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インターナショナルS ミシュリフ " The money doesn't matter, it's all about the horse and I'm delighted for him."

ミシュリフがただただ強かった。

この後は少し休ませてから凱旋門賞か英チャンピオンS
どちらになるかは天気次第だそうです。
去年の重馬場、特に英チャンピオンズデイの重馬場には文句ブーたれてましたもんね、ゴスデン師。
さらにはデルマー(ブリーダーズカップ)、ジャパンカップと名前が挙がっているので楽しみですねって今年いくら稼ぐんじゃい!(すでに今年15億円超え)

勝ち時計 2分5秒92
勝ち馬のラップ 31.96(263m)-12.09-12.39-12.30-11.87-11.15-10.79-11.23-12.14

過去2年の2分7秒台より速いのですが、一つ前のレース、ヴォルティガーSも去年より2.3秒も速かったので時計が出やすい馬場でした。

それでも11.15-10.79という最高速をラスト800~400mの区間で出して失速も少ないというのはかなりのモノ。
ミシュリフは最後明らかに緩めての失速でもあるし。
格の違いを見せつけましたね。

アランカーがダッシュよく飛び出してミシュリフはその後ろに。
前と後ろの差があまりない団子で全体としては4番手。
マックスウィニー、アランカー、ラブ、ミシュリフ、アルコールフリー、モハーフェス、ホアンエルカノといった順。
直線に入って残り600mを過ぎたあたりで楽な手ごたえで先頭に並びかけた。
もうその時にはラブのライアン・ムーアの手は激しく動いていてムチまで入れた。
ミシュリフにムチが入ったのは残り400m付近。
ラップを見れば失速を抑えるためのムチ。
他の馬達が大きく失速する中を悠々と駆け抜けた。

2着 ◎アランカー
今日はスタートも良く先行。
それでも先頭には立ちたくなかったのか騎手は内を見ながら待っていた。
直線に入って一時は4番手まで落ちるが最後に粘って失速を抑えて2着に。
前を走ってのロングスパートはかなり堪えたと思うのですがこの2着は価値がある。
理想とするレースは好位で溜める競馬。
前のレースは位置取りが後ろすぎて届かず、今日は脚を余すことなく積極的に行ってある程度の結果は出た。
もう少し運が向いて、展開がこの馬にはまるようになれば勝てるGⅠもあるかもしれない。

3着 △ラブ
能力通りの3着。
マックスウィニーの後ろで楽をできたし、ロングスパートで2着から大きく遅れなかった。
ミシュリフとの差が開いたのは、ミシュリフの調子が上がっていたため。
2月に一度ピークに持って行ったあとに緩めて再始動したエクリプスはまだまだのデキ。
前走を叩いて3戦目でさらに良くなっていた。
一方のラブは今年初戦からの大きな上昇を見せていない。
去年のマジカルが愛チャンピオンSで上昇してガイヤースを逆転したような調整だろうか?

6着 〇アルコールフリー
6着だけど2着とは0.42差。
スタートしてすぐに抑えて予定通りラブの後ろに納めた。
残り600mではいい脚を見せてラブに詰め寄るが、最後に失速。
やはりあの血統では2000mのGⅠは厳しかったようだ。
これで次はマイルに戻るだろうが力は見せた。

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