京都記念 予想

内回りは前有利

逃げ、先行馬に有利か不利かを判断する材料はいくつかあるのですが、その一つが含水率。
去年の京都記念が4コーナー10.4%、ゴール前8.9%。
4コーナーよりもゴール前の方が馬場が乾いていて疲れた馬にも優しい馬場。
ゴール前の含水率が4コーナーと同じか重いと先行馬はゴール前で脚が止まってしまう。
しかも去年の4コーナーの10.4%も乾いている方で、4コーナーから先行馬に負担が少なかった。

今年は4コーナー11.0%、ゴール前9.7%。
これでも十分に乾いている馬場で内前有利だが去年ほど極端ではない。
好位から決め手のある馬にはチャンスがある。

土曜の但馬S(2000m)が参考になるか。

勝ったのは内ラチ沿いの2番手リューベック君(青い帽子)。
その後ろの黒い帽子が2着だったが、騎手は内が有利なのが分かっているから外に広がらないので内が密集してイン差しの馬達には前壁の危険が大きい。
そのさらに後ろの赤い帽子もいい脚で追い込んだけど完全に脚を余している。
内はいいのだが、騎手もみんな内を意識しているので差し馬にスペースがない危険性が高いのが内前有利の馬場。

スペースができたら内の差し馬に一気に来られるがギャンブル性が高い。

だからこういう内前有利の馬場では逃げ先行馬か、人気薄の内の差し馬を狙いたい。
それらの不利を覆すくらい強い差し馬ならどの枠だろうが馬場だろうが買わなければいけないのだが。

◎⑧プラダリア
日経新春杯は驚きました。
それだけ外の前を走っていたのにヴェルトライゼンデから0.1秒差。
この馬はかなり強くなった。
GⅠ馬達に先着して再び驚かせてくれ。
ディープインパクト産駒で母父クロフネも阪神に合っていて〇
枠の並びとマークが得意な池添騎手的に⑩エフフォーリアの後ろを取ろうとするでしょうし、あとは前の馬を捕まえられるかどうか。

〇⑩エフフォーリア
有馬記念のレース後の評価
『枠は最高でしたし、追切の動きも戻りつつあるものでした。
おそらく次が狙い目ですがしばらくGⅠがないのが残念です』
やっぱり状態が良いのでレースに使わなければもったいないと言う感じでのこの京都記念だと思う。
好勝負期待。

▲⑥ユニコーンライオン
京都大賞典の時にこう書きました
『おそらく距離短縮の次あたりだと思うんだよね、走るのは』
だから次の福島記念では2,3着に残ってくれることを期待して△に。
まさか勝つなんて思わないじゃないですかーーーーー(涙)
距離的に2200mがギリギリだと思うが開幕週で馬場が軽いのはスタミナ消耗をおさえられるので逃げ切れる可能性がある。

△③ウインマイティ―
有馬記念6着は大きく評価したい。
内ラチ沿いで溜められたのは大きなアドバンテージだったが、直線であまり良くない内から外に出しつつ微妙に前が開かなかった。
それでもエフフォーリアの後ろ。
そして去年の阪神開幕週のマーメイドSを先行して勝っている。
この内枠なら前を取るだろうし、前残りが強くイメージできる馬。
騎手も先週にようやく今年の初勝利と2勝目を決めて気が楽になっているはず。

△①マテンロウオリオン
枠的にキラーよりはこちら。
先行勢の後ろを確保しようとするだろう。
③との前後関係が重要。
直線で前壁になり易いのでできれば前を取りたいが。

△⑤キングオブドラゴン
前有利でおさえないわけにはいかない。
厩舎的にも⑥ユニコーンに行かせるだろうから優先順位は下がる。

次点
⑫ドウデュース
今回は試走でしょう。
無理させずに後方待機からいい脚で追い込んで次に期待。
3連系のヒモでおさえるべき馬。

馬券

単勝⑧1000
ワイド⑧⑩⑥ 3x300
3連複 いつもの18x100
馬単
1着⑧ 2着⑩⑥③① 4x200
1着⑩ 2着⑧⑥③① 4x100
3連単
1着⑧⑩ 2着⑧⑩⑥③ 3着⑧⑩⑥③①⑤ 24x100
1着⑧⑥③ 2着⑧⑥③⑩ 3着⑧⑥③⑩① 27x100




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