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桜花賞 2024 気になる馬達


過去の傾向

チューリップ賞3着以内か3番人気以内
スウィープフィート 1着
セキトバイースト  2着
ハワイアンティアレ 3着
タガのエルピーダ  4着 1人

GⅠ3着以内
アスコリピチェーノ 阪神JF1着
ステレンボッシュ  阪神JF2着
コラソンビート   
タガのエルピーダ  朝日杯3着

その他重賞、リステッド勝ち

トモと下腿部の筋肉が優れた馬

アスコリピチェーノ
イフェイオン
クイーンズウォーク
テウメッサ

ステレンボッシュ
オークス向きだとは思うが阪神JFでも2着しているし

コラソンビート
特にコラソンビートの変わりっぷりに驚いた。
前走までは冬毛もあって幼さの残る馬体に見えて後躯も目立っていなかったのが今回は筋肉の輪郭もしっかりしてあきらかにパワーアップしている。

馬場状態
先週の阪神競馬場からBコースで今年の桜花賞はBコース2週目。
そして先週の馬場も例年ほど内前有利ではなかった。
比較的フラットで直線では内と外の差はほとんどなかった。
今週の桜花賞も例年だと内前有利で外の差し馬は不利だが、今年は外側の差し馬にも公平にチャンスがありそうだ。

2023年

12.1-10.4-11.5-11.9-11.7-11.4-11.3-11.8
最初の600mは過去の桜花賞と比較しても速い方。
600~1000m区間でペースを落として600m勝負。
前有利だが必ずしも内有利ではない。

1着リバティアイランドは追い込みだが格が違うので参考にならない。
2,3着はチューリップ賞で4~6番手でレースして2,3着。

2022年

12.4-10.8-11.4-12.2-12.0-11.1-11.5-11.5
最初の600mは遅くなかったが600~1000m区間が12秒台に落ちてかなり遅くなった。
3-4コーナーで団子状態になりヨーイドンで内前がかなり有利。
馬場状態も非常に良くて内を走れた馬が有利だった。
ぶつけられながらも差し切ったスターズオンアースの強さが際立った。

枠順

展開


⑤シカゴスティングが内から先頭に
⑮は福島2歳Sのように外で壁を作る
⑩セキトバイーストの藤岡祐介騎手だが今回はさすがに⑤に競りかけないだろう、と思いたい。2列目の先頭。

逃げ争いはなくてもスピードのある馬が多いのでチューリップ賞位のペースになるか?
今年はチューリップ賞同様に中間で緩まないと予想し実力勝負。
馬場のバイアスは土日のレースを見ないとハッキリとは言えないが、おそらく例年よりもバイアスのない公平な条件で外の差し馬にもチャンスある。

追切

坂路 
シカゴスティング  52.9-12.4-11.9
スウィープフィート 52.7-12.3-12.0
ワイドラトゥール  54.4-12.7-12.1
セシリエプラージュ 51.4-12.1-12.1

ウッド
ライトバック    57.2-13.1-11.1
アスコリピチェーノ 52.9-12.2-11.2
クイーンズウォーク 53.2-11.7-11.2
セキトバイースト  52.6-11.8-11.2
コラソンビート   50.6-11.5-11.6
ハワイアンティアレ 51.3-11.5-11.7
キャットファイト  51.5-11.8-11.4

イフェイオン

評価

◎⑧コラソンビート
馬体の成長からここで逆転を期待

〇⑨アスコリピチェーノ
阪神JFを勝ち、順調そうで

▲③イフェイオン
内の先行勢からは粘りを見せていてなおかつ後躯のパワーがあるイフェイオン

△⑬テウメッサ
外で壁を作れそうだし期待の穴馬

△⑫ステレンボッシュ
阪神JFのレベルは高いと見ているので
モレイラ騎手だし安定感ある

△⑦スウィープフィート
チューリップ賞の勝ち方から似たような展開になれば

次点
②クイーンズウォーク
強い馬だがオークスで期待

⑱チェルヴィニア
外の先行でその分少し劣るか

⑪ライトバック
能力は高いし混戦にも強そう

⑥ハワイアンティアレ
地味だが混戦に強そう

馬達

①ワイドラトゥール
APインディ系xタキオン
新馬は好位から普通に抜け出す競馬で勝利
ファンタジーSはスタートで少し立ちあがり出遅れ、後方待機で直線勝負して上り最速も0.7秒差、スタートが全てだった。
紅梅Sは外枠でやはり少しスタート遅く後方から外で風を受けながら進みラスト400m勝負を制した。
途中のペースが遅く、外を上がって行くのも大きな不利でなかった。
チューリップ賞は内から好スタートで先頭に出るも外からセキトバイーストらが前に出てきたので内の好位に控える。
しかし、直線で伸びず。
内が苦手なタイプかも?
スタートも不安定だし、前走同様の内枠はちょっと遠慮したい。
追切の動きいいよね。
ただ、四肢を大きく伸ばすタイプなので内よりも外の方がレースしやすいと思うんですよ。

