ロイヤルアスコット DAY2 予想 プリンスオブウェールズ

まずはDAY1を振り返る

ロイヤルアスコット初日はこの開催一硬い一番人気のBaaeedが勝つなど1着は人気サイドで決まりましたが、キングススタンドSでは一番人気にドラマがありました。

ゲート入りを嫌った Mondammejが発走除外になったのですが、一番人気のGolden Palの騎手は発走除外に気づかずに ゲートの後ろで待機していたMondammejを眺めていました。
おそらく最後の馬がゲートに入るタイミングを見ていたのだと思います。
発馬の準備ができていなかったのでGolden Palは大きく出遅れてしまい、騎手はあわや落馬という感じでしたが何とかこらえましたが追走に脚を使ってレースにならず最下位入線。

もう一頭、Khaademもゲートの中で後ろに寄りかかって騎手がゲートの後ろ側に座らざるを得なくなったタイミングでゲートが開いたのでKhaademは騎手を置いて空馬でスタートしてしまった。

馬券的には、クイーンアンSは銀行並みに固い1,2着◎〇2.5倍。
3連単でさえ8倍。
しかしながらその3着はシーズン初戦で平坦じゃなかったのでOrder Of Australiaを軽視して外した。
キングススタンドSは1,2着◎△で34.9倍は良かったのだが3着はまさかの最低人気で外した。
半馬身差の4着に〇だったので惜しい結果。
セントジェームズパレスSは1着から5着まで0.09秒差の接戦。
1着〇2着無3着無4着◎5着△。
欧州は日本よりも内をガッチリと絞るのでイン差しが難しい。
勝ったCoroebusも出てくるのに苦労したが、◎はさらにその後ろから差そうとか無謀すぎる。
コーナリングで外をまわせばよかったのに…
ゴール前の脚は他の馬達が失速ラップの中一頭だけ11.90-11.47と加速ラップ。
どんだけ脚を余したんだよORZ
馬の能力的には◎にして正解だった。
Maljoomはマイルではこの世代一番だね。
ホント、欧州はこの内の不利が大きいので要注意です。

DAY2の今日はGⅠはシャフリヤールの出走するプリンスオブウェールズだけです。

Prince Of Wales Stakes G1 2004m


ロイヤルアスコットDAY2

めったに見ないくらい硬い良馬場になりました。これはシャフリヤールには最高の舞台が整ったようですね。

2014年のThe Fugueの2分1秒90がレースレコード。
The Fugueはドバイでジャスタウェイから26馬身差の11着と敗れた後の勝利。
欧州馬は大敗は気にしたらいけない。
The Fugueももともと前年のPOWで3着するなどアスコットで実績はあるし、BC芝と香港ヴァーズも2着していたように速い馬場も得意。
The Fugueの2着はBC芝を勝ったMagicianで3着は”あの”トレヴ。

良馬場ならだいたい2分5~7秒で決まる。

The Fugueはダンシリxサドラーズウェルズで母母母父がボールドルーラー系。
Magicianはガリレオxモーツアルト(デインヒルxボールドルーラー系)
Treveはモチヴェーター(サドラーズウェルズ系xミスプロ系でボールドルーラー持ち)xアナバア(ダンチヒxオリオール系)

サドラーズウェルズとダンチヒは当たり前として、ボールドルーラーを持っている辺りが速い馬場での決着っぽいよね。
今年の参考になるかもしれない。

今年の出走は5頭だけだが面白いメンバー。

◎⑤Grand Glory
〇③シャフリヤール
▲②Lord North
△①Bay Bridge

馬券

単勝⑤1000
複勝⑤500
馬単
1着⑤③ 2着⑤③② 4x800
1着⑤ 2着③ 100
3連単
1着⑤ 2着③ 3着②① 2x1000
1着⑤③ 2着⑤③② 3着⑤③②① 8x400


