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【振り返り】noteを1ヶ月、ぼちぼち投稿してみて

2024年3月4日からnoteの投稿を始め、先日で1ヶ月が過ぎました。
素人が書いた文章にもかかわらず、お読みくださった方々には感謝の念でいっぱいです。

これまで私は、誰か1人は必ず読んでくれる人がいる文章しか書いてきませんでした。国語の作文しかり、卒論しかり、社内文書しかり…

そのため、誰にも読まれないことが十分あり得る状況で文章を投稿することは、ドキドキでしかなく。でも毎回、読んでくださる方がいらっしゃったので、非常にありがたかったです。心より感謝申し上げますm(_ _)m


1ヶ月継続記念として、私のnoteの振り返りを記録に残しておこうと思います。


この1ヶ月で見えてきたこと


noteを1ヶ月書いてみての感想は、もともと自覚はあったけれど、自分の文章のクセが改めてよく分かった、ということ。

そのクセとは、私は基本的に論文調の文章になってしまうということです。

ただし、noteで私が書きたかったことは日常の話がメインなので、堅苦しくならないように‘ですます調’で書いてきました。そこに自分の話しことばも入れ込んで、くだけた感じを演出してみたつもりだったんです。

ところが。家族に意見を求めたところ、私の文章はそれでもどうも堅苦しいらしく……

そもそも文章構成が論文ベースになっているし、論文みたいな文章に、私の話しことばや随筆がくっつけられていて、どっちつかずになっていると言われました。(たしかに、概要→先行研究検討→仮説→検証→結論みたいな構成とりがち。そのくせ随筆っぽくタラタラ書いてる。)

随筆なら随筆で、論文なら論文で書いた方が、それぞれ好きな人が読んでくれるのではないかとのこと。

全くその通り過ぎて、ぐうの音も出ませんでした!

とどのつまり、私の文章は「でもあなたらしいよ」という家族からのお墨付きの、論文化合随筆だということが改めてよく分かりました。なんやそれ。

正直言うと、これまで書いてきた‘ですます調’の自分の文章は、なんだかアホの子が書いたふうに見えることが多いのです。かといって論文調だと今度はイタい人みたいに見えてくるのが結構悩み……。

といいつつ、当初書きたいと思っていたものも、大方書き切ったところでして。今後どうなっていくかは不明ですが、文章をブラッシュアップさせていきたい気持ちはあるので、また思いついたら少しずつ書いていきたいなと思っている所存です。


迷走の状況がお分かりいただけたでしょうか。つい最近のシリーズ投稿である、「一生モノのお財布が欲しい①〜⑤」も、当初はいまの2倍くらいの文章量がある、論文みたいな構成をしたやばい代物ブツでした。

好きなことを好きなように書く。それはそれとして、書いたものを「公開する」=「誰かに読んでもらう」と考えたとき、やはり読み手を意識した文章にしたくなって修正します。ウケ狙いに近いかもしれません。でもそうすると、「狙ってんなぁ自分」と思ったり。
最近はもっぱらこのことに悩みながら書いています。模索はしばらく続きそうです……


noteの方針

さて、ここからはもう一つ書きたかったことである、このnoteの方針を種明かし的に書きます。

私が書きたいものは、主に2種類ありました。

 1.心から良かったと思えたこと・もの
 2.日常でふふっと笑えた出来事


▷1.について
noteを始めたきっかけとなったのは、直近投稿のお財布シリーズに書いたとおりです。

実は……この感動をほかの人にも広めたい!こんなステキなブランドあるんですよ!と宣伝したくて、インスタの公開設定アカウントをつくり、お財布の投稿をしたものの……1番最初にご本家様に「いいね!」をいただいたほかは、ほとんど反応がないという事態に。(中略)自分は長文になりがち人間であることもあり、ブログ形式の方が向いている気がして、noteを始める踏ん切りがついたのでした。

東風(こち)『一生モノのお財布が欲しい③ 職人さんの手ずからモノを買うという選択』


このインスタの失敗に心が折れた私の背中を押した出来事がありました。
投稿日が前後しますが、実は2回目の投稿で書いていた以下のエピソード。人通り0の路上で売られていた、おじさんの創作絵本を買ったときの話です。

なかなか人目につかないところであっても、創作を止めさえしなければ、いつか今回の私たちのように思いがけず読者が現れるかもしれないんだな…とも思いました。そう思えたからこそ、私も重い腰を上げて、今まで勇気が出なかったnoteを始めてみようと思い、この記事を書いています。

東風(こち)『過疎りゆく町で② 遠い未来では風土記かもしれない絵本』


自分が実際にお金と時間をかけて経験したからこそ太鼓判を押せる「いいもの」を、ほかの方にも知ってほしい。それが原点でした。

以下の2つのマガジンが該当します。


▷2.について

関西人の血なのでしょうか?「笑いをとりたい」欲。それがマガジン「小ネタ記事まとめ」に入れた文章の誕生につながっています。

最近なんだか世相が暗い気がしていて。SNSなどでもイライラしている人が増えた印象です。

私にできることといえば、読んでくださった方にほんの少しでも笑ってもらえるような、明るい話題をネットに放つことかな、と。
そんな真面目な思いも相俟あいまって、いくらか文章を書きました。


とはいえ今後は日記や読書感想文なども書いていくかもしれません。更新頻度も落ちるかな。


お気に入り記事ピックアップ

最後に、いくつかお気に入り記事を振り返りがてら紹介して終わりたいと思います。

マイ・ベスト 記事article

「文章は書いていくうちに上手くなるだろう」そう思っていたのに、初投稿のこの記事を超えられそうにないんだぜ…
「たとえ荒削りでも処女作が、1番その人らしさが出ていて良いものだ」という大学の先生の言葉が思い出されます。

内容はタイトル通り、くたびれ社会人が田舎町のカフェにほっと包まれ癒されたお話。


お気に入りタイトル

私の記事のビュー数ではダントツの最下位。ゆえにタイトルセンスのなさを私に突きつけてくる問題児。でも響きが好きなんだもん!

「サイクロンおじさん」で検索すると、この記事がヒットするんですけども、

ホワイトデーに何を投稿してるんや、私は。

Googleさんの絶妙な文章抽出に、ちょっと笑ってしまいました。

内容は、「サイおじ」ことサイクロンおじさん(勝手に命名)による、都会の満員電車に翻弄される地方出身の女子大生(かつての私)救出劇です。

ちなみに「幻のラッキーセブンにありがとうを言いたい」という、サイおじの双子がいます。こちらは真面目なハートウォーミングストーリー。


誰かに話したくなる雑学ネタ

披露の場所を選びますが、雑学ネタとしてはとても優秀だと思ってます。
車のナンバープレートのひらがなと、江戸の町火消・いろは48組のいろは名から共通点を見出しちゃった自分を褒めたい!な一作


おわりに

以上から、東風(こち)という人間は、

  • 良いなと思ったものは共有したいタイプ

  • お堅い文章病に罹患中

  • 根は真面目だが笑いもとりたくなっちゃう人

  • もしかしたら言語センスが世間とズレてる

といえそうですね。こんな人もいるんだなぁと思いながら、今後も覗いてくださると嬉しいです。

最後の最後までお読みいただきありがとうございました!








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