②クイーンズウォーク
キズナxファピアノ系
半兄にグレナディアガーズ
新馬は超スローで先頭がラスト11.0-11.1と極端に速い上がりを使えたので2着。この馬は600mの上り1位。
2戦目は加速ラップで楽勝
クイーンCではそこそこ流れてしかもL3最速の前に厳しい展開を上り1位で差し切った。
L3最速と言うのはラスト3ハロンの600m勝負でも11.1-11.6-11.7と最初に最高速を出してしまい先行馬がゴール前で失速する展開。
後方から外を差した2頭の1,3着で展開は向いた。
外を気分よく走れたのも良かった。
今回は内枠から馬郡の中を抜けるか外に出して差すか。
前走のような有利な展開は見込めないが、今年は外差しにもチャンスがある。
クイーンCで過去1分33秒3以下で1,2着した馬はいずれも強い馬。
5着以内は固いのだが、大型馬で内枠は少し窮屈な競馬になる可能性もあり、外差しだと他の有利なポジションの馬に負ける可能性も高い。
オークスで巻き返す。
追切も調子良さそう。

③イフェイオン
エピファネイアxゼンノロブロイ
新馬は控えて直線ではインを追い込んで上り1位も届かず。
2戦目はそこそこ流れたペースを楽勝。
勝ちタイムも良く、当日の2勝クラスに0.1遅いだけ。
フェアリーSは外枠から道中も馬群の外側でなかなか壁が作れない厳しい展開。
2,3,4着は道中馬群の中で脚を溜められた馬達。
ラストが加速ラップで一見前に有利に見えるが他の先行勢は失速している。
外で厳しかったこの馬が1着なのは強い内容と言っていい。
内で競馬した経験もあり、エピファネイア産駒だがそんなに怖がりにも見えないので普通に好位の内で競馬できればチャンスありそう。
追切はウッドでも坂路でも真っすぐ走れていないように見えるけど、元気いっぱい。
後躯が力強過ぎて仕掛けた時に体がブレる感じ。
能力高そう。
体幹しっかりして真っすぐ走れるようになれば更に上がある。


④キャットファイト 34.7
ディスクリートキャットxパイロ
秋の中山マイルを好時計勝ちしているが阪神JF,フェアリーSと力負けして相手レベルが落ちたアネモネSで勝ち。
アネモネでは荒れた馬場でも唯一良かった内ラチ沿いギリギリを走っての勝ち。
走行距離を考えれば2着テウメッサの方を評価したい。
追切の動きは活気があっていいよね。

⑤シカゴスティング 34.4
阪神JFでは最初の600mを34.4で先頭を走った。
前走フィリーズRVではエトヴプレが33.8秒で先頭でこの馬は2番手。
今回も内枠から先行する。
追切は今回も1週前は前に馬を置いて、最終は並走。
動きは変わらずに良い。

⑥ハワイアンティアレ
カナロアxマンカフェ
スタートがあまり速くない。
未勝利も外4列目先頭から直線でがんばった。
もたもたしていて垢ぬけていない、田舎の子という感じ。
チューリップ賞は内ラチ沿いの後方から直線では馬群の中をあれよあれよという間に抜けて来た。
本馬もなんだかわかっていない感じで走っている。
将来けっこう期待できる馬かもしれない。
今の段階だと走るたびに良くなってくるはず。
多頭数のGⅠでは馬群の中を抜けてこれる性格は重要。
おそらく良くなるのは来年だとは思うが楽しみな馬。
追切もこの馬なりに良い。
走り方がスマートに見えないけどこれが成長途中のこの馬の走り方

⑦スウィープフィート
スワーヴリチャードxディープスカイ
騎手が変わればここまで違うのかというレースを見せたチューリップ賞。
阪神JFは出遅れが響いた
早めに仕掛けて外を追い込む姿はいい雰囲気だった。
エルフィンSは馬場状態とバイアスからレースの評価は難しいがライトバック、エリカエスティームとの比較でチューリップ賞でも上位争いできそうだった。
脚が長くスタートで後ろに体重が乗って出遅れになる可能性はある。
チューリップ賞でも後方から。
脚を溜めて直線で爆発させるレースをさせたらそりゃー武騎手には敵わないよ。
直線勝負歴が違う。
ハイペースのチューリップ賞を勝ったのは価値が高い。
レース数は多いが使いべりしている感じもない。
フォトパドックでもこっちにメンチ切っているし気力十分。
いいね。

