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歴史を大切にし、新たな「ハブ」へ


ポートランドに行ったならば、かならず寄ってもらいたい場所があります。

それが、「Kennedy School(ケネディー・スクール)」。

元々は廃校になってしまった小学校。

ここを買い取ったのが、「Mcmenamins(マクメナミンズ)」という、これまたとってもポートランドらしい会社。

創始者はブライアン・マクメナミンとマイク・マクメナミンという兄弟。

ポートランドが今ほど注目されるずっとずっと前、1970年代から彼らはこの街を「Weird(奇妙な)」に創りあげていった最大の功労者です。

今では当たり前のように存在する「ブルワリー(醸造所)」と「パブ」が一緒になった「ブルー(ブリュー)パブ」をオープンさせたパイオニアでもあります。

”ただ飲める”ってだけじゃ意味がない。そこが本当に面白い場所じゃなければ・・

彼らはこの信念の元、大人だけじゃなく子供たちもワイワイ集まれる「ブルーパブ」創りをしていきました。

その典型的な例がこの「ケネディー・スクール」。

教室だった部屋は、レストラン、パブに。

さらには、宿泊部屋までも。

体育館のような講堂は、ミニシアターに。(以前、ワールドカップ決勝のタイミングでここに行った時は、ここでパブリックビューイングやってました)

そして、廊下いっぱいに飾られる全く統一性の無い、ちょっと奇妙なアートや絵画の数々。

一つ一つ見たら本当にバラバラなんです。好きなもんや気になったもんを、ただただ集めましたみたいな感じ。

でもね・・不思議なことに全体で見ると・・どのピースもピシャッとはまり、全てが「ケネディー・スクール」を形成してるんです。

これってポートランドの街にも言えることで、一つ一つはバラバラでいびつでも、全体を通してみるとそこに統一感がある。

どんなに変わった人でも(というか、そんな人ばっかりなんだけど)、必ず自分の居場所がそこにある。

言うなれば、ジグソーパズル。

「ケネディー・スクール」は、昔からのそんなポートランドを凝縮したような場所なんです。

そして、コロナ禍中にも、面白い場所がオープンしました。

それが、『Steeplejack Brewing  (スティープルジャック ブリューイング)』

2021年にポートランド北東部にある1909年から建つ教会を改装してオープンしました。

誰も使わなくなってしまっていた教会、、しかし、そこには人々がかつてハブとして集った歴史が。

Steeplejack Brewingのオーナー、ブロディ・デイさんとダスティン・ハーダーさんは、

教会にとって象徴的なものや時代をこえて愛されるものには手を付けずに新しい意味での「パブリック・ハウス」にしました。

ここには、ブルーパブはもちろん、ゲームルーム、バー、ステージ、コーヒーラウンジなども併設しています。

かつてここに存在した教会のように、安全で健全、居心地が良く地域の人々がおしゃべりを楽しむようなコミュニティスペースを目指した場所なんです。

現地の友人曰く、ケネディスクールは、学校で、スティープルズジャックは教会で飲めるという背徳感がまたたまらなく良いと言っていました笑

その場所の歴史を大切にする、そして、その場所を新たな地域の「ハブ」とするという考えは、

そのまんま、ファーマシーとグレパーの考えと一致しています。

というか、ポートランドのこういうイズムを僕なりに解釈して表現したにすぎないのですが。

『スティープルズジャック』は、僕もまだ行ったことがないので、この夏のツアーで訪れたいと思います!

ツアーも定員まで、あと「5」名となりました。

5月14日の日曜日、17時から、また説明会をしますので、気になってた方はご参加ください!

詳しくは、こちらのサイトからお問い合わせください!

https://jstgroup.com/kobataku/

写真は、2019年、コロナ禍直前の春ツアーより。

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