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あえて遅くしてみると豊かさに気づくお話

どーも、ここ最近自転車にハマっているライフコーチ/グラフィックアーティスの丘広大です。

今日はタイトルの通り「あえて遅くしてみると豊かさに気づく」というお話です。

わたくし、過去の会社員時代で、物事を効率的に遂行しようとする癖を培ってきてしまってました。効率的にすれば多くの成果や結果をもたらせるし得られることに楽しみを憶えていたんです。一つの側面から見ればポジティブなことではありましたが、いつしか効率的にすればするほど、行動や選択が機械的になり日々の面白みが失われていってるように感じてならない時がありました。

その折から、密かに効率人間からの脱却を図っていたんです。

とはいえ、染み付いた思考の癖はなかなか抜けないもので、気を抜くと自然と効率的に動こうとする、速さを求めてしまう、そんな日々が続いておりました。

先日、ふと改めて効率人間からの脱却を今一度図ろうと思い立ち、いつもは車で行っている友人のカフェに自転車で行こうと思ったんです。

車で行けば大体15分。
自転車だと、google先生によると大体25分。

この時点で一瞬、心が揺らぎましたね、はい。10分違うんだと。
揺らぐ心を、「春にもなったし、天気もいいし、何より効率人間からの脱却と運動も兼ねてだ」と改めて自転車で行くことをを選択しました。まあここでも”運動も兼ねて”とか何かと効率的に得るもの得ようとする心意気が現れます。

カフェ行くのに、一苦労する思考をなんとか操り自転車を漕ぎ出すわたくし。

結果的に片道20分で行き帰りできました。
google先生の予測より5分早い。車で行くのと5分しか変わらない。

そして、とっても気持ちがよかったです。

ゆるーい坂を下るときに受ける風
日差しの暖かさ
野鳥の鳴き声
街の生活の音色
弾む鼓動
普段は通らない道の新しい景色

これまでたかだか5分のために、感性を刺激してくれる様々な事柄を失っていたのか〜。という感想のような気づきのような体感が残りました。

それから、”あえて遅く”にハマって普段車で行っているようなところに自転車で行って、寄り道したり、あえてゆっくり漕いだりして楽しんでいます。

しばらく実験してみて体感的に今思うことは

速さは頭が喜ぶこと。損得や何か時間的制約が背景にある喜び。快感に近い感じで喜びは一時的。

"速度も速くなるにしてがって視界が狭くなる、速さを求めれば盲目的になる"、なんてことは頭では理解していたつもりでしたが、全然体感での理解が足りなかったですね。

一方で、“あえて遅く"するは感性が喜ぶこと。
”あえて”遅くしてみることで、感性のアンテナが広がり多くの事象をキャッチできる。そして感性に触れるから、体感的な喜びが多く、そしてじんわり長く残るような体感がありました。起こる感情が豊かな感じ。幸福感や充実感がちゃんと1日の終わりまで残っている感覚があります。

そして時間の捉え方も変化してきたのが嬉しいですね。

5分、10分の遅さの中に多くの喜びや刺激がある。5分、10分の豊かさに気づく。そんな5分、10分の豊かさに期待するようになりました。

まあこれは私個人の体感ですが、もし日常がセカセカして困っていたり、時間からの開放を願っている人がいたら、”あえて遅く”を楽しんでみてくださいね。

ではでは、今日はこの辺で。


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まだ気づかないでいるあなたの才能・能力・価値・愛に気づき
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そして、活き活きと人生を

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