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あそどっぐインタビュー 10日目 その3 「エロゲ、巣立ち、共同作業」

10日目は、性・恋愛編。
なかなかドライブ感のある収録となりました。
というわけで今回は再構成せず、1時間半の会話をほぼそのまんまお届けします。
前回は”神”が降臨しましたが、今回はうつくしい友情のお話です。

(2020年7月8日収録分)

あかほし(以下「ほし」):  なんか、わたしの知り合いが最悪の形で露呈したんですけど、あの~、エロゲが好きで。
あそどっぐ(以下「あそ」): うんうん。
ほし: で、親に隠れてやっとったんですけど・・・いやちゃう。やってないんだ。エロゲが好きなのは現在だわ(笑)
あそ: (笑)
ほし: 若き日のその人は、なんかそういうエッチなものへ、ものすごい憧れがあったんだけど。
あそ: なるほど、うん。
ほし: まあ家族がいるから、できなかったのかな?エッチなものの鑑賞が。で、高校受験かなんかの時に、その~、泊まり込みで。ひとりでホテルに泊まったんですって。
あそ: うんうん。
ほし: で、「やっと見れる!」と(笑)
あそ: (笑)
ほし: やっと見れるとテレビつけて、まあ楽しい時間をすごしたんですけど。
あそ: うん。
ほし: あの~、料金が発生してしまって。
あそ: ああ、なるほどなるほど(笑)
ほし: (笑)
あそ: アホやなあ~!
ほし: (笑)で、払えなかったんですよ。
あそ: うん(笑)
ほし: で、親に話がいって。
あそ: うん、そうだよね。
ほし: で、母親は、もうなんかその、大事なね、試験の前日に「そんなことするなんて」って言ってめちゃくちゃ怒ってたらしいんですよ。
あそ: (笑)うんうん。
ほし: ただ父親は、まあ男やから分かったんでしょうね。そんなにガ-ガ-言わずに、その母親にもまあまあ、とか言う・・・かんじだったらしいんです。で、後日、そっと、父親が手渡してくれたのがエロゲだったらしい(笑)
あそ: (笑)父ちゃん。
ほし: そう(笑)
あそ: 父ちゃんなぜエロゲにしたんだ。
ほし: (笑)
あそ: ただのAVにしとけよ。
ほし: (笑)その・・・で、いま現在もあの、元気にエロゲをやって暮らしてるっていう(笑)
あそ: 父ちゃん・・・
ほし: まあでもなんかお父さんがね、かばってくれたのは、なんかちょっと聞いてて気持ちが和みましたけど。
あそ: まあね。(笑)
ほし: (笑)
 
ほし: あそさんがひとり暮らしはじめたのって、二十歳ぐらいでしたっけ。
あそ: いや、もっと遅いよ。20代後半ぐらいだね。
ほし: あ、そうなんや。前サクッと経緯は聞いたけど・・・なんかお父さんが海外に転勤になって、お母さんもそれを追って・・・
あそ: そう。追っかけていって、で、置いて行かれたかんじだね。
ほし: 置いて行かれた(笑)うそお!
あそ: うん、そうそう。そういう展開だった。
ほし: それなに「行くって決めたから」って言われて?
あそ: そうそうそう。で、「あとはなんとかしなさい」みたいな。
ほし: あ、そうなの!?
あそ: うん、そうだよ。
ほし: けってい・・・うそ!
あそ: うん、決定事項を告げられただけだから。
ほし: マジで(笑)そうなんや。はあ~え~。それ・・・その、決定事項を突きつけられた時どんな気持ちだったんですか?
あそ: ああまあね、焦ったよねやっぱ。ビックリだよね。
ほし: そうだよね(笑)
あそ: (笑)うん。
ほし: へ~。じゃ、そっから?
あそ: あわてて準備して。ヘルパ-さん探すとかいろいろね。役所との交渉とかやって。
ほし: ほえ~っ。それ、たいへんだよね?
あそ: うん、たいへんだったね。「2ヶ月後に行く」って言い出したから。
ほし: お~!
あそ: うん、2ヶ月しか準備期間なかったから。
ほし: え~!
あそ: たいへんだったよね。いろんな人に相談しながら、なんやかんや、なんとかなった。
ほし: そんときも例のかっこいいおじちゃんに相談したりとかした?(「あそどっぐがリスペクトする、おっちゃん」)
あそ: うん。真っ先に相談したかんじかな。
ほし: そうだよね、相談相手ほしいよねその状況は(笑)
あそ: どうしようもないもんね、自分だけでは、ねえ。ぜんぶ一緒にやってくれたかな?
ほし: そら心強いな。そうか。2ヶ月。その2ヶ月まあ、ドタバタして、スタ-トして、どんなかんじでした?当時、何歳ぐらいなんだっけ。
あそ: 25,6ぐらいじゃないかなあ。6ぐらいじゃないかなあ。
ほし: はえ~。
あそ: でもなんとか始まったらまあ、それなりにそんな、思ったほどたいへんじゃなかったね。
ほし: あ、そうなんや。
 
