函館記念 2023年 ローシャムパークおめでとうございます!

日曜の函館競馬場

馬場読みが難しい日だった。
洋芝は野芝よりも水分を保持する力が強いので野芝の競馬場のようにハッキリと『乾いて内が速くなる』事はない。
ほんの気持ち程度内が前日よりも良くなるかなくらい。

フラットな馬場状態。
ペース次第だが、内が少し荒れていてほんの少し外有利。
1800m以上では直線で外を意識した騎乗をしていた。

1レース向こう正面
1レースゴール
3レース向こう正面
3レースゴール
6レース向こう正面
6レースゴール
8レース向こう正面
8レースゴール
9レース向こう正面
9レースゴール
12レース向こう正面
12レースゴール

8レースのクールムーアはもともと追切ではいい時計を出していて、坂路の時計もこのメンバーでは1,2を争うし、4,5月にはウッドでも上がり11.0秒を連発。
レースに行って力が出せないタイプの馬だった。
思い切りよく逃げたことでこの馬のポテンシャルを引き出せたレース。

函館記念

平均ペースだが前後半60.0-61.4秒でやや速いペース。
この日はペース次第の馬場だったが、『荒れた稍重馬場』だったので少しでもペースが速いとスタミナを消耗する馬場でやや速いペースでも前に少し不利だった。

向こう正面
ゴール前

1着 ローシャムパーク

スタートしての位置取り争いでゴチャついたが馬は大丈夫だった。
レース向きの性格している。
外側の好位を取れてからはルメール騎手の得意のパターン。
当たり前のことを当たり前にできるルメール騎手。

『気になる馬達』で勝ち負けにして予想では次点にしてしまう成長のない私とは大違い。
さすルメ。
馬場状態で不安になって評価を下げてしまったが馬も荒れ馬場用の走りができていた。
さすローシャムパーク。

印をつける時に頭の中をゼロにできなかった。
イウォーク師匠のいう『モフモフたんに舵をとらせてしまった』ってやつですわ。

2着 〇ルビーカサブランカ

内でいい競馬ができた。
馬群の中でこういう競馬ができたのは秋につながる。
2200mで楽しみになってきたね。

3着 △ブローザホーン

岩田騎手のコメント
「あのような形もあると思っていました。2コーナー、3コーナーの入りでちょっと迷いが出て...。最初からハヤヤッコの内に行けば良かったです。少し迷った分で切り替える所が出ました。本当にエンジンがかかったのは、ラスト1ハロンでした。差が差だけに悔しいです」

4コーナーの進路どりが難しかった。
スムーズだったら…

4着 △マイネルウィルトス

追切で動けていたのは確かだった。
大きくなっていると言っていたけど24キロ増は驚いた。
でもそんなに太く見えないし、次で減るのも8キロくらいかな?
次は人気してしまうけど走るだろうな。

7着 ◎キングオブドラゴン

富田騎手のコメント
「外枠だったので、やりたい競馬はできた。向こう正面で手応えが悪くなったが、追ってからしぶといと聞いていたので、人間だけ諦めないようにした。挟まれてからも伸びているし、最後も止まっていない。よく頑張ってくれた」

ちょっとペースが速かったかな。
⑭の後を取れていればなー。

10着 ▲スカーフェイス

西村騎手のコメント
「いつも通り後方の競馬。僕自身、どうさばこうか悩んでしまって、その瞬間にずるずるダメな方に行ってしまった。あまりいい騎乗ができなかった」

なにがあったかというと、残り400mで外に出す予定だったんですよ。
そしたら後ろからマイネルウィルトスが上がってきて外に出せなくなってしまった。
仕方なくそのまま進んだら前壁で詰まったので外に出したが後の祭り。
残念な騎乗。



 

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