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清明を迎える。雨粒と草花と光のセッション

二十四節気:春分(3/20~4/3)
七十二候:雷乃発声(3/30~4/3)(かみなりすなわちこえをはっす)
春分最後の日。今日は大雨の一日。
雷が鳴り響く。
この時期でなくても、雷は鳴ることもあるけれど。
七十二候:雷乃発声(3/30~4/3)の期間に鳴っている、
というのを記録しておこうと思い立ち、
どしゃぶりの雨の日の草花にカメラを向けてみると・・・。

雨粒をまとい、嬉しそうなようにも見える。
はねる雨粒。
光る若草。

大雨に打たれ、雨粒をまとい輝くフリージア

望遠レンズの先に見えたのは、春の大雨を謳歌する草花の姿。
晴れた日に見れば、ただの雑草にしか見えないのに。
ファインダー越しに見えるのは、生命の息吹を感じる美しい植物。

ヒトが気づかないところで、こんな世界がひろがっていたとは・・・!

ひとしきり降る雨と、雨粒まとう草花と、シャッターを切る瞬間。

ジャズ・セッションを楽しむように撮ってみたのは、こんな写真たち。

明日から二十四節気の「清明」。
「清明」とは「清浄明潔」の略で、
春の清らかさや万物がいきいきとかがやく様子を表わす。
ああ、そうか。
清明の始まりを知らせる雨。今日の雨はきっと。

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