クイーンカップ 予想

前置き

馬場状態がカギ
今週は雪が降り金曜の馬場は稍重でクッション値8.2。
冬開催は野芝が休眠期で洋芝頼み。
洋芝はレースによって痛みやすく、雨の影響も受けやすい。
気温が低く太陽の力も弱いので乾きにくいのは洗濯物を外干ししていれば良くわかる。
例え稍重でも他の時期の稍重よりも馬場は荒れる。

気温もカギになりそう。
2016,2020年が稍重だったが最低気温はそれぞれ16.1度、7.8度。
今年は今週の最低気温がほぼ0度で土曜も0度の予想。
皆さんも経験からご存じでしょうが冬場の2度以下の気温だと霜も降りやすく、地面も硬い。
それが日中に気温が上昇すると霜が溶けて柔らかくなる。
10度以上になればけっこう柔らかくなるけど土曜の予想最高気温は9度。
時間がたつにつれて柔らかくなっていきそう。

雨が降らなくても先週の日曜のクッション値が下がっていたように徐々に馬場は荒れてきている。
今週は一気に馬場状態が悪化するかもしれないのでレースをよく見てから判断したい。

展開

内枠で前走先行した③⑤はペースが遅かったから先行勢の後ろか?
⑧の石川騎手は先行する気だから前
⑨も他との比較で前目に
⑩モズゴールドバレルが先頭に立ちそう
そして外から⑭⑯が前に行きそう。
②は内の先行馬の後ろで溜める

スタートに不安があって後ろからの馬も何頭かいるが、中団から前で競馬したい馬も多い。
外枠に前半にスピードのある馬がいて思ったよりも速い流れになるかもしれない。
内枠の好位勢は出すのに苦労するかも。

後方待機から外回す馬が有利か?
稍重馬場がどう影響するか?

◎④ラリュエル
稍重もこなせそうだし
脚の回転も速い
内でうまく立ち回れそう

〇⑬プレサージュリフト
稍重がどうかだけ
もしかしたら突き抜けるかも

▲⑮スタティスティクス
東京の長い直線は合う

△②ベルクレスタ
今回は内で溜めれる
⑮とは同じくらい

△⑧モカフラワー
騎手は前で競馬する気だが溜めてほしい。

△⑨スターズオンアース
赤松賞はレベル高いのだが前走の負け方がねじ伏せられた感あり。
それでも力は上位なので外せない。

次点

⑫アオイモエ
好きなタイプの馬だが400キロ台と軽いのが東京マイルではマイナス。
重馬場は上手いはず。

⑥ハピネスアゲン 穴馬
稍重の冬東京は走る。
ペースが速くなるようならチャンス。

⑤ウインエクレール
時計のかかる馬場は得意なはず

馬券

単勝④ 1000
複勝⑬ 500
ワイド ④⑮⑬ 300x3
馬単
④⑮⑬ボックス 6x200
3連単
1着④⑮⑬ 2着④⑮⑬ 3着⑮⑬②⑧⑨ 22x200
1着④⑬ 2着④⑬⑧ 3着④⑬⑧⑮②⑨⑥ 20x100

出走予定馬

①ショウナンアメリア
カナロアxダイワメジャー
ストームキャット3x4
未勝利を勝った時も最後は脚が上がっていた。
シンザン記念はイレコミがひどかったのかもしれないが直線入り口ですでに疲れていた。
今回は難しい

②ベルクレスタ
ドゥラメンテxニューメラス
母父ニューメラスは母にニジンスキーとフォルリ。
母母父にグレイソヴリン系
母の半兄に愛セントレジャー勝ちで2歳マイルGⅠでも2着したJukebox Jury(父モンジュー)がいる。
アルテミスSでは先行してサークルオブライフの2着もサークルの強さが目立った。
阪神JFではスタートはまずまずも外枠でアルテミスSよりも速いペースでポジションは後ろから。
ペースの遅くなった残り900m位から徐々に外を進出し直線入り口では先頭をうかがう。
早仕掛けが響いて最後に失速した。

