タイプ

あかほし（以下「ほし」）： あそさんって、どんな人がタイプなんですか？まず、見た目がききたい。わたしは三船敏郎がすき（笑）
あそどっぐ（以下「あそ」）： みた・・・三船敏郎シブいな（笑）
ほし： （笑）
あそ： シ～ブいね。
ほし： （笑）うん。
あそ： 見た目はねえ、どっちかっていうとねえ、あのツンとしたかんじよりかわいい系があれかなあ。
ほし： え～っとじゃあ、天海祐希とかじゃなくって。
あそ： ・・・じゃないねえ、うん。
ほし： え～っと、広瀬すずとか・・・？
あそ： う～ん、そう、そっちのほうだな、うん。
ほし： へえ～。
あそ： かわいい系かな。あまちゃんすきだった。
ほし： あ～！はいはいはい。能年ちゃんか（現在は「のん」）。
あそ： うん。
ほし： へ～。なるほどお。そっか・・・ありがとうございます（笑）
あそ： はいはい、うん。（笑）

遺影

ほし： あそさん、遺影って決めてるの？
あそ： 遺影でしょ？
ほし： うん。
あそ： 遺影はねえ、決めてないよね。
ほし： あ、決めてないんだ。
あそ： うん、決めてない。
ほし： おお、そっかそっか。
あそ： うん、でもなんかおもしろいのがいいよね。
ほし： タテかヨコか迷いますよね？
あそ： 遺影はね、ぼくはヨコでやってもらいたいね。
ほし： あ、ホント（笑）
あそ： うん、遺影はヨコだね。
ほし： （笑）みんなヨコで見ることが多いもんね。
あそ： カッパとかがいちばんいいかなと思うだけどね、ぼくはね。
ほし： （笑）
あそ： （笑）だけど、余計分からなくなるんじゃないかと思う。
ほし： （笑）

学校生活

ほし： やまみち先生？
あそ： はいはい。
ほし： あの先生は当時も仲がよかったんですか？（編注：あそどっぐのドキュメンタリー番組に出演していたあそどっぐの恩師）
あそ： ああうん、いい先生だったよ、高校ん時のね。
ほし： おお。
あそ： けっこうプライベ－トでボランティア活動とかを熱心にしてた人で。
ほし： へ～。
あそ： で、なんか、やまみち先生の趣味友達が、脳性麻痺の人で、車イスんのってひとり暮らしをしてる人がいて。で、高校ん時その人のところに、やまみち先生が連れてってくれて。１泊で。
ほし： うん。
あそ： なんかねえ、遊びに行ったりとかしてたね。
ほし： なん・・・へ～、だいぶ仲いい方、てかんじしますねそれは。
あそ： そうだね、うん。
ほし： へ～、そっか。いいせんせ・・・そっか・・・先生運はよかった？あそさん。
あそ： 先生運はよかったと思う。まあ、いろんな先生がおるけどね、うん。けっこう・・・親身になって考えてくれてる先生は、けっこういたなあ。
ほし： ああ、ほんとう。
あそ： うん、ありがたいよね、それはね。