①2枠 Bay Bridge RPR126 好位/差し
ニューベイxマルチプレックス(デインヒルxシャーリーハイツ)xサドラーズウェルズ系
薄くボールドルーラーもある。
4歳馬だがこれまで6戦と大事に使われてきた。
去年の10月のニューマーケットの2000mで好時計勝ち。
2着馬が強気に逃げて中間でペースが速くなりラストで大きく失速する消耗戦を勝った。
確かに強い馬だ。
そして今年初戦の5月のサンダウン2000mGⅢで圧倒的な強さを見せた。
2着のMostahdafより1キロ軽く、風除けにも使っていたアドバンテージはあったが5馬身差はスゴイ。
なによりも走りに迫力が出てきた。
サンダウンの後半の上り坂を苦にしないのでアスコットでも自分の走りができそうだ。
勝ち負けできる力はある。

②5枠 Lord North RPR126 好位/差し
ドゥバウィxジャイアンツコーズウェイ
母母母父がシアトルスルーでボールドルーラー系
母内ボールドルーラーのクロスあり
一昨年のこのレースの勝ち馬
ドバイターフは差してパンサラッサと同着。
前走のゴールドカップは位置取りが前過ぎて4着。
今回は前走と違い前半はおさえるとゴスデン師もおっしゃっている。
距離も少し長かったと思う。
今回は距離短縮で前走の反省もあるので巻き返し必至。

③3枠 シャフリヤール Shahryar RPR122
ディープインパクトxエッセンスオブドバイ(ボールドルーラー系xプリンスキロ系)
ダンチヒもサドラーもないのはLord Northと同じなので気にしないでいいと思う。
母父のボルキロの良さが出ているので長い直線は向いている。
シーマクラシックで先行しているのでおそらく今回は先頭を走るだろう。
シーマクラシックはスローからラスト3ハロンが約33.9秒で前有利な展開だった。
今回は上り坂の多い2000m。
毎日杯でもスピードを見せているので距離は問題ない。
坂があるので2000mでちょうどいいかもしれない。
ただ、今回は先頭を走って他の馬に早めに突っつかれるので最後にバテるかもしれない。
硬い良馬場になったのはグッドニュース。
勝てると思う。

④1枠 State Of Rest RPR121
去年のコックスプレートを勝っており、侮れない存在。
前走でLord Northに先着したが今回は逆転されると思う。

⑤4枠 Grand Glory RPR120
オリンピックグローリー(ダンチヒ系xリファール系)xデイラミ(ミルリーフ系xミスワキ)xマキャベリアン
ジャパンカップでシャフリヤールと1馬身半差で今回は斤量で1.4キロ有利になる。
脚が長くてストライドが大きく、エンジンのかかりに少し時間がかかるが長くいい脚を使える。
ジャパンカップはそのエンジンのかかりの遅さと位置取りで負けた。
今回は1000万円払っての追加登録。
前走も33秒台の末脚で完勝しており全く衰えていない。
小頭数で前後の差がない状態からの600m勝負になればかなり怖い存在。

Queen's Vase 2800m 3歳GⅡ

◎⑦7枠  Nahanni
〇③11枠 Baltic Bird
▲⑫10枠 Typewriter
△①8枠 Al Qareem
△⑩4枠 Emotion
△⑥1枠 Hafit

次点
⑤12枠 Green Team
②9枠 Anchorage

馬券

単勝⑦1000
複勝③600
馬単
1着⑦③ 2着⑦③⑫① 6x300
3連単
1着⑦③ 2着⑦③⑫① 3着③⑫①⑩⑥ 22x200
1着⑩⑫ 2着⑩⑫⑦③ 3着⑫⑦③①⑥ 22x100


④3枠  Eldar Eldarov
ドゥバウィxシーザスターズxアルザオ
前走はオールウェザー2000m勝ち。
道中のゆったりした走りから折り合いはつくが距離延びて良さそうに見えない。

⑦7枠  Nahanni
フランケルxストリートクライ
距離適性はこっちが上。
前走は英ダービー7着。
出遅れて縦長の隊列の最後方から><
追い上げたのだが馬群の中で前にスペースなくて途中で追えていない。
うん、結構いい馬な気がする。
勝ち負け。


