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【2002鳥栖×大分】あの日、サッカーに魅せられたって話【あなたの思い出の試合は】

こーちゃんと申します。初投稿です。根っからの大分サポです。

2022年のJリーグが始まろうとしていますね。今年はワールドカップイヤーという事でサッカー界もより一層盛り上がりそうです。

各サポーターの皆さん、開幕前でソワソワしちゃってるんじゃないですか?

例に漏れず僕もソワソワしてます。何回も何回も経験しているこの開幕前という時期ですが、毎回毎回ソワソワしちゃうんですよねぇ。バレンタインみたいなもんです。

戦術の浸透具合はどうかな?とか開幕のスタメンどうなるかなぁ?とか「今年は何個チョコもらえるかなぁ」と想像を膨らます中学生並みに考えながら悶々としています。

そんでもって来週からは、推しチームが勝ったら1週間最高な気分で仕事をし、負けたらどん底の気分で仕事を頑張る。次こそは勝ってくれると信じて。そんな日々が始まるわけです。最高ですね。

同僚にはちゃんと

「週明け機嫌悪かったら、そういうことなんで。よろしく。」

と伝えておきましょう。今後の人間関係に影響します。


と、まぁ余談はここまで。ここからが本題です。突然ですが、1つ、皆さんに質問したいことがあります。

「あなたの1番思い出に残っているサッカーの試合はどれですか?」

急に何なんだって感じですよね。まぁわかります。急に質問してくんなよ気持ち悪いって感じですよね。それはちょっと言い過ぎですよ。

でもちょっとだけ目を閉じて、その試合で観た景色、感じた空気、熱気、そして昂ぶる感情——。是非、思い出してみてください。

思い出しましたか?たまらんですよね。多分この後YouTubeでその試合のハイライトとか見ることでしょう。是非見てきてください。


僕もですね、あります。大分サポであれば、2008ナビスコ決勝とか、2013プレーオフとか記憶に新しい天皇杯決勝とか…そういうのになるのかなぁと。ただ、今回取り上げたいのは2002年アウェイ鳥栖戦。「あぁ、あの伝説の試合ね」となる人も多いのかな。いたら一緒に良い酒が飲めるかも。

この試合、実家に帰れば当時のDVDはあるんだけど、なかなか見る機会がないんですよね。なので、是非ともここで皆さんに共有したいなって思いましてnoteを書いたわけです。おぼろげな記憶だし、文章力もアレなので時間があって寛容な方は読んでくれると嬉しいな。



てなわけで、時は2002年。今から約20年前。当時まだ5歳のクソガキでございました。

当時の記憶もぼんやりとしかないわけだけど、両親に連れられて一緒に「見させられてる」というのが当時のサッカーに対する感情。別に嫌いじゃないし、なんかわかんねーけどサッカー選手ってカッコいいな~くらいの感覚だったなってのは覚えてます。

そんな中で行ったのがあの鳥栖戦。初めてのアウェイ、そして鳥栖スタジアムのピッチの近さとコンパクトさに幼いながらにもテンションは上がってました。小さいけど迫力凄いなってな具合に。

そしてトリニータにとっては初めてのJ1昇格を成し遂げるためにも絶対に負けられない試合。両親も相当気合が入っていたのか、人生で初めて「ゴール裏」に家族で参戦したわけです。

まぁ、当時はゴール裏に特別な感情もなく、「あー反対側とか見えにくいなぁ」とか思ってたんですけどね。ただ、前の座席のおばちゃんが言ってた「ここはね、ゴールが決まったら1番の特等席になるから」って言葉が凄く印象に残っていて…。



そうこうしてるうちにキックオフ。ここからはもっと断片的な記憶。

前半先制し、いい感じにゲームを折り返すトリニータ。このまま勝つんだろうなと思っていた矢先、失点。そしてロスタイム間際に逆転。

あとから連続で昇格を逃していた歴史的な部分は知りましたが、周囲の大人たちから感じる「やばいかも」という雰囲気。

そんな中で、目の前でのコーナーキック。合わせたのはサンドロ。愛してるサンドロ。2-2。さっきとは一転、押せ押せムードのゴール裏。

まだまだ攻めるトリニータ。勝点3しか意味がないというぐらいに攻める。ラストチャンス。ロングボールのこぼれ球、大分の選手が拾う。急に世界がスローモーションに見える。



振りぬく右足。アウトサイドにかかった美しいボールの軌道。クロスバーの下を叩く乾いた音。ゴール内に叩きつけられるボール。ベンチから飛び出す選手。その中に飛び込む背番号7――。



20年経った今でもこの一瞬は鮮明にはっきりと覚えている。おばちゃんの言った通り、この席は特等席。あの瞬間、僕は間違いなくサッカーに魅せられた。サッカー馬鹿誕生の瞬間である。

これがきっかけで、どっぷりとサッカーにハマり、大学までずっとサッカーを続け全国大会も経験することになるんだけど、それはまた別のお話で。



ちなみにこのミドルを決めた選手が「西山哲平

今のトリニータのGMです。

今も昔も僕のヒーローは西山哲平。そんなヒーローが推しチームを作ってくれる。そしてそれを今日も応援が出来る。こんなに嬉しいことはないと思います。幸せ者です。ありがとうございます。


今年もシーズンが始まりますね。ほんっとうに楽しみです。是非、「サッカー観たことないんだよね」って人もスタジアムに足を運んでほしいなと思います。

今後は、サポ的な観点と戦術的な観点を組み合わせてよりもっとサッカーが面白くなるようなコンテンツも作っていきます。Twitterもやってますのでフォローしてくれると嬉しいです…!泣いて喜びます!

読んでくれてありがとうございました!


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