画像1

組曲 『くるみ割り人形』より第6楽章 / チャイコフスキー

のまにまに DTM Orchestra
00:00 | 00:00
演奏会用組曲

バレエ組曲『くるみ割り人形』(作品71a)は、
チャイコフスキーがバレエ音楽から編んだ組曲である。
1892年3月、『くるみ割り人形』の作曲中であった
チャイコフスキーの元に演奏会の依頼が来た。
あいにく手元に新作がなく、
また作曲する暇もなかったため、
急遽作曲中の『くるみ割り人形』から
8曲を抜き出して演奏会用組曲とした。
この組曲は、バレエの初演に先立ち、
1892年3月19日(ロシア旧暦3月31日)に
初演されて好評を得た。以下は慣例名による。

第6曲 中国の踊り (Danse chinoise)
Allegro Moderato、変ロ長調、
 4分の4拍子(小三部形式)。

本作は、バレエ以外のダンスとしても
上演されることがある。2016年12月、
雑誌『ニューズウィーク』では、
2つのバレエの他にヒップホップと
ブレイクダンスを合わせたもの、
そして3つのバーレスクを紹介している。

人種差別的な演出への対応
第2幕第6曲の「中国の踊り」では、
ステレオタイプの中国人像が
演じられることがある。
2021年、ベルリン国立バレエ団は、
滑稽な扮装と誇張された舞踊、
肌の色を黄色で扮装することなどが
人種差別的要素であるとして、
当年のクリスマス公演の演目から排除。
スコティッシュ・バレエ団は「中国の踊り」に加え
「アラビアの踊り」についても劇中の舞踊と
扮装を修正することを表明した。
Wikipediaより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?