秋華賞 気になる馬達

血統から

馬場状態も似ている去年の秋華賞

アカイトリノムスメ
ディープインパクト
キンカメ
ソルトレイク(ボールドルーラー系)

ファインルージュ
キズナ(ディープインパクトxストームキャット)
ボストンハーバー(ボールドルーラー系xヴァイスリージェント)
ダンスインザダーク(サンデーxニジンスキー)
ブラッシングブルーム系

アンドヴァラナウト
キンカメ
ディープインパクト
トニービン
ノーザンテースト


阪神競馬場2000mと2200mのレコードホルダー

ストロングタイタン
2018年 2000m 1分57秒2
ディストーティドヒューマー系(ミスプロ系xダンチヒ)
ロベルト系レッドランサム
デピュティミニスター
インリアリティ系ティズナウ
シーキングザゴールド(ミスプロxバックパサー)
ダンチヒ

タイトルホルダー
2022年 2200m 2分9秒7
ドゥラメンテ(キンカメxサンデー)
モチベーター(モンジュxゴーンウエスト(ミスプロxボールドルーラー))
シャーリーハイツ

今年の大阪杯の血統

平均気温が10月中旬と4月上旬は似ているので芝の状態も似ている。

ポタジェ
ディープインパクト
オウサムアゲイン(デピュティミニスターxブラッシングブルーム)
ボールドレヴェニュー(ボールドルーラー系xネイティヴダンサー系)

レイパパレ
ディープインパクト
クロフネ(デピュティミニスター系)
ウイニングチケット(トニービンxマルゼンスキー)
トウショウボーイ

アリーヴォ
ドゥラメンテ
ハラーランズホリデー(ストームキャット系xヘイロー)
(アファームド(ネイティヴダンサー系xボールドルーラー系))
スパニッシュステップス(アンブライドルド)
インリアリティ系

以上の血統から今年のメンバーで好走しそうなのはエグランタインが筆頭でサウンドビバーチェ、スターズオンアース、スタニングローズ。

エグランタイン
父キズナ(ディープインパクトxストームキャット)
母父ディストーティドヒューマー
母母父ボールドルーラー系xミスプロ
母母母父ネイティヴダンサー系

サウンドビバーチェ
父ドゥラメンテ
母父ヨハンクライフ(デインヒルxダマスカス系)
母母父ミルリーフ系
母母母父グレイソヴリン系

スターズオンアース
父ドゥラメンテ
母父ミスプロ系
母母父モンスン
母母母父ミルリーフ系

スタニングローズ
父キンカメ
母父クロフネ
母母父サンデー
母母母父ミルリーフ系

去年の秋華賞

今週日曜の天気しだいだが、馬場状態は去年と似ているので参考になる。

逃げたエイシンヒテンが4着に粘った。
エイシンヒテンは忘れなく草賞で0.2秒差の2着もあるしローズSでも2着。
力のある馬が逃げれば粘れる。

1,2着は4、5番手で競馬していた2頭で外を走ったアカイトリノムスメが1着で内のアンドヴァラナウトが2着。
3着は外枠の外差しの競馬をしたファインルージュ。

イン差しを狙ったスライリーは届かず、内枠から外差しでファインルージュの後を抜ける形になったステラリアもワンテンポ遅れて届かず。

力のある逃げ馬、前で競馬できる実績馬、外枠の外差し馬が有利。

まだ抽選もあるし枠も大きく関係するがライラックにはぜひ外枠を引いてほしい。

枠に関係なく前で競馬できるアートハウス、スタニングローズ、サウンドビバーチェの3頭は有力。
エグランタインスターズオンアースは直線でやや外に出しやすい枠の並びが欲しい。

評価

勝ち負け
スタニングローズ
エグランタイン

2着候補
アートハウス
スターズオンアース

3着候補
ナミュール
ウォーターナビレラ

掲示板候補
サウンドビバーチェ
プレサージュリフト

馬達

エグランタイン
ローズSは〇で3着。
去年の600m勝負で勝ちタイムも2分0秒0(クッション値9.8だが含水率高め)だったローズS組が秋華賞で3,4,7着。
今年のローズSは800m勝負で勝ちタイムも1分58秒5(クッション値9.6だが含水率低め)
含水率を考えると今年の馬場の方が軽かったかもしれない。
それでも1.5秒も速いのだから今年のローズSは少なくとも去年並みかややレベルが上と評価する。
なのでローズS組から3着以内に2頭入るかもしれない。
血統的にキズナ、ディストーティドヒューマー、ボールドルーラーのクロス、ミスプロのクロスと阪神2000mにピッタリ。
馬群の中でもレースができるのは多頭数でプラス。
まだ追い出してからの姿勢に弱さがみられるので勝ち切れないかもしれないが期待。
サリエラの分も頑張ってほしいと勝手に期待。