⑧コラソンビート
スワーブリチャードxオルフェーヴル
阪神JFの上位3頭は強い。
馬体重の割に走りは大きく見せる。
全身を使う運動神経が良さそう。
前走までは冬毛もあって幼さの残る馬体に見えて後躯も目立っていなかったのが今回は筋肉の輪郭もしっかりしてあきらかにパワーアップしている。
追切も順調

⑨アスコリピチェーノ
ダイワメジャーxデインヒルダンサー
阪神JFは〇で1着
新馬は1400mで届くか不安な位置から差し切った。
新潟2歳Sでは外で風を受けながら走り勝ってしまった。
内が良くない馬場だったので外有利な面もあったがいいパフォーマンス。
阪神JFの走りを見れば上位3頭は抜けていた。
1週前でルージュエヴァイユ先輩と併せ馬。
馬なりの先輩を相手にアスコは頑張った。
阪神JFよりも成長していそうだ。


⑩セキトバイースト
宣戦布告x砂の足跡
チューリップ賞は△で2着
先行してしぶとい馬。
紅梅までの5戦で全て上り3位以内。
逃げてその有利にレースできたチューリップ賞。
前回は有利だったので今回は少し割り引く

⑪ライトバック
キズナxデインヒル系
アルテミスSは直線では最後の11.2-11.0の最高速についていけなかった。
エルフィンSでは内が傷んだ時計のかかる馬場で直線で抜け出してきた脚は当時のスウィープフィート以上。
馬群の中を走れるし軽視できない
追切で先行した2頭の間を抜ける練習をしているので馬群を抜けるのも大丈夫なのだろう。
いい反応している。

⑫ステレンボッシュ
エピファネイアxルーラーシップ
阪神JFの直線を200mまで前壁と見るか、200mまでスリップに入っていたと見るかによってイメージが違う。
個人的にはスリップに入っていたと取る。
今回モレイラ騎手だし力を発揮してくれる。
今回は⑨と⑧を上に取りたい

⑬テウメッサ
ハービンジャーxキンカメ
これもいい馬。
東京でエンジン性能の高さを見せたし、中山でも手前を替えてからの脚の回転の速さを見せた。
上半身に躍動感があり、実績よりも力がありそう。
穴馬。
追切の動きも躍動感があって良く見える。
母にフレンチデピュティあって阪神良さそう。
先週もハービンジャーxキンカメが大阪杯2着
ハービンジャーで母にフレンチデピュティはナミュールとノームコア様ってヤバい。
なんか気になると思ったらノームコア様や最近推しているナミュールと共通点があるなんて。
こういうのを運命というのでしょう。
単勝で100円買う。

⑭ショウナンマヌエラ 35.4
ジャスタウェイxシンボリクリスエス
3回逃げているけど最も速くて35.4秒と遅い逃げ。

⑮エトヴプレ 33.8
(ドゥバウィxシングスピール)xデインヒル系
前走で軽視したのはクリスアーサーと勝ち負けをするレベルだと思ったので。
速いペースで逃げてコラソンビートに抜かせなかったのはスゴイ。
驚いた。
勝ち時計の1分20秒1も2022年の1分19秒9に次ぐ時計。
馬場状態が良ければ粘れたかもしれないが先週の馬場の感じだと難しい。

⑯セシリエプラージュ
B&Mxキンカメ
母は桜花賞3着
良馬場の反発力を活かす走りをする馬。
春東京のトランポリン馬場が得意そう。
つまり今週もクッション値が高い方がいい。
フィリーズはバイアス的にやや不利な外差しで3着。
条件が合えば面白い馬

⑰マスクオールウィン
ドレフォンxハーツクライ
母父ハーツクライっていいスピードを遺伝するよね。
黒松賞は先行して押し切ったが、溜めて後半勝負の方が良い。
ドレフォン産駒としては阪神よりm中山が得意なのはある。
今の少し荒れた阪神で当日外差しが有利ならチャンスもありそう。
穴馬として考えてもいい馬。
追切もいい動き

⑱チェルヴィニア
ハービンジャーxキンカメ
アルテミスSのラスト11.4-11.2-11.0の加速ラップ勝ちは本当に強い内容。
着差以上の価値がある。
先行タイプで外枠は外3列目先頭になる危険があり怖い。
⑮が1,2列目の先頭だとすると他に外枠で前に行くのは⑭か。
壁が作れるかどうかが問題。
この馬の取捨選択が一つのポイント
追切は前脚がちゃんと伸びていていい感じ。
そういえばこの子もハービンxキンカメ!
うわー、切ろうと思っていたのに…どうしてくれるん






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