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クイーンS テルツェットおめでとうございます!

勝ち馬 テルツェット


勝ち時計 1分47秒8
レースラップ 12.7 - 12.2 - 12.4 - 12.1 - 11.8 - 11.4 - 11.6 - 11.6 - 12.0
前後半 49.4ー46.6

1000m通過が1分1秒2と予想どおりのスローペース。
過去10年でも2番目に遅いペース。
そして残り800mで11.4とギアチェンジしての800mのロングスパート。

ウォーターナビレラが失速した一番の原因はこのL4最速ラップにある。

確かに距離が長かったのだがL2最速ラップの展開だったのならばあそこまで失速しなかっただろう。
ウォーターナビレラの特徴の一つにギアチェンジの速さがある。
しかし、時にはそれが諸刃の剣にもなる。
ギアチェンジの速い馬は長くいい脚を使えない。
最速ラップを出した後は400m我慢できるがその後は沈没。
メイショウミモザの失速も同じ理由だ。

1着 テルツェット

いやー大失敗です。
今週は買った馬が内でどん詰まりして1番枠を嫌ったら内を抜けてきた。

予想でも書きましたが、札幌は内ラチ沿いの差し馬が直線で前壁終了になりやすい。
10レースではゴーゴーユタカがイン差しをして前壁。

テルツェットはスタート良く内ラチ沿いで前から3頭目。
1番枠の利点とペースが遅いのがあいまって通常よりも前の位置を無理せずにとれた。
1コーナーで外の馬と接触したけど問題なかった。
札幌は大回り競馬場でコーナーがきつくないのでコーナリングが上手くない馬でも内でうまく走れる。

そして直線で逃げたローザノワールが内を一頭分空けてしまった。
左ムチでラチ沿いを閉めていれば違った結果になっただろう。

テルツェットにとっては最高のアシストになりましたね。

2着 ▲サトノセシル

1コーナーでフェアリーポルカが外から前に切れ込んできて内のテルツェットと接触。
ポルカの丸山騎手が悪いのだが、その前から『あ、挟まれそうだ』とは思ったはず。
その後の走りをみても影響は受けていない。
去年の札幌記念は3コーナーでラヴズに絡んで戦意喪失したけど今回は大丈夫。
その後は向こう正面で外へ出してこの馬のやりたい競馬はできた。

まさか内が開くとはね。
あれはしょうがない。
香港、オーストラリア、アメリカに行けば重賞を勝てる。
アメリカの牝馬限定の芝レースに行けばいいのに。
賞金は下がるけど1800~2000mのGⅡを勝てる。

3着 〇ローザノワール

田中騎手のコメント
「惜しかったね。ペースを遅くしすぎました。もっとペースを上げていけば良かったです」

内をちゃんと閉めてください><
平均的なペースで行っていれば違った結果があったかもしれないですね。
L4最速からの800m勝負は持続力勝負になりました。
VM好走組は札幌でも通用する。
東京と札幌は野芝洋芝の違いはあるけど『後半に下り坂のない』コース設定で両方とも走る馬が多い。

9着 △ファーストフォリオ

1コーナーで無理に内に入って行って罰金。
前のいい位置をとれたんだけど直線に入って進路がなく外へ出そうとするもスペースなくジリジリと下がって行った。
抜け出す脚もなかったけど上手く走れなかった。

10着 ◎ウォーターナビレラ

武騎手のコメント
「馬の感じは良かったですし、レースも思った通りの競馬ができました。ただ直線は意外でした。距離なのか...。思い当たるところがないです」

残り800mでギアチェンジして長く脚を使えなかった。
武騎手の『距離なのか...』は心配していなかったのにというニュアンスが感じられる。

ラスト100mで前へ進む力がなくなっていた。
洋芝で野芝と違い地下茎匍匐茎のクッションを反発力として使えないのも影響した感じ。

調教本数の少なさから、軽い足さばきはできたけど、中身ができていなかったのもありそうだ。

これで2000mを使いにくくなってしまったけどあきらめないでほしい。

11着 △ゴルトベルク

外枠から先行勢の後に位置。
直線伸びず

14着 △スライリー

後方のまま。
スローペースなのに…
前のペースが速くなってから追い上げても届かないって。
残り500m過ぎからムチをバシバシいれていたけど無理よ。

前走はマクって失速だし、スライリーはまともな競馬してくれないなぁ。

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