スタニングローズ
フラワーカップの2着ニシノラブウインクはオークスで逃げて2200mではアートハウスと並んでいた。
ニシノは先行しての粘りが身上なのに紫苑Sでは抑えてしまい力を出し切れずに敗退。
フラワーカップは微妙なレベルが多いが今年はみどころがあると思う。
3歳牝馬3月の中山1800mはスピードだけでは勝てないレースで折り合いとスタミナも必要。
そしてスタニングローズは直線に入って手前変えてからの脚の回転の速さが小回りコースでの適性の高さを見せた。
オークス2着は非常に驚いたしそれがフロックではないと証明した紫苑S。
秋華賞でロングスパート戦になっても前で粘れるし、脚の使い方からも機動力はアートハウスよりも上。
馬体も阪神内回り向きだし、ここは大きなチャンス。

アートハウス
大きなストライドで跳ねるように走る。
無理せずに先行できるスピードがあり、長くいい脚も使える。
ベストは広い競馬場でのびのび走れる展開。
忘れな草賞では内で溜めて直線も上手い具合に前が開いて強い勝ち方ができたが、秋華賞ではあんなにアッサリと前が開くのは考えづらい。
ローズSも先行勢の後ろで溜めれて直線であっさりと前に出せた。
オークスも早め先頭で2200mまでは粘っていた。
阪神内回り多頭数では忘れな草賞よりも4コーナーで混雑するだろうし、ゴール前のスピードで少し劣るかもしれない。
5着以内は堅い。

スターズオンアース
いまだに2冠馬という実感がわかない馬。
堅実に走ると言う事がどれほどスゴイ事かを教えてくれる馬。
モタれる癖があったとも言うが、それも馬具の工夫で解消したらしい。
オークス後に両前肢第1指骨剥離骨折が判明
第1指骨骨折は競走復帰率59%、平均休養期間265日。復帰できると獲得賞金や複勝率は罹患前から低下傾向なし。
レシステンシアが骨折したのもこの第1指骨。
問題なし。
桜花賞は馬群の中から前壁か?という所から上手い事抜け出してきた。
オークスは外枠が有利に働いた。
どんな競馬もできる。
外せない。

ライラック
オルフェーヴルxキンカメxフジキセキ
オルフェーヴル産駒で阪神2000mといえば、大阪杯のラッキーライラック、チャレンジカップのソーヴァリアント。
ラーゴムもオープンを勝っているか。
3頭とも500キロを超える大型馬でライラックとはタイプが違うんですよね。
ラッキーライラックとラーゴムには母方にディストーティドヒューマーがいて血統的にも〇。
そして2度の関西遠征も良くない。
桜花賞は出遅れが致命的で時計勝負も向かないが。
オークスもレース前のゴタゴタで終了。
やや時計がかかる馬場で内側の馬達が伸び悩むところを外をマクって走るのがベスト。
紫苑Sみたいにラスト1ハロンで11.4-12.3と大きく失速する流れでないと難しい。
3着候補には入れるけどおそらく届かない。

ナミュール
チューリップ賞を勝ちに行って状態面で少し落ちたのと大外枠で0.3秒差負けの桜花賞。
長い直線で最後に失速していたのでオークスはどうかと思ったら馬場の良くない内を走って3着。
なんか、思っていたのと違うタイプなんじゃないか。
2歳の赤松賞の印象が強すぎるんじゃないか。
小回りでもやれるかもしれない。
阪神JFで出遅れたレースも直線に入って内回りとの合流地点で素早く内に切れ込んでいるんですよね。
けっこう操縦性もある。
そして阪神JFでも傷んだ内を走りつつ差のない4着。
馬場の悪い所を走っても大きな影響を受けない。
オークスでは真ん中の枠から道中も中団の内で流れに乗っていた。
決して極端な競馬だけが得意な馬ではない。
小型で道中のストライドも大きくないので小回りの馬群の中でもレースできそう。
器用なレースもできそう。
あとは、騎手がどう判断して乗るか。
騎手が直線勝負!と信じたらそういう競馬になってしまうし。
騎手の選択肢をなくすためにも内枠を引いたら面白そうだ。

プレサージュリフト
クイーンカップは強い勝ち方をしたが桜花賞は致命的な出遅れが響いて0.5秒差。
オークスもスタート良くなかったが好位で流れに乗って0.5秒差
能力は間違いなく上位
こちらがまさしく小回りコースなら『外を勢いよく加速しながら追い込みたい』タイプ。
馬体を見る限りいい感じで成長している。
この馬も良くなっているんだけどライバルたちも良くなっている。


ウォーターナビレラ
オークスはレース前のゴタゴタで終了。
クイーンSは追切本数が多くなく、札幌の芝の2本だけで体ができていなかった。
先週のディアスティマやアリストテレスらと同じく距離よりも身体ができていなかった。

伏木田牧場の伏木田修代表のコメント
『オークスは熱中症。クイーンSも当週に気温が上がり、レース後に皮膚病の症状が出た。暑さに弱く、ここ2戦は力は出せていません。阪神の坂が得意ですし、一発あるぞ!!とひそかに期待してます』

暑さに弱かったという意見もある。

シルバーステート産駒
2000m【16-16-10-56】勝率16.3%
1600m【3-6-10-76】勝率3.2%
シルバーステート産駒が距離として一番得意なのは2000m

直線に入って手前を替えてからのピッチ走法の回転が速いので直線は短い方がいいと思っていた馬。
かかる馬でもないので普通に前で流れに乗れれば阪神内回り2000mはピッタリではないかと思う。

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