見出し画像

フローラS 2024 アドマイヤベルおめでとうございます


勝ち時計 1分59秒0


レースラップ  
12.6 - 11.1 - 11.9 - 12.0 - 12.1 - 12.3 - 12.0 - 11.6 - 11.6 - 11.8
前後半59.7-59.3

クッション値9.5
勝ち時計は過去10年で3番目に速い

過去10年でフローラSからオークスで馬券になったのは5頭
1着が3頭、3,5着が1頭づつ
上り1位が4頭で2位が2頭
オークスでの馬体重はモズカッチャンのー2キロ以外は全てプラス体重

今年のフローラSからオークスで期待できるのは
1着上り2位アドマイヤベル
3着上り1位カニキュル(出走できないだろうが。現時点では気性的にも難しい)

1着 △アドマイヤベル

好スタートから2列目の前から2番目という好位置。
3-4コーナーで④に前に入られて3番目に。
4コーナーの出口で簡単に外に出して残り400mを過ぎてから追い出して完勝。
ほぼ理想的なレースができた。

アドマイヤベルが勝ちましたかー。
気になる馬達では2頭の馬との比較をしましたが重賞を勝つまでの強さはないかと思っていた。

百日草ではアーバンシックから0.4差だが上りで0.6差を付けられているので『ここで勝ち負け!』までは強気にはなれない。
フリージアは残り1000m手前から外3列目先頭。
負けはしたがアバンデルには先着なので5着以内は十分にありそう

皐月賞4着のアーバンシックに0.4差だが上りだけで0.6差をつけられた。
フリージア賞ではアバンデル(中山でコスモキュランダに勝った馬)に先着している。
ある意味ベンチマークになる馬でこの馬に先着する馬がオークスでも期待できると思ったのだが、勝ってしまった。
確かに操縦性も良く、距離延長でも気にせず走ってくれるだろう。
それでも、決め手と言う点で桜花賞組に比べて少し劣ると思う。

青葉賞のマーシャルポイントとアバンデルの結果次第でさらに株があがりそうだ。

横山武史騎手のコメント
「レース前に加藤征調教師と話をして、ポジションを取りつつ、前に馬をおけたらと考えていました。まさしくその通りにケイバが出来ました。最後までボクの期待にしっかりと応えてくれた馬に感謝したいです。

 この馬は調教では指示に素直で能力もあると感じていましたので、なんとか重賞でもと思っていましたので、勝つことが出来てよかったです。

 距離は2000メートルがギリギリかなと思っていましたが、レースに乗ってみて折り合いは全く問題なく、これなら2400メートルは問題ないと思います。まだまだ先のある馬ですから、成長に期待したいと思います」

2着 ◎ラヴァンダ

スタート良く、予想通り前走よりも前の位置取りができ、内ラチ沿いの3番手と好位置。
3-4コーナーで前の⑪が外に移動し内ラチの前から2番手に直線では内ラチ沿いで狭くなったスペースで馬と接触しながら抜けてきて2着。

勝てなかったかぁ。
距離は2000mまでは十分にやれる。
馬の距離適性はプロでも完璧にはわからない。
イギリスでデビューしたディープインパクト産駒のFierce Impactはデビュー戦こそ1600mだったがその後は2000~2800mを使って凡走続き。
それがオーストラリアに転厩してから1600mのGⅠを3勝。

距離適性は体型、気性、ギアチェンジの速さなどなど難しい。
今回はマイルのレースで他の馬に勝負所のスピードで置いて行かれたり、ゴールでは失速が少なかったりというのを評価して距離延長も良さそうだと思った。
マイル以下の勝負所でギアチェンジが速い馬って最高速は速いのだけど失速も早い馬が多くて短距離向きで距離延長は難しい。

岩田望来騎手のコメント
「内枠を生かして、道中は内々を通れました。直線狭い所に入った時に一瞬ひるむ格好を見せましたが、抜けてからは良い脚で来てくれました。改めて力がある所を示してくれました」

3着 カニキュル

外枠から行きたがる馬をおさえて後方待機
最初のコーナーでも外に膨らむ。
馬が悪いのか騎手が乗りこなせないのか、馬が非常にうるさそうにしていた。
向こう正面では大外で微妙に壁を作れず。
3-4コーナーでは前に馬を置いてようやく落ち着いていた。
4コーナー出口で外に出して追い込み上り1位
騎手のコメント通りのレースでした。

新馬でシュバルツクーゲルから0.3差
東京で加速ラップ締めを差したのは良いが相手のレベルが低かったか?
フラワーCは中団後方から外をまわして0.3差
東京の方が走りやすそうだ。
勝ち負けまではどうかなぁ

今回は先行馬を優先して6頭に選ばなかった。
しかし、これだけ体力を消耗していての3着はいいパフォーマンス。
気性面に問題があるので『じゃあ次は確勝』とは言えないが能力は高い。

北村宏司騎手のコメント
「比較はできませんが、前走は気が入っていたと聞いていました。厩舎で対策をしてくれていたので、我慢できる範囲でした。スタートは出ましたが、枠なりで中団の後ろくらいになりました。本当はもう少し前に馬を置きたかったのですが、外に張り出されるような形になって、ペースも上がらなかったですし、その分力んでいました。4コーナーから坂下の反応が良くてこれならと思いましたが、坂を上がってから脚色が同じになりました。しかし、力のある所は見せてくれる内容でした」

6着 ▲エルフストラック

スタートを失敗して最後方からになってしまった><
巻き返そうと向こう正面で外を上がって行ったが大きくスタミナを消耗させた。
11.9 - 12.0 - 12.1の区間で上がって行ったため前半に脚を使い後半はバテてもしょうがないレース。
それを0.3差におさえたのは優秀。
あらためて普通に先行できれば1勝クラスは勝つし2勝クラスでもやれる。

7着 〇バロネッサ

東京2000mの1枠は有利なのですが最初のコーナーで狭くなる不利もあるんですよね。
少しだがスタートで遅れて最初のコーナーで前を取れずに位置取りが後ろになってしまった。
最近は事故続きだし無理に行くのも怖いか。
直線でも前に障害物(馬)がいて本気で走れていないようだった。
力を出し切れなかった印象

津村明秀騎手のコメント
「今日はゲートが全てでした。浮き上がるような形になってしまい、1枠だったのでその後どんどん前へ入られて、動きたいところで動けなかったことが響きました」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?