あそ: うん。なんとかなったもんだったよ。
ほし: そっかそっか。で、はれて・・・気兼ねなく風俗を呼べるようになったと?
あそ: ああ、そうだね。うん。
ほし: それは・・・「やった~!」ってかんじだった?
あそ: ま、それはよかったよね。
ほし: 親と一緒に住んでる時に呼んだことあるって、さっき言ってたじゃないですか。あれはどんな経緯で?
あそ: 親がいない時とかに、呼んでたね。
ほし: へ~。あ、そっか。手はちょっと動くから、それで電話して?
あそ: ああでも親がいないときってだいたいあの~、いないっていうかちょっといないとかじゃなくって、ガッツリ丸一日いないとか。
ほし: へ~。
あそ: 1泊でいないとかが時々あるのね。
ほし: うんうん。
あそ: そういうときはヘルパ-さんが来てくれて、みたいな感じやったからそん時に。
ほし: あ~なるほど。・・・その、親が家あけとるのは、あえてなん?それとも・・・なんか用事があって?
あそ: いやなんか用事があるとか、ま、ただ遊びにいくとかだよね。
ほし: ああ。
あそ: まあずっとじゃね、たいへんだし親もね。とくに学校があった頃はぼくが学校行ってるあいだは、親は自由な時間ができるけど、学校がなくなってからはずっとぼくが家にいるから。
ほし: あ、そっか。
あそ: うん、なかなか大変なんだよね、親もね。
ほし: あ~。
あそ: だからたまに休憩というか。
ほし: そっかそっか。
あそ: うん、という時にあれだね。
ほし: あ~。じゃあ、お姉ちゃんは・・・(編注:あそ家は4人家族)
あそ: お姉ちゃんはね、もうね、大学から家でてるから。ぼくの4つ上なんで、ぼくが14才の頃ぐらいからもう家にはいない。たまに帰ってくるぐらい。
ほし: あ~、そうなんや。
あそ: うん。
ほし: は~、そうか。はじめてその風俗呼ぶときってドキドキしますよね?いろんな意味でドキドキするよなあ。
あそ: やっぱドキドキしたよ、うん。だから無意味に、あの~ヘルパ-さんに部屋片付けてもらったりとか・・・
ほし: (笑)
あそ: (笑)
ほし: え、事情話さないんだ?(笑)
あそ: いやいやいや。事情は話すけど。
ほし: 話す、ああ(笑)
あそ: うん、ソワソワするよね。
ほし: へ~・・・かわいかった?
あそ: ああ、うんうん。
ほし: ああ、よかったね。
あそ: うん、まあまあかわいかった気がする。かわいかったよ、うん。
ほし: あ~、へ~・・・そうか、じゃあ20手前ぐらいの時に、はじめて呼んだ・・・ぐらいかな?
あそ: はじめて呼んだのはもう大人になってからだったね。
ほし: あ、そうなんや。その20手前で「よっしゃ~!」って呼ばなかったのはなんで?
あそ: いや、そんときはまだあんまり・・・あの~教えてくれる人がいなかった。
ほし: そうなんや。
あそ: うん、お店とかはね、うん。
ほし: あ~そっかそっか。あ~で、大きくなってつきあう年齢層も高くなってきて・・・(「あそどっぐ、デリヘルの子に帰られる」)
あそ: そうそうそう。
ほし: あ~あ~。
 
