若いフロントの選手たちも力をつけてきていますし、ベテランの経験と若手の勢いが上手く融合していると思います。勢いも大事です。

一方、少し苦戦していたSC軽井沢クラブも、決勝に向けて合わせてきている様子が準決勝からも見られました。アイスのコンディションも変わってきているようですが、転戦してきた経験を生かせていたのか、丁寧にチームで確認しながら試合を進めてきた点も良かったと思います。

ここまでの男子全体の戦い方を観ている感じだと、ラストエンドの後攻をどっちが持っていて、先攻が何点差で勝っているかが鍵になると思います。男子の方が一発逆転の決まる確率も狙う頻度も高いです。どのシチュエーションでラストエンドを迎えるか、注目したいです。
あとこれは男女ともに言えることですが、決勝にストレートで進出したチームは丸1日空くことになります。毎日少しずつアイスコンディションは変化しているので、その変化の波に乗れるかどうかは重要なポイントだと思います。

女子決勝

北海道銀行(予選1位) 対 SC軽井沢クラブ(3位)

大接戦の予選を唯一1敗で耐えた北海道銀行が1位で結果に進出。伸び盛りの選手ばかりなのでまだまだ伸びると思いますが、ここで1回世界選手権を経験したいところです。ホームですし、大きな声援を力に変えていけるかも大事なところです。男女通して唯一ベテラン選手がいない若手チームです。流れをグッと引き寄せて勢いに乗れるでしょうか。

準決勝のラスト1投で劇的な勝利をもぎ取ったSC軽井沢クラブ。美優選手、若干ドローウエイトで苦戦していたかと思いましたが、最後の最後で合わせてきました。メンバーやポジションが変更になりながらも2年連続の決勝、実力も勢いも十分だと思います。

予選では北海道銀行が勝利していますが、慎重に入るチーム同士なので序盤はロースコアが予想されます。アイスコンディションが変わってきたタイミングで点も動くと思いますが、ポイントはそれがどこになるか。ハーフタイム明け6エンド目を自分たちの作りたいシチュエーションにできたチームに分があると思います。

どちらが行ってもチームとしては初出場。結果が気になります。

もう終わっちゃいますね。外から観てる方が、ロス感あります(笑) 
泣いても笑っても明日で最後。日本一が決まります。みんながベストを尽くせますように、遠い山梨から願っています。