②9枠 Anchorage 逃げ
ガリレオxリダウツチョイス
距離は2000mがいいかな

①8枠 Al Qareem
Awtaad(ケープクロスxシャマルダル)xテオフィロ
ハンデ戦で重い斤量背負いながら好走している。
前走のヨークの2400mを逃げ切り勝ち。
平坦だが最後までいい走り。
これをアスコットでできるかどうか。
2走前にサンダウンの上り坂でもいい走りしているから大丈夫だと思う。
上位候補

⑥1枠 Hafit 逃げ/先行
善戦タイプ。
3,4着でおさえるタイプ

③11枠 Baltic Bird 逃げ/先行
フランケルxシャマルダル
母はヴェルメイユ賞勝ち
3戦目の前走2300mで勝ち上がり。
走りながら良くなってきている。
今回はデットーリ騎手で他に逃げたい馬もいるからおそらく逃げない。
楽しみ。


⑪5枠 Perfect Alibi 逃げ
ルアーヴルxマーマレード公爵
母は2400m以上で活躍
アスコットの2000mで負けて前走ニューベリー2400mを勝った。


⑧2枠 Ruler Legend 逃げ/先行
キャメロットxケンダルジャン

⑨6枠 Zechariah
ナサニエルxピヴォタル

⑫10枠 Typewriter 差し
グレンイーグルスxストリートクライ
前走は強い相手に3着。
最終コーナーで外側にいた2着馬が前に出るのを待ってから追い出した。
確かに前の2頭と比べれば劣るが悪くない。
今回は前走で逃げた馬も多いのでこういう差しタイプは面白い。

⑩4枠 Emotion 差し
フランケルxロミタス
母はカドラン賞勝ち!!!
2走前のオールウェザー2400mを16馬身差勝ち。
しかし前走のグッドウッド2000mでボロ負け。
直線半ばでバテた。
重馬場が影響?よくわからないが勝った時の走りはステイヤーっぽい。

⑤12枠 Green Team
ウートンバセットxグリーンチューン
前走は重い斤量で2000m2着。
前走みたいに控える競馬ができれば面白い。


Duke Of Cambridge Stakes 直線マイル牝馬GⅡ

◎⑤Mother Earth
〇⑥Novemba
▲①Saffron Beach
△③Bashkirova
△⑧Thunder Beauty

馬券

単勝⑤1000
複勝⑥600
馬単
1着⑤⑥ 2着⑤⑥ 2x1000
1着③⑧ 2着⑤⑥ 4x100
3連単
1着⑤⑥ 2着⑤⑥ 3着①③⑧ 6x800
1着③⑧ 2着③⑧⑤ 3着⑤⑥⑧③① 12x100

③8枠 Bashkirova 57.6キロ
ピヴォタルxダンシリ
ここ2戦はエプソム、グッドウッドの直線下り坂で好成績。
上り坂の今回はどうか?

①5枠 Saffron Beach 60.3キロ
前走はあのハイペースを先行して良く粘った。
能力は間違いなく上位だが斤量が重すぎ><

⑤6枠 Mother Earth 57.6キロ
前走は先行しすぎ。
GⅠレベルの相手では先行は通じない。
展開に左右されるが前半は溜めてこそこの馬の力が出せる。
乗り方次第で勝てる。

②7枠 Sibila Spain 59.4キロ
重い

⑦1枠 Primo Bacio 57.6キロ
去年は追い込んで不利ありで惜しいレースもあった

⑥3枠 Novemba 57.6キロ
去年の英1000ギニー4着。
その後も逃げてBaaeedから5馬身とかReal Worldから2馬身など悪くない。
今年の初戦が叩き台ならここは見直すべき

④2枠 Kennella 57.6キロ
仏1000ギニー3着
速い馬場がどうか?

⑧4枠 Thunder Beauty 57.6キロ
1勝馬だが今年に入って良くなっている。
いまいち勝負所でスムーズに走れていないので結果が出ていないが可能性ある。


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