松山騎手のコメント
「上手く前に壁を作ることが出来ず、苦しいレースになりました。その中でこの馬の力は見せてくれました。溜める競馬が出来ていたらもっとやれただけに申し訳ない気持ちです」

騎手のコメントからは早仕掛けをしたわけではなく前に壁というか馬を置けなかったために馬が行ってしまったようです。
ミスと言えばミスだけど、酷いミスではない。
ペースが遅くなっていた時に馬が前半のスピードのまま上がって行っただけ。
無理に抑えるよりも馬のリズムを優先したのでしょう。
結果、馬は走る距離を知らないので体力消耗して最後に失速。
前に馬を置ければ前走以上の成績を残せそうです。
そのためには真ん中から内の枠が良さそうですね。
力を出せれば上位の可能性あり。

③ショショローザ
カナロアxアカテナゴ
マンデラの娘は活躍馬がサンデー系3頭。
カナロアでどうか?
新馬戦は12.3 - 11.0 - 11.1と急速なギアチェンジからラスト400mの瞬発力勝負。
2着馬は次のレースの速いペースで凡走。
まぁ、2着馬の方が線が細かったからしょうがないのだけど。
ショショローザの方が次への期待は持てる走りだった。
それでもなんとなく頼りなく見えるので個人的にマイナス
血統的には魅力だが

④ラリュエル 
ディープインパクトxキンカメ
ステイフーリッシュの半妹
新馬戦でストロングウィルに勝つ。
ストロングウィルは軽い走りの馬で荒れ馬場に向かずきさらぎ賞で負けたがラリュエルは良馬場で勝てたの◎
馬体は大きくないが掻き込む走りで力のいる馬場もこなせそう。
L2で11.0秒で走った時の脚の回転も良く期待したい。

⑤ウインエクレール
ディープインパクトxアドマイヤコジーン
ウインブライト様の妹
松岡騎手のコメント
「気性が前向き過ぎるので、調教でもそこを一番注意して乗っています。まだ幼さが残っていて、難しい面はありますね。実質、速い時計は当週の1本だけ。それでも勝ってくれたのは評価しています。それに1回使って体はしっかりしたように感じますね」

新馬戦は好スタートから騎手の言う前向きさがでている走り。
それでも中山マイル前半の下りをそれほど速くないペースで先行。
同じ日の京成杯が前半に坂のある2000mで2分1秒3なのでタイム的にも平凡。
走り自体は地面を払うスナップの良さもありいいリズムで好き。
時計のかかる馬場の方が得意だろう。
持続力タイプでしっかり最後まで走るが最高速では劣る。

⑥ハピネスアゲン
エイシンヒカリxシンボリクリスエス
新馬戦は後方から早仕掛けで外をマクって3着。
未勝利も後方から直線で馬郡を斜めに抜けてラスト200mで素晴らしい脚で差し切った。
いいモノを持っている。
新馬で1着だったルージュエヴァイユもいい馬。
冬中山の稍重で走っているので今週の馬場も問題ないだろう。
スタートの遅さやテンションの上り易さはあるが期待。

⑦ロムネヤ
ディープインパクトxオールアメリカン
スタートの良くない馬
アルテミスSは上り2位だけど上位とは差があった。
前走もいい上がりだが前と差がある。
重賞は難しい

⑧モカフラワー
スクリーンヒーローxキングヘイロー
アサマノイタズラの半妹
石川騎手のコメント
「1週前はしっかりとやったが、感触は良かった。いい意味で状態は平行線。前走はやりたいレースはできたが、普通に回った方が持ち味が発揮できることも分かった。悲観する内容ではない。新馬戦のようなレースが理想。能力は重賞でも通用する」

前走の『やりたいレース』というのは溜めて末脚勝負、『普通にまわった』というのは先行して押し切り。
しかし、二つのレースのペースの違いを忘れてはいけない。
新馬戦は最初の1ハロン13.0秒と遅く、赤松賞は12.5秒と速かったし1000m通過でも新馬戦62.5秒、赤松賞59.7秒。
これからわかるのはモカフラワー自身のペースは二つのペースでさほど変わっていないという事。
ポジションは他の馬が速いか遅いかなのでその点を見誤るとマズい。
騎手のコメントからすると今回は前でレースをするのでしょう。
しかし、ペースを軽視してポジションにこだわると馬が力を出せないかもしれない。
アサマノイタズラの妹だし前半は無理をさせない方が良さそう。
ペースが遅ければ前でもいいが、速い中でポジションを取りに行ったら終いが甘くなるだろう。

