マイラーズカップ 気になる馬達

新装!京都競馬場は程よく時計がかかる馬場

京都競馬場の東良剛馬場造園課長のコメント
「ジョッキーの感触もうなずけます。走ると低めの音がする。それも一つの狙い。上からの圧がかかることで砂が砕けて隙間が埋まり路盤が締まります。いわゆるパンパンの馬場を目指しているわけではないですから。芝は生育する夏を2回越していて、密に根を張っていてコンディションがいいのは間違いない。程良く時計がかかる馬場であってほしいと思っています

これは他の競馬場の時もそうなんですが、最初はやや緩い状態で、レースを重ねるごとに路盤が締まっていくようになる。
来年の今頃は高速馬場になっているでしょう。

京都外回り1600m

3コーナーに小山があって、急な下り坂と平坦な直線。
『程よく時計がかかる馬場』ではあるが、内の逃げ先行馬はやはり有利だろう。

下りから加速しやすいコースはキタサンブラック産駒に向くと思うので要チェック。

ジャスティンカフェはもちろん、距離どうなの?なガイアフォースの走りにも注目したい。

評価

勝ち負け
シュネルマイスター
キングエルメス

2着候補
ジャスティンスカイ
ビーアストニッシド

3着候補
ソウルラッシュ
マテンロウオリオン君

馬達

キングエルメス
カナロアxスペシャルウィーク
去年のこの時期のアーリントン3着。
札幌の洋芝でも好走しているのは程よく時計のかかる馬場で良さそう。
NHKマイルも良し。
欧州2戦は相手強すぎの距離短すぎ。
秋には強いメンバー相手に0.2秒差で好走。
カナロア産駒は京都外回り得意。
内枠で先行できればチャンスある。

シュネルマイスター
中山記念0.2秒差は〇
まだ力は落ちていない、京都だからどーだと言うレベルの馬でもない。

ジャスティンスカイ
キタサンブラックxニューメラス
3連勝中で負かした相手も強い。
サーマルウインドはその後連勝、レッドモンレーヴは次のレース勝ってダービー卿で上がり最速で次に期待。
直線に入っての走りがイイ感じのマイラーになってきた。
上半身がしっかり立っていて前足の回転が速い。
去年の鷹巣山での走りは今後を期待させるものだった。
大きな体を持てあますことなくしっかりと使えているのは3歳春からの成長。
いまならGⅠ級の馬達を相手にも好勝負できる。

ビーアストニッシド
米愛国者xネオユニ
距離は古馬になったら1400~1800mがベストじゃないか?
皐月賞も0.8秒差でジャスティンパレス、マテンロウレオ、キラーアビリティのその後を考えればGⅡで巻き返しがあってもおかしくないレベル。
その後は距離が長いレースで参考外。
ようやく今回、マイルでこの馬のポテンシャルを測ることができる。
共同通信杯も含めて適距離ならGⅡで上位を争う力はある馬。

ソウルラッシュ
去年は1着だが今年は58キロ。
斤量が増えると加速に時間がかかり、追い込みにはさらに不利。
ゴール前に坂がないので前が止まらないだろう。
追い込みよりも前の馬を優先したい。

マテンロウオリオン君
いやー前走はもったいなかった。
力はあるんだよ。
京都マイルだとダイワメジャー産駒は少し評価を下げざるを得ない。
3着あるかどうか。
そう言っていると勝たれてしまう私><

エアロロノア
この馬も侮れない。
東京新聞杯の上位は間違いなく強い。
安定した成績も好印象なのだが、キンカメ産駒に時々いる『善戦マン』なのも確か。
崩れはしないのだが勝ちもしない。

ガイアフォース
母父クロフネでどちらかと言えば阪神マイルの方が向く血統だがキタサン産駒の京都も楽しみ。
国東特別で1600mを1分33秒0で通過しているので速い時計の決着が苦手でもない。
前走の中山よりも京都外回りの方が絶対に向いている。



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