（あそ： 左のおなか、よこ持ち上げて。あともうすこし）

ほし：あの～・・・小、中、高学校に行ってるんですよね？
あそ： うん
ほし： 幼稚園は行ってないのか？
あそ： ああ幼稚園いってない。
ほし： そうか。そしたら、小学校の入学式どんなきもちだった？
あそ： 小学校の入学式はあんまり、あんまり覚えてないねえ、なんかね。
ほし： （笑）そうなんや。
あそ： なんか出かけるシ－ンは覚えてる。でも学校のなかの人、学校に入ってからはあんまりね、今は記憶にないね。
ほし： そうなんだ（笑）
あそ： 「今日は入学式だ」っていって、玄関でたら、近所の友達が「遊ぼう」ってきてて。
ほし： へ～（笑）
あそ： で、１コか２コか年下の子で。
ほし： うんうん。
あそ： で「おれもう今日から学校だから遊べないんだ」って。
ほし： うんうん。
あそ： で、なんかじゃあけどあの～・・・ドラえもんの帽子を、もらって。
ほし： うん。
あそ： ドラえもんの帽子かぶって。
ほし： うん（笑）
あそ： 「いっしょに記念写真撮ろうぜ」っていって（笑）撮って、出かけたっていう記憶は、なんか、すごい覚えてるけど・・・・
ほし： なんだそりゃ（笑）かわいいな。
あそ： うん（笑）それ以降は覚えてない。
ほし： そのドラえもん帽子くれた子は、けっこうよく遊んでた子なんですか？
あそ： ああうん。もう、家のななめ向かいの子で。
ほし： あ、めちゃ近い。
あそ： うん、近い。だからホント、遊んでたね。
ほし： へ～。そっかあ。え、どんなんして遊ぶんすか？その・・・
あそ： どんなんだろう、な～んだろうなあ・・・ま、ぼくあんま動けないけど、周りの人が、車イス押してくれたりして。
ほし： うん。
あそ： ま、サッカ－やったりとか。
ほし： へ～、うん。
あそ： ス－パ－マリオが流行ってたから、あの～、ス－パ－マリオごっことかやってたね。
ほし： あ、そうなんや（笑）
あそ： うんうん。
ほし： え、あそさん何役だったの？
あそ： ぼくはなんかあの～一カ所でね、ずっとなんかカナヅチみたいなのを。
ほし： うん。
あそ： 投げるヤツがおるのよ。そういうキャラクタ－が。（編注：「ハンマーブロス」）
ほし： はいはい。
あそ： それ役だね。手が動いたから。
ほし： （笑）
あそ： ず～っと来たヤツに小石を投げつける。
ほし： （笑）
あそ： 動かなくていいから（笑）
ほし： （笑）あ、マリオごっこ野外でやるんや？
あそ： うん、野外でやるよ、マリオごっこ。ごっこだから。
ほし： （笑）
あそ： うん（笑）みんな貧乏人だから、ファミコンもってなくて。
ほし： （笑）
あそ： もうごっこで我慢するしかないんだよね。
ほし： （笑）じゃあその～なんかドラえもん帽子の子は、マリオ役やってってこと？
あそ： うん。でもね、日でけっこう入れ替わるんだよね、こう・・・死んだらまた交代みたいな。
ほし： あ～。
あそ： ぼくがマリオになると。
ほし： うん。
あそ： よけられないから（笑）ぼくもね一応マリオになるのよ。
ほし： （笑）
あそ： 順番だから。ぼくはマリオになった瞬間に。
ほし： （笑）
あそ： すぐやられて。
ほし： （笑）
あそ： うん（笑）またモンスタ－にまわされて。
ほし： （笑）寝たきりマリオってあたらしい。
あそ： うん、すぐ、すぐやられるから。
ほし： （笑）へ～、なんなに、男の子？
あそ： 男の子。
ほし： へ～、そっかあ。あ～ちょっと次回あそさんの、幼き日の友達の話きこうかなあ？
あそ： うん、いいよ。
ほし： へ～、かわええな。え、じゃあそのあと、ドラえもん帽子の子とは疎遠になっちゃうんですか？
あそ： いや、家に帰ったら夕方とかはよく遊んでたね。
ほし： ああ、よかったよかった。
あそ： ぼくが、あの養護学校だったから。学校の友達と放課後遊ぶっていうのがなかったのね。
ほし： はえ～。
あそ： うん、みんな病院に戻らなきゃいけないから。（「阿曽太一、誕生」）
ほし： あ、そっか。うん。
あそ： だからぼくは、帰ったら近所の子と遊んでた。
ほし： あ、じゃ近くに公園みたいなとこがあって、そこにいく、みたいな？
あそ： 公園っていうか道ばたで遊んでたね、田舎だからね。
ほし： じゃあ外に出りゃあ誰かいるっていう状況だった？
あそ： うん、そうそう。
ほし： あ～、いいなあ。
あそ： うん。・・・今やんないらしいんだけど。大体ぼくの頃はこう・・・「だれだれくんあ～そぼ！」って言うと、出てくる。
ほし： あ、そうなんや（笑）いいなあ。
あそ： うん（笑）昔ながらの。
ほし： へ～。
あそ： 今ちがうらしいよ、なんか。前もって親に電話してもらうらしいよ。
ほし： あ～、わたしは私は自分で電話かけてたけど、たぶんそっちの世代だなあ。
あそ： すごいねえ。
ほし： うん。
あそ： ぼくらはみんな外にでて、こう、手当たり次第家の前で「だれだれくんあ～そぼ」って。
ほし： （笑）
あそ： で、出てくる。
ほし： へ～、いいですねえ。それは、とても（笑）
あそ： うん。
ほし： そうやってみんなで人を集めてくって過程も遊びになっていいよな〜。わたしの６才上の兄がいるんですけど。
あそ： うんうん。
ほし： 兄は、たぶんあそさんと同じスタイルで呼ぶ方式だったんですけど。かれは当時ガキ大将だったんですよね。
あそ： うんうん。
ほし： で、団地みたいなとこ住んでたから、団地の子たちが群がって、あの～兄ちゃんのこと呼ぶんですけど、外から。
あそ： うんうん。
ほし： 兄ちゃんは「○○くんはいません、天才しかいません」って言って。
あそ： （笑）
ほし： で、男の子たちもすなおだからもう「てんさ～いてんさ～い！！」って（笑）
あそ： （笑）
ほし： お母さんが恥ずかしかったっていう・・・（笑）
あそ： そんなかんじ、そんなかんじだね。
ほし： （笑）へ～いい時代やなあ。そっかあ。

（あそ： 肩、よこよこ）

次回、　「あそどっぐ、デリヘルの子に帰られる」

前回の記事はこちら　「キムタクとあそどっぐ！？」

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