トランプ記憶変換術

今回はトランプ記憶のタイムの縮め方を紹介します。

トランプ記憶初級の動画をある程度撮り終わったので、次は少しレベルの高い話をします。私がここまでタイムを縮めるためにやったことを主に書きます。なので、すべての人に当てはまるとは思いません。そもそもメモリースポーツは人によって、得意な能力、合うシステムが違うので、すべての人に当てはまることは、特にレベルが高くなってくると、ほぼないと思います。しかし、タイムの縮め方、練習方法はそれぞれだけど、色んなタイムの縮め方や練習方法を知っておいた方が自分に少しでも当てはまることがあったときに得なので、私のタイムの縮め方、練習方法を書きます。

今回はある程度トランプ記憶ができるようになった人(タイムが3分〜5分くらいの人)が、トランプ記憶のタイムを縮める手っ取り早い方法の一つの「変換」について書きます。

そもそもトランプ記憶にはトランプをイメージに変換する作業の後に場所におくので、変換するタイムが記憶するタイムを上回ることはありません。もちろん場所におく能力も必要なのですが、トランプを変換するスピードは最も重要です。場所におく能力によってそれぞれですが、だいたいトランプを記憶するタイムは変換するタイムの1,5倍〜2倍くらいです。なので、もしタイムが伸びなかったら変換練習を多めにやることをオススメします。それが一番手っ取り早いです。変換練習を知らない人も多いので、説明すると、変換練習とは場所に置かないでめくったカードのイメージを思い浮かべるだけの練習です。最初はイメージの鮮明さを意識して変換練習をすると良いです。最初はイメージを思い浮かべるだけで良いですが、慣れてきたら記憶するときに場所におくカードの枚数ごとにストーリーをつくる変換練習もすると良いです。要はトランプ記憶をする時と同じように、場所に置かないで、変換練習をするということです。これを忘れてしまう人が多いのですが、トランプ記憶は、変換のスピード+場所に置くスピード+ストーリーをつくるスピードなのです。PAやPAOシステムはストーリーを自動化するのでこの部分がないのですが、ストーリーをつくるスピードも大事なのです。しかし、こんなことを言うのもなんですが、変換練習だけをしすぎてしまうのも良くないです。理由は変換練習の癖がついてしまい場所に置くのがあやふやになってしまう可能性があるからです。記憶するタイムだけではなく変換練習だけのタイムも記録しておいた方が良いです。

ここからは変換練習のスピードが30、40秒くらいになってからやった方が良いことを紹介します。理由は同じように早くないままやってしまうと変な癖がついてしまい、記憶するときにミスが多発するからです。変換練習が速くなった人がやった方がいいことは、自分で変換するスピードより速いスピードで手を動かして無理やり脳に変換させる練習です。最初は全くできないのですが、だんだんと脳がスピードに慣れてきます。トランプの変換は思考ではなく感覚です。考えている時間などはなく、反射的にトランプを見たときにイメージが頭に浮かべられるようになるまでにならなければいけません。練習方法としては、まず、自分の変換練習のタイムを記録してそれより1秒か2秒速いスピードでトランプを見ます。リアルカードでやるのも良いのですがメモリーリーグのオート機能を使うのが良いと思います。この練習はかなり危険かもしれません。もしかしたら私にしか当てはまらないような練習かもしれないし、何年か後にはこの練習はダメだと思うようになるかもしれません。実際に先日トランプ記憶の実践練習はせずに変換練習のみを1週間やり続けた後にトランプ記憶をやったら、場所に上手くおけずに、ミスが多発しました。3日くらいで元に戻りましたが、もし、もっと変換練習だけをやっていたら変な癖がついてなおるまでにとても時間がかかるかもしれません。実践練習も欠かさないことも重要です。




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