⑨スターズオンアース
ドゥラメンテxスマートストライク
母母スタセリタが仏オークスなど仏米GⅠ6勝の名牝
赤松賞ではナミュールに完敗。
最後の方は疲れていたね。
フェアリーSでもライラックに強い競馬をされて2着。
直線ではスムーズに走れなかったとはいえ最後方から外をマクってきた馬に負けては格下感がある。
掲示板には乗るだろう。
物差しになりそうな馬。

⑩モズゴールドバレル
Kamekoの半妹
前走は期待したが距離が長かったか。
直線の入り口でフラついたが何とか直線半ばまでがんばり、残り200mで馬が疲れて失速。
春秋の東京だったらスプリント適性でマイルまでこなせるのだが冬東京は力もいるから微妙。

⑪コントディヴェール
ブラックタイドxキンカメ
母母父タマモクロスがグレイソヴリン系
赤松賞はかなりレベル高い。
そこで6着コムストックロードから0.3秒差の7着。
次のつわぶき賞は1着コムストックロードでそこから0.3秒差の4着。
赤松賞8着だったピンクマクフィ―には逆転された。
ここでは少し足りないか

⑫アオイモエ
ディープインパクトxサクセスフルアピール
母は米1800m芝GⅠを逃げ切り勝ち。
上半身の強い胸をはったいい走り。
母父のサクセスフルアピールに走り方が似ている。
これは体重増えてくればかなりやるかも。
バランス感覚良さそうでおそらく重馬場は上手い。
東京のマイルなので400キロ台の馬体はマイナス。
不良馬場の中山1800mとか得意そう。
好きなタイプの馬。

⑬プレサージュリフト
ハービンジャーxディープインパクト
ハービンジャーで成功しているブラストワンピース、ペルシアンナイト、ディアドラ、モズカッチャンに共通しているのはヌレイエフ持ち。
ノーザンダンサーを複数持っている事。
プレサージュリフトもヌレイエフ持ちでノーザンダンサーもリファール、ヌレイエフ、Rose Redと3本。
そしてこういう欧州血統で33秒台の走り見せるとかなり有望。
プレサージュリフトは新馬戦で出遅れて最後方から上がり33.3秒。
上り2位(2戦目で勝ち上がり)よりも1.4秒も速かった。
素直にスゴイ。
ただ、出遅れたのは後ろの繋ぎが長くてまだ身体がしっかりしていないのと、バネのある走りで良馬場でこその馬。
稍重では少し割引かとも思うのだが、しっかりと地面を払っているので何とかなりそう。

⑭アメリカンスター
米愛国者xアルカセット
フォルリが3本もありパワー型か?
新馬戦は出遅れて最後方から大外を周って2着まで追い込んだ。
2戦目も出遅れて)ry
3戦目は好スタートから先行して押し切った。
速い脚は無いので瞬発力勝負になったら不利だが稍重で時計がかかれば掲示板前後に入りそう。

⑮スタティスティクス
ハーツクライxコングラッツ
勝ち上がるまで3戦を要したがいい末脚を持っている馬。
阪神JFでもゲート出てからあまり速くないので後方待機。
30秒付近で前の馬が当たりそうになったのか少しブレーキして下げた。
最後方から4コーナーで大外に周って上り3位の脚で追い込んだ。
直線の長いコースは合っていそうだ。
内枠よりも2走前のようなやや外枠の方が競馬はしやすそうだ。
見せ場は作るだろうし、成長分があれば3着以内も。

⑯スマイルアップ
イスラボニータxクロフネ
距離長くね?
1200mの速いペースで先行しているので今回も前に行くでしょう。
もしかしたら先頭に立ってしま

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