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みなさんのnote集めました

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ステキなクリエイターさんのnoteをまとめています! ほっこりするもの、感動したもの。いろいろ詰め込んでいます。
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#小説

ジオン工業の歴史

ジオン工業の歴史

ビルド時空において、ジオン工業株式会社は史上最強のさんちゃん企業として有名である。

ジオン工業有限会社として発足当時、デギンは腕の良い絞り職人として皆から慕われる人物だった。デギンは熱く物作りへの情熱を語るジオン・ダイクンと共に会社に出資し、名目上は副社長なのであるが……

ダイクンの過剰なまでの情熱は、些かブラックな状態となり職工達を苦しめた。遂にはストが頻発する様になりデギンは責任を取って副

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【小説】エンドビギニング 最終回

【小説】エンドビギニング 最終回

↑ 最終回です!ドナー提供、電波、支配と被支配ってなんだ?!物語が収束し登場人物たちは...?あらすじと、前回の話はこちらです!読み返してみてください! ↓



何も無かったかの様に、世界は過去を消していく。
3か月前の黒雲はすっかり消え、空は薄い水色で波立たぬ湖のような静けさをまとっていた。

左腕の肩と手首に残る傷跡は、男のトレードマークになった。
自然が作り出した美しい稲妻のタトゥーのよ

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ありのままに自己紹介

ありのままに自己紹介

はじめまして、けいです。
「文章を書く」、「何かを発信する」ということに興味、憧れがあってはじめてみました。
どんな人間なのか、これまでの略歴と関心事などをざっくりまとめてみます。

幼少期~学生時代
スポーツ少年。8年くらいサッカーを続けており、小学生頃まではヴェルディの下部組織で続けていましたが、周りのレベルの高さについていけず、もっと上を目指せないと挫折。その後、中学校で仲良くなった友達に

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【ねこと青年】〜運命の出逢い編〜

【ねこと青年】〜運命の出逢い編〜

とある日の深夜のバイトおわり

青年は閑静な住宅街の中を歩いていた

一軒家が立ち並ぶ静かな住宅街…

"いつもとなにも変わらない光景"

「はぁ…」

青年はため息をついてうつむきがちに歩いていた

そこに

「にゃー、にゃー」

か細い声がきこえた

子ねこはどこからともなく青年の前に現れた

「にゃー、にゃー」

と泣き続けながら青年の足にすり寄る

子ねこの眼差しは

親を探しているように

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【読書こそ最高のエンタメ】

【読書こそ最高のエンタメ】

先に言います

この記事は拙いながらも丹精込めて書いた力作です

今パソコンの入荷待ちだからスマホで書いたのでめちゃくちゃ時間かかりました(^^;

(恐らくコロナの影響で)中国製パソコンの入荷が遅れていることに嘆いています👇

長文執筆はパソコンに限る!

余談は置いといて👏

5000文字で読書の魅力を詰め込みました

是非とも多くの方に読んで欲しいです!

読者に問いかけます…

「コロ

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「昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか」

「昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか」

「昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか」
という言葉があります。

これはドイツ哲学者であるフリードリヒ・ニーチェの言葉です。

彼は24歳で大学の教授になりました

それまでは順風満帆の人生でした。

しかし後半の人生は孤独なものでした。

本を出しても売れない…

晩年は精神病院に通うほど衰弱していました。

栄枯盛衰を経験した彼だからこそ重みのある言葉です

言葉の解釈は人それぞれなのですが

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【やりたい仕事病】の要約

【やりたい仕事病】の要約

目の前の仕事に没頭しないのにキャリアプランには余念がない人。

そんな「やりたいこと」難民に警鐘を鳴らすのが本書です。

筆者の主張はこうです。

「未来のことばっかり考えず、今の仕事に没頭しろ」

キャリアプランが一丁前でも今に没頭していなければ本末転倒です。

逆に、キャリアプランを考えていなくても今の仕事に没頭していたら自然と未来が明るくなります

その根拠を3つのポイントにまとめました。

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【検証】ディズニーランドは1日で最大何周できるのか

【検証】ディズニーランドは1日で最大何周できるのか

いつもお世話になっております。
天竜川ナコンと申します。

突然ですが、私は
自分の限界を越えたことがありません。

「いつもそこそこやって、おしまい」
そんな自分に嫌気がさしていたのです。

なので今日は、
「開演8:00〜閉園22:00までの間で、ディズニーランドを何周できるのか」

という検証を通じ、
自分の限界を超えたい。
と考えたわけです。

もちろん
他の方には決して迷惑をかけない、

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小説「リーマン救世主の憂鬱」 第21話

小説「リーマン救世主の憂鬱」 第21話

 同僚達は皆、心を決めていた。

「転職サイトに登録したんだ」
「いいサイトってどこなんだろう」
 

 やりたいことをするには力がいる。そのことを学び、そのための方法を考えた挙句の選択なのだろう。
 そもそも俺たちの世代は同じ会社に何十年もいようとは思ってない。新入社員の時からそうだ。いつか辞めると常に考えている。
 こうやって何もできない30代を過ごし、40代後半にやっと力を持つまで一つの会社

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自然界の物でデュエルしたら、都会で忘れかけていたことを取り戻した話

自然界の物でデュエルしたら、都会で忘れかけていたことを取り戻した話

初めまして。天竜川ナコンと申します。

突然ですが、私はカードゲームが大好き。
しかし収入が低く、カードを買うのが難しい状況です。

なので今日は自然界にある物だけでデュエルし、
タダで楽しもうと考えたわけです。

当然、一人では遊べません。
知り合いの人に来てもらいました。

「自然界の物でデュエルって、何するんですか?」

「行き帰りのお金で、カード買えたのでは?」

積もる話は尽きないですが

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サプライズ

サプライズ

空港。

一組のカップルが玄関の自動ドアを通る。

「ついにこの日が来ちゃったね」

女は別れを惜しむかのように言った。彼女は今日、男を残し、パリへと旅立つ。

「さびしくはないさ」

男はあからさまに強がりを見せて言った。その様子を見て、女はうつむく。その姿を見た男は、(ああ、この子もさびしいんだな)と内心で思った。

「さあ、早めに搭乗の準備をしよう」

男がさびしさを振り切るように言った。

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「フラれそうな時、彼女に送る長文のLINE」職人の朝は、早いーー。

「フラれそうな時、彼女に送る長文のLINE」職人の朝は、早いーー。



「フラれそうな時、彼女に送る長文のLINE」職人の朝は、早いーー。

「いやあ。妥協しようと思えば、いくらでも妥協できますから」

彼女から別れ話をされたのは前日の夜。翌朝、職人は早朝から仕込みを始めていた。

「一文字一文字、気をつけてますね。これで、全部決まるから。」

言うは易し、行うは難しーー。機械には真似できない。非常に繊細で、地道な作業だ。

…と、突然…

「全然、これじゃ駄目。

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すいません、読書舐めてました。

ここ5日間ほど、1日に1冊は必ず小説を読みました。

自分の人生で、ここまでハイペースで読書をしていた記憶はありません。もう、文学まみれです。

大して小説を読みまくったことなんぞなかった僕が、5日間読書しまくった感想を述べますと、

すいません、読書舐めてました。

この一言に尽きます。

正直、自宅に引きこもって本を読みまくるなんて、誰でもできると思っていたんですよね。

「小説読んで感想文書

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貝になることが大人になることなのか・・・

貝になることが大人になることなのか・・・

 僕の勤めている会社には昇進試験があります。その試験の中には幹部との面談があり、そこで色々とヒアリングされ、さらに周りの人の評価も踏まえた上で昇進できるかどうかが決まるのです。

 今月、仲の良い後輩君の一人がその昇進試験を受けたんですが、落ちてしまいまして。面談のフィードバックも散々で「発言が幼稚で、周りに対する影響もよくない」と言われたらしく、打ちひしがれていたんです。

 しかたないので励ま

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