英単語の覚え方

今日は英単語の覚え方を例をあげながら説明します。

私は英文学科なので、ほとんどが英語の授業です。今日の授業で、ボキャブラリーテストがありました。単純に英単語を覚えてきて英単語の意味が読まれて単語を答えるというテストです。そこで、テストの結果が良くなかったクラスメートから、「英単語ってどうやって覚えてるの?覚え方があるの?」と聞いてきました。私は英単語の覚え方をテストに出た単語をつかって説明したので、全く同じ説明をここでもしたいと思います。

今回はテストに出た2つの単語「malevolent」と「temporary」を説明します。

基本的に英単語は日本の単語を覚えるのに、もうひと工夫加わります。場所において覚えても確実性は上がりますが、置かないでも覚えることはできます。やり方は英語の意味と英語の読み(つづり)を自分の知っている言葉で組み合わせてイメージをつくります。わかりにくと思うので実際にやってみましょう。

malevolentの意味は辞書のweblioによると、「悪意のある、他人の不幸を喜ぶ」(形容詞)です。これを自分の知っている単語と意味を組み合わせてイメージをつくります。このように長い単語は細かく区切って自分の知っている単語に当てはめます。まずは自分の知っている単語を当てはめます。

私はmaleとvolentに区切ります。maleを男の人のイメージ(maleはfemale(女)に対して男といういみです)、volent(ヴォレント)をサッカーとかのボレーシュートのように足を空中で振り回すというイメージにして、男の人が足を空中で、振り回すというイメージをつくります。

これを英語の意味と組み合わせてイメージをつくります。意味は「悪意のある、他人の不幸を喜ぶ」なので、男の人が他の人をキックして喜んでいるイメージです。

このように英単語自体(つづり)と意味を組み合わせてイメージをつくるのがポイントです。場所において覚えた方が確実に覚えることができますが、置かなくても片方のイメージを見たときに片方を思い出せれば良いです。置く場合もそれができるようになったらもう場所をたどる必要はありません。

ではもう一つやってみましょう。

temporaryの意味はweblioの辞書によると、「一時的な」(形容詞)です。同じように自分の知っている単語を英単語のつづりから区切って、抜き出します。

私はtempoとraryに区切ります。tempoをテンポ(リズム)、raryをテニスや卓球のラリーというので、卓球をしている人達のイメージをつくります。

英語の意味は「一時的な」なので、これを組み合わせて、卓球をしている人達のラリーのテンポが一時的に(急に)速くなるというイメージをつくります。

このような感じでまず英単語のつづりから知っている単語を抜き出して、意味と組み合わせてイメージをつくるという方法です。自分の知っている単語を抜き出すのに工夫が必要です。抜き出すポイントととしては、英語そのままの意味(今回の例ではmale)か、英語の発音やローマ字読みで自分の知っている単語に当てはめることです。なので、最近流行っている語源から覚える英単語の学習本などで、語源を多く知っていると抜き出す作業がかなりスムーズにできます。

今回、覚え方を教えたクラスメートにも言われたのですが、皆さんも「けっこう難しいんだね」と思ったとおもいます。私も最初は難しいと思ったし、かなり時間がかかっていました。しかし、何回もやっていればすぐにイメージをつくることができます。最初はゆっくりでいいので、少しずつやってみましょう。




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