あそ: またちょっと吸引するね。
ほし: うん。
 
あそ: はい、ごめんごめん。
ほし: じゃああれか、その~ヘルパ-さんに出てってもらって、その風俗の子とスイッチしてみたいなその、段取りとかも、先輩に教わったんか。
あそ: そ~だね。うん、なんかあの~・・・すごい仲いい友達が、よくウチに来てくれてたのね、当時ね。プライベ-トでよく遊ぶ人が。
ほし: へ~、うん。
あそ: で、あ~の~今度親がいないからっていうことで、「ちょっと呼んでみなよ」みたいな。
ほし: ああ、ああ。
あそ: ていうかんじで、あれかな。
ほし: あ~、なるほど。男の人ですよね?
あそ: 男の人男の人。だし、よく飲みに行ったりしてた友達だね。
ほし: へ~、男同士の連携プレ-やな。
あそ: うん、でまああの、実家で部屋がいくつかあるから「あの、おれも呼ぶから」みたいな。
ほし: (笑)え?
あそ: うん(笑)ということで2人で分かれて・・・ていう感じでした。
ほし: (笑)
あそ: (笑)
 
ほし: そうかでもなんか・・・部屋はちがうけどちょっと共同作業感あっていいですね(笑)
あそ: うん、そうね(笑)
ほし: なんか自分だけしてるよりはね。
あそ: うん。
ほし: 事情を知ってる人がしててくれた方が気楽そう。
あそ: うんうん、そうだね。
ほし: なんか・・・友情を感じますね(笑)
あそ: うんうん、ほんとほんと。
ほし: 今度そのともだちの話きこう。
あそ: うん(笑)
 
ほし: これ、ずっとなんか気になってて。
あそ: うん。
ほし: 身体をうごかせん人が、そういうのどうしとるんやろうっていうのが、ず~っと気になってて。
あそ: うん、やっぱそうだよね。気になるよね。
ほし: でも、聞いていいかわかんなくって。
あそ: うんうんうん。
ほし: でもあれですね、その~似た状況にあるもの同士でつながって、知恵が脈々と受け継がれて・・・
あそ: そうだよね、受け継がれていくんだよね(笑)
ほし: うんうんうん。
あそ: やっぱ最初は不安だもんね。
ほし: そうだよね、うん。
あそ: うん。
ほし: な~。なんか、あそさんが風俗嬢呼ぶなかで、うわ~!みたいなアクシデントあったりってあります?
あそ: うわ~っていうアクシデント。う~ん、まあいなくなったのがいちばんあれだよね、帰っちゃったのはね。
ほし: そうすね。
あそ: あとはなんかあるかなあ・・・あとはそんなないかなあ、アクシデントはね。
ほし: あ、ほんとう。
あそ: うん、意外となんもないもんだね。
ほし: そっかそっか。なんだっけ、吸引してもらうの?してるとき。
あそ: わ、吸引もねえ、あの~あんまりしないけど、我慢できんときはしてもらう。
ほし: あ~、できるんや。まあそんな難しくないもんね(編注:ほしもあそどっぐと会った時ときどき吸引している)。
あそ: うん、そうそうそう。
ほし: うんうんうん。そっかあ。へ~。

次回、 「『あそさん、結婚したいって思ったことある?』

あそどっぐ
1978年佐賀県生まれ。熊本在住。お笑い芸人。

あかほしあまね
1991年東京都生まれ。『コバガジン』のライター。

前回の記事はこちら 「性教育と”神”


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