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小林流【こどもが習い事を始める前に話し合っておきたい3つのこと】

私が子どもの頃とは異なり、小学校入学前に《習い事》をするのが当たり前になってきました。ママ達の話題に「習い事何かしてる?」は結構定番ですね♫

そんな《習い事》について、
小林流【こどもが習い事を始める前に話し合っておきたい3つのこと】を紹介したいと思います。

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①習い事をする目的を明確にする

子どもの「なんとなくやりたい」ではなく、どうしてやりたいのかをきちんと考えさせて、言葉にさせる事が大事です。意外に子ども自身もあやふやだったりするし、目的が「仲良しのお友達がいるから」とかだと、そのお友達がやめたらどうするかなども話し合いが必要になります。


②どれくらいの費用(月謝や準備品)が必要になるかを伝える

子どもも気分で『今日は行きたくない』『友達と遊びたい』などサボりたい気持ちになる時があります。
けれどもうちの場合は、大きなお金を要している事を伝えることでその責任をもってもらい、気分で行きたくないという事をNGにしていました。


③習い事のゴールを決める(コレが一番大事☆)

習い事の目的を聞き、そのゴール(期間や達成度)を決めます。スイミングなら「クロールで50m泳げるようになる」とかピアノなら「好きなこの曲が弾けるようになるまで」などなど。

この③の『習い事のゴールを決める』ことを話し合っていない家庭が多いですね。

「うちの子3歳からスイミングに通ってバタフライで25m泳げるようになったんだけど、いつまでスイミング続けるのかしら?」という話しを聞いて

『いやいやお母さん、水泳選手にでもさせるつもりですか?時間とお金の無駄でしょ。ちゃんと親子で話し合って下さい』と思うのです。


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《小林家のこと》

長男くんが小学4年生の頃『字が汚い』事を父親や友達に指摘され気にしていたので、私が書き方を教える場所を探して〈公文の書写教室〉の体験に行くことになりました。

長男くんはやる気マンマンです。

そして〈目的〉〈お金〉〈ゴール〉について話し合いました。

この〈書写〉については、達成度が分かりづらいので《期間を半年》と決めました。
長男くんには「たったの半年間だけだから、集中して学んでキレイな文字が書けるようになりなさい」と伝えました。

半年後、退会期限が近づいた時に先生から「本当に辞めるんですか?せっかくここまで上達したし、伸び盛りだし、これから検定とかにも挑めますよ」と言われた。

私は『他人も読める程度の文字が書ければいいと思ってるし、検定の意味も必要性もまったく分からない…』と思いながら、いちおう長男くんにも意思確認をしました。

「くもん書写に通う期限が今月末までの予定なんだけどどうしたい?先生がこう(↑)言ってるけど、続ける?終わる?」

長男くん「もう終わりにする」と即答。

「どうして?」と聞いたら

「遠くて通うのが大変」とのこと。

「そう。それじゃーこれからはくもん書写で習った事を意識して、自分できれいな字が書けるように頑張ってね」と締めくくり。


このゴールを決めず、ダラダラと続けていたら、きっと長男くんは通うことが苦痛になって行きたくなくなっていっただろうし、私は月謝を払ってるだから、ちゃんと行きなさい!って苛立っていたと思う。

忍耐を養うために、継続して通わせ続ける事も一つの〈親の考え〉だと思うけど、私は子ども達にいろんな事に興味を持って経験して欲しいと思ってるから、やりたくない事は無理してさせないし、やりたいと思うことはできる限りのお手伝いをしたいと思っている。

もちろん宿題などの『やらなきゃいけないこと』はちゃんとやることは前提のうえでのこと。

私たち母親世代が子どもの頃とは、子ども達が置かれている環境は大きくことなっているので、どう子どもを育てて行くか考えていかなきゃなりませんね。


子どもの希望で通う《習い事》も

親の意思で通わせている《習い事》も

子ども達にとっては貴重な〈子ども時代〉の記憶と経験になりますので、有意義に過ごさせてあげたいですね♫

#習い事 #おけいこ #月謝 #スイミング #くもん